奈良ひとまち大学

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スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界!

2024.02.22 | 授業info | by Staff

今、奈良はスパイスカレーが熱い!
たくさんのお店がオープンし、しのぎを削っています。
シルクロードの終着点である奈良は日本でのスパイス発祥の地とされており、あの正倉院にもたくさんの種類のスパイスが御物(ぎょぶつ)として納められています。

さて、ならまち界隈を中心に賑わっているスパイスカレーのお店たちとは少し離れた場所に、2023年7月に新しいお店がオープンしました。
「スパイスカレーと麹からあげのお店 ニコト」です。
ここが、3月23日(土)の授業「笑顔を届けるスパイスカレー店 ~体も喜ぶカレーと麹唐揚げ~」の教室です。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

今回の授業の先生は、ニコトのオーナーのチカちゃん。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

そして店長のちーちゃん。
おふたりはとっても仲良しなおしどり夫婦です。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

おふたりの出会いは、チカちゃんの出身地・東京の同じ職場。
ちーちゃんの出身は奈良です。
授業で詳しくお話ししますが、ちーちゃんがチカちゃんのもうひとつの職業に携わる際に作っていた料理がとても好評で、そんなノウハウが今のスパイスカレーに活かされています。

では、まずはお店の紹介から(^-^)。
ニコトはビルの一角にお店を構えています。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

ポップでかわいいデザインがお出迎え。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

店内を拝見すると、カウンター&テーブル席の他にお座敷もあり、ファミリーにとってもくつろぎやすい店内になっています。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

カウンターの上には、スパイスや麹の効用などの説明が。
またまたポップで、めちゃくちゃアートですよね!
誰が書いたのかな?

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

それではお待たせしました。
ニコト特製のスパイスカレーを紹介します!
ニコトのスパイスカレーは麹が入っているので、とーってもマイルドで優しい味!
それでいてスパイスはしっかりと感じ、とても美味しくいただけます。
私はカレーにある程度の辛さを求めるタイプなのですが(そうは言っても中辛程度)、ニコトのカレーにはそんなものは必要ございません。
辛さがなくともスパイスの風味が口の中で広がるんです。
それでいて、小さな子どもさんから高齢者の方まで、みんなが食べられる味付けで、おふたりの優しさが表れています。
そして添えてある日替わりの副菜も、これまた美味しいんですよね~。
ご飯のお供に、これだけでも欲しい~^_^;

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

さてみなさん、改めてですが、ニコトの店名に「スパイスカレーと麹からあげのお店」と付いているのにお気づきですか?
そう!ニコトはスパイスカレーとからあげの二枚看板なんです!
チカちゃんからいつも「からあげの方もめちゃくちゃ推しです!」と力強くお話しいただくほどご自慢の一品です。
麹を使っているので、とても柔らかく、ジューシーで美味しいですよ!
私も何度かランチを食べに行っているのですが、カレーではなく、からあげプレートを注文した日もあります。
※あ、これ・・・ライス大盛りです(^_^;)

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

授業では、スパイスカレーに塩麹からあげをトッピングした、チカちゃん・ちーちゃんお勧めの「麹からあげカレー」をいただきます。

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

推しの2品が一度に楽しめますよ~(^^)
そしてそして・・・。
当日ちょっとしたサプライズがあります!
オーナーのチカちゃん、なぜこのような名前なのでしょうか・・・。
ヒントはこれ!

スパイスカレーと麹からあげの魅惑の世界

事前の情報で既にご存じの方もいらっしゃるかなぁ(^_^;)
何かは授業でのお楽しみ!
ひょっとしたらパフォーマンスがあるかも!?

それでは、詳しいお話は授業で。
カレーやからあげのこと、お店のこと、サプライズのことなど、詳しくお伺いしていきますよ!
みなさん、ぜひお申し込みくださいね!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/40627

(つて)

「奈良晒(ならざらし)」をご存じでしょうか?

2024.02.10 | 授業info | by Staff

「奈良晒」をご存じでしょうか?
最近は、麻で作られたおしゃれなハンカチや和小物などが奈良のアンテナショップなどに置かれていて、奈良の土産物としての知名度も上がってきています。
高級麻布・奈良晒は、手に取ると、表面は張りのある肌ざわりで、高級感のある質感、独特な風合いが感じられます。
茶道をしている方はご存じだと思いますが、「茶巾」も、この奈良晒で作られていますね。

「奈良晒(ならざらし)」をご存じでしょうか

かつて日本人にとって麻は生活の一部で、特に麻から作られる「麻布」は暮らしに欠かせないものでした。
江戸初期以来、大和の国から産出していた天日晒しの麻布・奈良晒は、「麻の最上は南都なり」と言われたほどの高級品で、奈良を中心に生産された麻布織物ブランドは、僧侶の袈裟用としての需要から始まり、武家や町民の夏衣として広がりました。
16世紀末に晒技術が改良されると、徳川幕府の保護を受け麻産業は急速に発展しましたが、明治維新での武士の消滅による需要の激減や、第二次大戦後のGHQによる大麻規制により、衰退していきました。
今では、少数の団体(家)が伝承のために守っているのが現状です。

3月16日(土)の授業「高級麻布、奈良晒ができるまで ~苧績(おう)みと機織りを実演~」の先生・荻田眞弓さんは、「奈良の伝統文化・奈良晒の歴史を、奈良晒ができるまでの工程を学ぶことで後世に伝え、残していきたい」との思いを胸に抱いています。

