奈良ひとまち大学

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松葉さんがパフォーマンスをする意味

2023.11.16 | 授業info | by Staff

12月24日(日)の授業「火を操るパフォーマーの人生 ~困難を乗り越えて表現したいこと~」のご案内です。

私が松葉さんに出会ったのは5年前。
私は現在勤務している富雄公民館に赴任したばかりで、地域のこともまだ何も分からず、来館される方のお顔もあまり分からないという時期でした。
ちょうどその時、松葉さんは自治会長をされていて、自治会の会議などで、よくお見掛けする方でした。

松葉さんがパフォーマンスをする意味

とにかく話し方が優しくて、物腰も柔らかいという印象でした。
そして当時は髪が腰ぐらいまでの長さでひとつに束ねておられて、松葉さんは何のお仕事をしているんだろう?と興味津々でした。
そして当時の館長から、松葉さんは企業で仕事をする傍らファイヤーパフォーマンスをしている人で、鳥見の夏祭りの仕切りとパフォーマンスを一手に引き受けておられると聞いて、とてもびっくりしました。

blog20231116_2

そんな出会いから今回、奈良ひとまち大学の先生をお願いすることになりました。
私自身、ファイヤーパフォーマンスを目の前で見たことがないので見てみたい!
なかなか見ることができない炎のパフォーマーが奈良に住んでいるなんて、絶対呼びたい!!
・・・と熱望し、先生をお引き受けいただきました。

そして、授業に向け松葉さんと9月頃に打合せを行い、いろんな話をお聞きしました。
過酷な家庭環境だったこと。
いじめに遭ったこと。
ひとりの恩師との出会いと別れがきっかけで、表現するということを通して恩師に恩返しができたらと思ったこと。
全てが、現在の「パフォーマンスをする意味」に繋がっているとおっしゃっていました。

松葉さんがパフォーマンスをする意味

松葉さんは、「授業では、パフォーマンスを観て『何か』を感じて帰ってもらいたい。
感じ方はそれぞれの感性があるだろうし、好き嫌いもある。
『嫌い』だと感じてもらうのもいい。
何かを思い、感じてくれれば・・・」とおっしゃっていました。
松葉さんのファイヤーパフォーマンスを、ぜひご自身の目でご覧ください!!

松葉さんがパフォーマンスをする意味

ぜひお申込ください♪
申込はこちら↓
https://nhmu.jp/class/40290

(おーちゃん)

ほんの入り口へ入らずんば、ほんの楽しみを得ず

2023.11.02 | 授業info | by Staff

急に冷え込む日が出てきて、秋の深まりを感じられるようになりました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今回ご案内するのは、11月25日の授業「商店街の新しい本屋さん ~ようこそ『ほんの入り口』へ!~」で取り上げる、ほんの入り口。

ほんの入り口へ入らずんば

読書の秋!
だから書店の授業!
なんてチープなご案内はしませんよ!

ほんの入り口は船橋商店街にある書店の名前。
ユニークな店名が、前職が書店員だった“ask”のアンテナに「ピンッ!」と来たのです。
関西の情報雑誌『SAVVY』2023年12月号にも掲載されています!!

ほんの入り口へ入らずんば

開店は2023年5月20日。
まだ新しい!
書店が年々減少しているという厳しい時代に新たに書店をオープンさせたのは、店主の服部健太郎さん。

ほんの入り口へ入らずんば

服部さんは大阪の書店で店員として長年働かれ、昨年からこの書店をオープンさせるために動き出しました。
小さな書店のため、大型の書店と比べ品数は少ないですが・・・

ほんの入り口へ入らずんば

選び抜かれた本のなかから自分好みの本を選ぶ楽しみがあります。

ほんの入り口へ入らずんば

また、小さいからこそ、気軽にゆっくりと店主と話すことができます。
実はこの書店では、本を売るだけでなく、ユニークなイベントがたびたび開催されています。

こんなエピソードがあります。
授業の打合せに行こうと、ほんの入り口のSNSのカレンダーを見ると、10月8日に「ひとり」と書かれています。

ほんの入り口へ入らずんば

これは独りでお店に居るということ?
ならば、打合せの時間を取ってもらえるかな?と連絡をすると、「これは『ひとりの入り口』という名前のイベントのこと。打合せは改めて他の日に」というお返事。
「ひとりの入り口」って!(笑)
ひとりの入り口については以下のホームページをご覧ください♪
https://hon-iriguchi.com/2023/10/01/578/

他にも、「美優」「作文」「読書会」といったおもしろそうなイベントの名前が!
これらの中身については授業でお伺いしましょう!

