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鹿と共生するために

2015.09.26 | 授業 | by Staff

どうも。どすこいです。

奈良と言えば・・・・・・大仏と鹿。

鹿と共生するために_1

そう!今回は、そんな奈良の鹿について教えていただきます。
ぼくらのともだち、奈良の鹿 ~奈良の鹿愛護会の仕事あれこれ~」!
タイトルのとおり、奈良の鹿について学んじゃいます。
一般財団法人奈良の鹿愛護会の鈴木千春先生に、奈良の鹿のあれこれや、愛護会の職員の方々がどんな仕事をしているのかを教えていただきます。

鹿と共生するために_2

授業の内容は、ひとまちレポートも併せてご覧ください♪
「奈良の鹿」
http://nhmu.jp/report/24276

ところでみなさん、奈良公園の鹿って、飼ってると思います?それとも野生だと思います?
実は、野生なんです!
そんなの知ってますよね~!
じゃぁ、何頭いるか知ってますかぁ?これは知らないでしょ~(^_-)
じつは、約1,200頭なんですよ。
そしてここからがポイント!その頭数調査の仕方って知ってますか!?
その数え方とは!
毎年1回、朝早くから職員さんとボランティアさんで、高畑町付近から横1列で、1頭1一頭、目で数えているんですって。
そんな頭数調査について鈴木先生から一言!
「鹿の頭数調査!参加したい人はぜひ奈良の鹿愛護会まで連絡ください」とのことです。

鹿と共生するために_3

そんな奈良の鹿愛護会の職員さん。
実は奈良の鹿を24時間体制で見守っているんです。
そう、奈良の鹿は野生の鹿。奈良公園には柵もありません。
怪我や交通事故などにいつでも対応できるようになってるんですって。
と言っても泊まり込みではなく、何かあった場合は専用の携帯電話に繋がり、また、夜間の交通事故については奈良警察署と連携して鹿を救護しているらしいです。
そして怪我した鹿や病気の鹿は、ここ鹿苑(ろくえん)にて、保護されます。
授業当日も鹿苑にはたくさんの鹿が保護されていました。
そう、ここに保護さた鹿、と言うか、奈良公園の鹿は、「いたずら」「交通事故」「食べ物」など多くの問題を抱えているらしいです。

鹿と共生するために_4

交通事故は年間約150件以上発生していて、奈良公園の周辺道路には道路に「鹿ゾーン」(※鹿の飛出し多発地帯)が設けられるなど、少しでも事故を避けようといろいろな対策を練っているらしいです。
っと、ここでまたまた鈴木先生からの重要ポイントです。
「奈良の鹿を交通事故にあわせてしまった時、多額の罰金を払わないといけないから、そのままひき逃げをしてしまっている。
これ、みなさん勘違いされてますよ!
故意じゃない場合は罰金を払う必要はありません。
ですので、事故にあった場合、きちんと連絡をしてください。
連絡があれば助かる鹿もいるんです!!」
とのことです。
みなさん、よく覚えておいてくださいね!拡散お願いしますね。

鹿と共生するために_5

あと、食べ物にも注意!!
な~んでも食べてしまう鹿。
なんとビニール袋まで食べてしまうんです。
で食べたビニールは分解されずにそのままお腹に残ってしまい、病気になって死んでしまうらしいです。
そういえば、よく見かける光景があります。
初めはよかれと思って鹿に食べ物をあげていますが、たくさんの鹿が集まって来たら怖くなって、そのままポイッて袋ごと投げているシーンを・・・
う~ん、みなさん注意してくださいネ。
鹿の大好物は「鹿せんべい」!鹿せんべいをあげましょうね。

鹿と共生するために_6

そのあたりの詳しい内容は、奈良の鹿愛護会のホームページを見てね。http://naradeer.com/aboutus/index.html

そうなんです!奈良の鹿愛護会の職員さんは、奈良の鹿が抱える大きな問題を少しでも解決できるように、少しでも改善していけるように、日々、頑張っておられるんです。
鹿と共生していくために必要なことや、少しでも多くの方たちに鹿について学び知っていただくために、啓発活動など様々な活動をされてます。

鹿と共生するために_8

今回の授業もそのひとつだと思います。
残念ながらこの授業に参加できなかったみなさん、鹿に興味をお持ちのみなさんは、ぜひ、奈良の鹿愛護会まで足を運んでくださいね。
鈴木先生はじめ愛護会のスタッフの方々が、鹿について&共生について教えてくださるので。
シカのことをシッカり学んでね。
ちなみに、ゴシゴシ鹿の角ストラップ作りもできちゃいます!

鹿と共生するために_7

鹿ながりでひとつ。
「へぇ~へぇ~へぇ~」で有名な某番組「ト○ビアの泉」で61/100へぇ~を稼いだ、「確かに!奈良公園の鹿はホルンを吹くと集まってくるんです!」って言ったのは、そう、僕こと、“どすこい”なんです(笑)。

では、また。

(どすこい)

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