マイケルの すごさに気づく 商店街
2013.05.25 | 授業 | by Staff
“よったか”です。
普段は広報課スタッフとしてチラシやリーフレットを作り、
また雑誌の担当者と打合せをしたりする私ですが、
久しぶりに授業の現場に参加してきました。
今回の教室は、私の愛してやまない奈良きたまちの玄関口・花芝商店街にある、「お豆腐・唐揚げダイニング カシュガシュ」。
先生は、カシュガシュ店長の奥本雅史さんです。
授業は、「マイケルのビートで奈良が揺れる! ~商店街がダンスで元気に!?~」。
マイケルと商店街。どんな話が聞けるんでしょうか。
初めてお会いするのに、
まるで昔から知っているかのようなふるまいで迎えてくださった先生。
でも、口数は少なくクールな印象。
少し緊張なさっているんでしょうか。
東向北商店街と花芝商店街は別名「女子大通り」と呼ばれていて
平日は大学生で賑わっていますが、土曜のお昼は少し穏やかな様子。
準備をしていると、気づけば開始時刻の15分前。
あれ?誰も来ないのかな・・・と思っていると
10分前に一気に集まって来られました。
来られたのは、長年のマイケルファン。
これからマイケルファンになろうという方。
ダンスの経験者。
ダンスイベントにヒントを求めて来られた方。
本当にさまざまです。
薄暗い店内には、天井から吊るされたスクリーンが1枚。
みなさんはテーブルにつき、スクリーンを見つめます。
スタッフ“もじゅ”の授業開始のアナウンスの後、
話し始めたのは先生ではなく、NHKのニュースキャスターでした。
まずはこの商店街で行われたダンスイベントの取材ニュースを見てもらい、
導入にしようという先生の演出です。
ニュースは、商店街の地蔵盆にマイケルダンスを取り入れようと奔走した奥本さんの取り組みについての映像でした。
映像のあと現れたのが、黒い帽子・黒いエプロン姿の先生、奥本さん。
ここからの授業の内容は、授業レポートも併せてご覧ください★
「ダンスってステキ」
http://nhmu.jp/report/14518
奥本さんのマイケルワールドと
何度も挫折しかけ、涙したエピソードに浸るなか、休憩タイムです。
提供されたのは、薫り高いアイスコーヒーと
お豆腐を得意とされるカシュガシュらしい豆乳ティラミスでした。
デザートタイムには
学生同士、各テーブルで話に花が咲きます。
後半も、先生のマイケルへの熱い思いと
その気持ちを伝えることに苦労したお話に心を打たれます。
スタッフの私が一番印象深かった言葉が
「何もしなければ何も始まらない。1人が1歩踏み出すと、1歩進める。
ここにいる17人が1歩ずつ踏み出すと17歩前に進むことができるんです。」
大切なのは、やろうとする気持ち。
真剣に物事に取り組んでいると、それを見てくれている人が必ずいて
独りじゃないことに気づかされる、と。
学生たちからは
「マイケルのすごさにも惹かれましたが、奥本さんの人柄に魅力を感じました」
「これからマイケルファンになろうと思います。教えてください」
「これからの予定を教えてください。一緒にダンスしたいです」
など、いろいろな感想をいただきました。
最後に先生より、
2010年に花芝商店街で開かれた第1回ダンストリビュートの参加者に配られたシリアルナンバー入りのカードを、学生とスタッフにプレゼントしていただきました。
嬉しいやら、もったいないやらで、笑みがこぼれます。
奥本さんは、
西部公民館の主催事業「お勤め帰りのマイケルダンサーズ」にも講師として行かれるそう。
今年の地蔵盆でのダンスも、大成功になるよう願っています。
あらためて、マイケルジャクソンの魅力と、
人を敬愛する心が生み出すパワーのすごさを実感した日。
さっそく、マイケルのアルバムを聴き直す“よったか”でした。
(よったか)