早起きして歩いてみた朝の奈良。
2016.07.05 | 授業info | by Staff
6月のある晴れた朝、JR奈良駅にて。
ただいま、6時前。
始発の「青山住宅」行のバスに乗り込み、「今在家」バス停で降りる。
「小さなホテル 奈良倶楽部」を通り越して・・・。
・・・とその前に、ブログで授業の紹介をしてるから見てね。
↓↓
ひとまちブログ
「なぜ、『小さなホテル奈良倶楽部』には奈良好きのリピーターが多数訪れるのか?」
https://nhmu.jp/blog/info/10591
ここから本題。
これは、7月30日(土)の授業「愛する奈良で、おもてなし ~ようこそ、小さなホテルへ~」の周辺、東大寺境内を中心とした、見どころ散策MAPです。
「旅先で迎える朝。少し早起きした時間は、いつもと違う特別な朝のひととき。」って書いてあるのを見て、心惹かれるものを感じていた私。
担当者たるもの、やっぱ、行ってみないとねっ!ってことで、いつもより2時間早起きした次第。
このMAPを片手に、ひたすら歩きます。
日差し眩しい青空の下、額に汗をにじませながら、まずは講堂跡をめざします。
青々とした緑のトンネルを抜けると・・・
なんてキレイなの。
・・・芝生の緑が輝く柔らかな光の中で、草を食む鹿さんたち。
絵になるわぁ~。
暑いんだけど、涼やかな風が吹き抜けて、爽やかな陽気とでも言うのでしょうか、とにかく清々しい朝なのです。
全く誰も居ないわけではないのだけれど、人に会うこともほとんどなくて。
どういうわけか、「六甲おろし」を高らかに歌う、ソプラノの声が響き渡っていました。
気持ちいい広々とした場所にいたら歌わずにはいられない、歌の上手い人の性なのかも。
これがジャイアンだったら、目も当てられないケドね。。。
一路、二月堂へ。
個人的には辿り着く手前のこの道が好きだな。
二月堂へ上がり、奈良市内を一望し、東大寺大仏殿へ向かう途中で見つけたバンビちゃん。
東大寺大仏殿前。
日中だったら、観光客で溢れかえっているのに、ほぼ誰も居ない。
私だけの東大寺気分に浸りたい方は絶対朝早く行くべきだね。
ふと横を見ると、立派な角を持つ鹿たちが待機している。
もうすぐ繰り広げられるであろう、鹿せんべい争奪戦に備えるかのごとく。
早朝に出会った鹿の群れには角が生えてなかったことに気づき、鹿社会を感じた1コマでした。
行ってみて思ったこと。
ブログで伝えるべく、100枚以上写真を撮ってみたけれど、視覚だけでは伝えきれないことだらけだなっ、と。
青々した緑の匂い、吹き渡る風が頬をなでる感触の心地よさ、今年初めて聴いた蝉の声。
そして、二月堂で一心に祈りを捧げる方を目にして感じた、背筋が伸びる思い。
この感覚を共有していただくには、やっぱり実際に行ってみてもらうのが一番。
「早起きは三文の得」と言うとおり、絶対損はさせない自信あり!
東大寺周辺の朝の情景を知り尽くしている今回の授業の先生、小さなホテル奈良倶楽部オーナーの谷規佐子さんからお話を聞いてからなら、なお間違いない!!
授業では、「奈良の朝の愉しみ方」を写真を交えて紹介していただきます。
ということで、授業へのお申込み、お待ちしています!!!
授業の申し込みはこちら
→ http://nhmu.jp/class/25907
(なさ)