ほんの入り口へ入らずんば

これらのイベントを考えているのは、もちろん店主の服部さん!
実は、ある劇団に所属していたという経歴の持ち主。
そんな店主が考え出すイベント、おもしろくない訳がない!

こんな本があるのもおもしろい(笑)。

ほんの入り口へ入らずんば

こんな新聞が貼り出されている!

ほんの入り口へ入らずんば

本だけでない、ほんの入り口。
どんな入り口なのか?
出口はあるのか?
お店のこと、イベントのこと、そして楽しい店主を含め、本屋をまるっと楽しんでいただくこの授業!
みなさんのご参加をお待ちしております!

ほんの入り口へ入らずんば

まずはお申し込みをしていただかなければ始まりません。

あの方もこう申しております。
「本は人の叡智の集合体。
古今東西すべての本を読みあさるのが、
私の叶わぬ夢よん」
真希波・マリ・イラストリアス

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/40138

(ask)

こんな住宅地に国有林!?

2023.10.26 | 授業info | by Staff

11月25日(土)の授業「まちのなかの森林を歩こう ~大亀谷国有林を知っていますか~」のご案内です。
国有林って??
何となく分かるけど、はっきり「こうです!」と説明できる方って少なくないですか?

国有林というのは、国が所有する森林・原野のことで(これは何となく分かりますよね)、国民共通の財産です。
日本は世界有数の森林国で、森林面積は国土面積の約7割を占めるそうです。こんな住宅地に国有林

森林は、個人や会社などが所有する「私有林」、自治体等が所有する「公有林」、国が所有する「国有林」に区分され、国有林は国土面積の約2割、森林面積の約3割を占めています。
国有林は、明治維新の際に、藩有林・社寺有林と、所有が明確でない森林を継承して成立したそうです。

奈良は海なし県で山に囲まれ、私たちは山を身近に感じながら暮らしていますが、森林を興味深く感じている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回の授業では、奈良の魅力的な場所のひとつとして大亀谷国有林を取り上げ、散策を行いたいと思います。

こんな住宅地に国有林

私はこの大亀谷国有林がある地域に住んでいて、存在自体は知っていましたが、入ったことはありませんでした。
なので今回、初体験です!(^^)!
大亀谷国有林は、住宅地の中にある珍しい国有林です。
何となく「森林」って、入るまでに山道を歩いて・・・というイメージがあると思うのですが、大亀谷国有林にはすぐに入ることができるので、身近な国有林として地域から愛されています。
入るに当たっての許可も必要ないので、近隣にお住まいの方は普段のお散歩コースとして使っている方も多いそうです。

こんな住宅地に国有林

国有林の中にあるこんな看板は、地元の方が作ってくださっているそうです。
地域で大切に守られているって、いいことですね(*^-^*)

こんな住宅地に国有林

今回の授業の先生は、国有林の維持管理をしている、林野庁 近畿中国森林管理局 奈良森林管理事務所の職員さんです。
授業では、森林管理事務所で大亀谷国有林の歴史や成り立ち等をお聞きした後、国有林の案内をしてもらいながら散策を行います。

こんな住宅地に国有林

散策の途中には、こんな絶景も楽しんでくださいね!

こんな住宅地に国有林

森林管理事務所の職員さんの業務は、国有林の維持管理はもちろん、それ以外にも多岐に渡ります。
地域に国有林が根付いていけるように様々な事業を展開されているので、そんな仕事内容も詳しくご紹介いただきます。
授業の後半では簡単な木工作も体験してもらおうかなと思っていますので、こちらもお楽しみに(*^_^*)

こんな住宅地に国有林

みなさんのお申込をお待ちしています♪
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/40136

(おーちゃん)