「奈良晒(ならざらし)」をご存じでしょうか

荻田さんは帝塚山大学短期大学の文芸学科を卒業。
当時、文芸学科には日本文化史に関する専門科目や「奈良学研究」と題したユニークな科目、なかでも陶芸・織物・染色といった芸術系要素を交えた科目があり、荻田さんはここで織物について学ぶなかで奈良晒と出会い、奈良晒を「大和機(やまとばた)」で織り上げる技法を習得しました。
卒業後は大学で助手として奈良晒・大和機の研究を続けており、現在は母校・帝塚山大学で社会人対象の「織物講座」の講師として織物技術の指導をしています。
さらに、中川政七商店奈良本店の布蔵で、「織り体験」ワークショップの指導もしているそうです。

また、奈良晒の紡績技術の伝承を目的として発足した「月ヶ瀬奈良晒保存会」の会員として、奈良晒の伝統を途切れさせないよう、技の伝承に貢献しています。

今回の授業は、帝塚山大学東生駒キャンパスが教室です。
奈良晒のこと、また奈良晒ができるまでの工程をじっくりお話ししていただきます。

ちなみに、奈良晒には次の3つの工程があります。
1 苧績み(麻糸づくり)
2 織布(大和機で機織り)
3 晒し
授業では、このうち1と2の繊細な作業を、荻田さんが実演してくださいます。

また、帝塚山大学には、大和機以外にも日本各地の機織機(はたおりき)が30機以上所蔵されており、それもご紹介いただく予定です。
楽しみですね。

「奈良晒(ならざらし)」をご存じでしょうか

さらに当日は、帝塚山大学の織物講座を受講した方々の修了展が開催されており、奈良晒の他にも、様々な技法で織られた作品を見ていただくことができます。
帝塚山大学「織物講座修了展」
日時:2024年3月15日(金)から 3月19日(火)
会場:帝塚山大学 東生駒キャンパス 2号館 1階 2101教室
ぜひ、この機会にご覧ください♪
https://www.tezukayama-u.ac.jp/news/2024/315-319/

「奈良晒(ならざらし)」をご存じでしょうか

そしてもうひとつ、荻田さんにお話ししてもらいたいことがあるんです。
それは、荻田さん自身のこと。
荻田さんが持っている物は手作りの物が多く、その一つひとつがとても素敵なのです。
物を大事にして、日々丁寧に生活していることがよくわかります。
「伝統文化を継承する」と「物を大事にする」とは、繋がっているように感じます。

「奈良晒(ならざらし)」をご存じでしょうか

手仕事が好きで、着物や裁縫、染め物などにも興味があるとのこと。
このあたりのことも聞いてみたいと思っています。

荻田さんに「職業は?」と伺うと、「機織りです」と答えられます。
機織りという仕事について、また奈良晒を伝承する数少ない後継者の1人としての気持ちも伺いたいと思っています。
みなさん、ぜひお申込くださいね。

申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40520

(さとちん)

奈良へ移住してきた方のお話

2024.01.26 | 授業info | by Staff

里山地区の公民館に勤務しており、プチ移住気分を満喫している“ask”です。
寒い日が続いていますね。
みなさん風邪など引かずに元気に過ごしていますか?

奈良へ移住してきた方のお話

さて今、「移住」への関心が高まっていることをご存じでしょうか?
移住とは、都市部に住んでいる人が田舎暮らしをするために地方へ引っ越しをすることです。
移住する人が増えた理由のひとつとして、支援制度が拡充されてきたことがあります。
また、コロナ禍にリモートワークが普及したことも要因のひとつですよね。
それを象徴するように、2022年から、NHK総合テレビで「いいいじゅー!!」という移住紹介番組が放送されています!
これ、オモシロイんですよ!

そのなかで多く取り上げられるのが「地域おこし協力隊」。
地域おこし協力隊とは総務省の制度で、都市部から過疎地へ移住し、「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る制度です。
各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年となっています。

奈良市にも地域おこし協力隊がいるんですよ!
現在、奈良市の東部地域にて地域おこし協力隊として活動しているのは2人。
大阪から来た一級建築士の若井義治さんと・・・

奈良へ移住してきた方のお話

神奈川から来たフィットネス等の指導をしている寺尾志保さんです。

奈良へ移住してきた方のお話

この2人が、2月25日(日)の授業「奈良の東部は素敵がいっぱい ~地域おこし協力隊がご紹介~」の先生です。
実は彼らは3期目のメンバーであり、2019年の授業「奈良市東部のあれこれ、教えます ~われら、地域おこし協力隊!~」では、2期目のメンバーの話を伺いました。

奈良へ移住してきた方のお話

なぜ彼らは都会から奈良市の東部地区へ来たのか?
そして今どのようなことを考え活動しているのか?
任期が終了した後はどうするのか?
興味ありませんか?
みなさんに移住を勧めるわけではありませんが、移住を考えている方には絶好の機会になると思います。
移住した人の声を直接聞くことができますからね!

これは先日の打合せの様子。
若井さんはリモートでの参加です。

奈良へ移住してきた方のお話

地域おこし協力隊の2人が語る奈良市東部の魅力とは?!
移住に興味がある方も、そうでない方も。
奈良市東部に興味がある方も、そうでない方も!
ぜひおふたりの話を聞いてください!!

まずは申し込みをしていただかなければ始まりません。
あの方もこう申しております。
「落ち込むこともあるけど、私、この町が好きです」
魔女の宅急便 キ〇

申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40515

(ask)