コトの間に明かりを灯す
2015.08.09 | 授業info | by Staff
お暑うございます。
平熱が低めの私の体温より熱を帯びた日々がこうもまぁ続くと、日差しの眩しさが恨めしく感じてしまう・・・。
こんな日はやっぱ、冷たいものに限るっ!
巷では「奈良かき氷MAP」が大人気で、近鉄奈良駅界隈のかき氷のお店に軒並み長い列が。。。
8月22日の授業「奈良で遊ぶ、奈良を遊ぶ ~カフェから発信する奈良愛~」の教室「ことのまあかり」でも、「氷はじめました」情報が!!
グルメレポートをすべく、「ことのまあかり」へGo!
ちなみに、前回のブログ「ことのまあかりのつくりかた」にも予告していたのです。
こちらもご覧くださいね★
https://nhmu.jp/blog/info/8898
お品書きはこちら
「ことのまあかり」ワールド全開です。
「かき氷」じゃなくて「削氷(けずりひ)」。
私が伺ったのは削氷メニュー解禁初日だったので、お試し価格でいただきました~。
注文したのはこちら、「橘三千代」。
あっちゅう間に完食。
須恵器と古墳スプーンが古代な感じ。
器の周りにうっすら浮かんだ水滴がひんやり涼やかで、ガラスの器とはまた異なった趣きを醸し出しています。
削られた氷の白にオレンジ色が映えて、レモン味のシロップが甘酸っぱくて、さっぱり美味しゅうございました。
柑橘系シロップの削氷が「橘三千代」ってなんで?
「名前ですよ(笑)」と言われて、「はぁっ!そうやん、橘って柑橘やん・・・」。
ちなみに、橘三千代は藤原不比等の妻で、光明皇后のお母さんです。
そして、牛乳とはちみつの削氷は「長屋王」。
このネーミングは、当時牛も飼ってたセレブな長屋王だったら、牛乳とはちみつ(奈良時代には薬として日本に伝来していた)を食していたのでは・・・というところから。
なるほどね~。
古代への道、まだまだ遠く遥かなり。
そうそう、和同開珎チケットもゲットしましたよ。
これはドリンクチケットみたいなもので、先にチケット代を支払って使います。
お酒以外のドリンクを注文したら、お会計のときにお手製の和同開珎スタンプを押してもらうのです。
全部たまったら枝銭になって、遊び心たっぷり。
ドリンク代が少しお得になるのも魅力です。
さっそく「古墳珈琲中期 勾玉クッキー添え」をいただきましたよ。
気分はまさしく豪族?はたまた貴族??
お店には雑貨スペースもあり、「旅とくらしの玉手箱 フルコト」の商品も多数取り扱っています。
「ことのまあかり」ってどんなところか、雰囲気、伝わりましたでしょうか?
ここからは授業について、ふれていきたいと思います。
先生は、
ことのまあかり 店主 生駒あさみさん
ことのまあかり 店員 伊藤多恵さん
旅とくらしの玉手箱 フルコト あるじ 金田あおいさん。
生駒あさみさんの著書『ならびたり』は、奈良の素敵なお店・場所や、奈良を伝える魅力的な人たちが紹介された奈良案内本です。
詳しくはコチラ→ http://sukuhido.com/narabitari/
奈良で過ごす時間が日常でなかったからこそ気づいた魅力と、奈良に住んでみて新たにわかった魅力が生駒さん目線で描かれた、奈良への愛情がたっぷり詰まった素敵な本です。
奈良が好きで、ずっと奈良にときめいていたいからこそ長年通っていたけれど、ついに住むことになったとき、特別な思いが色あせてしまうのではないかと不安に思っておられたこと。
でも住んでみたらそれは杞憂で、日々新たな発見があり、「奈良愛」はますます深まるばかり・・・という生駒さんの思いに、個人的に心を打たれました。
金田あおいさんは「ことのまあかり」の奈良時代的な器を全てプロデュースしています。
見た目だけを似せているのではなく、時代考証に基づいて作製されているのですぞ。
すばらしい・・・。
授業では、天平気分を盛り上げるべく、「頭巾(ときん)」や「花鈿(かでん)シール」、「翳(さしば)」などをご用意くださいます。
どんなんかは、当日のお楽しみっつうことで。。。
授業は3人でトークしながら、みなさんが訊きたいことを中心にお話ししていく形になります。
この機会に訊きたいことをまとめておいてくださいね♪
お待ちかねの飲食タイムでは、「天平BARセット」と題し、天平人も食していたと思われるアレやコレやをいただきながら、一献傾けます。
ソフトドリンクメニューもありますので、お酒NGな方も大丈夫ですよ。
授業へのお申込み、お待ちしています
↓↓
http://nhmu.jp/class/22695
(なさ)