奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

作り手の思いを使い手へ

2018.03.03 | 授業 | by Staff

3月3日、ひな祭り!
久しぶりに、授業「手紡ぎ手織りの麻織物、奈良晒 ~古き良き手仕事の魅力を発信~」にスタッフとして参加しました。

本日の教室は、三条通にある麻布おかい 奈良店。
教室に到着すると、入口には薄紫色のとっても素敵な暖簾がかけられていて、さすが麻布屋さんの入口って感じ!

作り手の思いを使い手へ_1

お店の中に荷物を搬入させていただくと、なんとも言えない素敵な色&風合いの麻製品の数々!
天井が吹き抜けになっているせいか、店内が広く感じ、そのなで麻製品ひとつひとつに目に留まるように陳列されていて、とってもオシャレ!
準備を忘れ、思わず見とれてしまいました。

作り手の思いを使い手へ_2

のぼり旗とプロジェクターをセッティング。
椅子を並べ、その上に資料もセットし、準備万端!
と思っていると、ここで忘れ物、発覚!
先生にお出しする大和茶「と、わ」の蓋を開けるために入れたはずの栓抜きが、荷物ケースに入っていないのです。
そう、大和茶「と、わ」はペットボトルでなく、リユースの瓶入りなのです。
何度もケースの中を捜しましたが、見当たらず・・・。
麻布店にまさか栓抜きなんて置いておられないとは思いつつ、岡井先生に尋ねてみると・・・岡井先生は、なんと、ペンを使って、一瞬にして瓶の蓋を開けてくださったのです。
すばらしいテクニック!(拍手)
岡井先生、ありがとうございました。

作り手の思いを使い手へ_3

学生のみなさんが全員お揃いになったところで授業開始!
改めまして、今回の授業の先生は、岡井麻布商店6代目、麻布おかい店長の岡井大祐さん。

作り手の思いを使い手へ_5

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください。
「授業に参加して」
http://nhmu.jp/report/29930

お店を営業しながらの授業のため、お客さんが入って来られるのでは?と心配しましたが、何とか無事、授業前半が終了。

授業の途中で、しばしのコーヒーブレイク!
岡井先生が発案された麻生地ネルフィルターを使って、先生自らがコーヒーを入れてくださいました。
コーヒー豆はコーヒー専門店の方に依頼し、紙のフィルターで入れたものより美味しかったという豆を選んでご準備いただいたとのこと。
岡井先生の心のこもったお・も・て・な・し!
スタッフはいただくことができず、コーヒー好きの私はちょっぴり残念!
機会があればぜひご相伴にあずかりたいものです。

作り手の思いを使い手へ_4

ほっと一息ついたところで、後半は岡井先生と学生のみなさんとのトークタイム!
みなさんの感想をお聞きし、作り手として岡井先生の手仕事にかける思いが、学生のみなさんの心に伝わっていることを感じました。

「今が100%良いとは思っていない。だから変えていける!」
「いろんなことにチャレンジし、チャンスがあればいろんな物を作り、変化していきたい!」
こんな風に熱く語ってくださった岡井大祐先生。
これからのますますのご活躍を期待しております。

(うしお)

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