薔薇の美しいお寺で
2022.05.29 | 授業 | by Staff
授業「お寺に2千株の薔薇が咲く理由 ~霊山寺、1300年の歴史とその思い~」の日は快晴で、5月にもかかわらず夏を感じるような暑い日でした。
霊山寺の敷地はとても広く、しっかり時間をかけて巡りたい見所がたくさんです。
駐車場も入口も観光客の方でいっぱいのなか、のぼり旗や荷物を両手に抱えて、最初の教室である天龍閣に向かいました。
天龍閣はとても立派なつくりで、階段の踊り場の天井も凝っていて、すごいな~と思い写真を撮らせていただきました。
木組みが模様のようになっている天井です。
授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「霊山寺1300年の歴史に想いを馳せる」
http://nhmu.jp/report/37897
今回の授業の先生である東山管長のお話は、霊山寺の歴史を中心に、お寺にある仏像や建造物などの多くの文化財について、歴史上の人物のエピソードを織り交ぜながら進められました。
仏教の教えの他、古今東西の教えと関連させながら紹介いただくなど、話題が多岐にわたって、大変興味深い内容でした。
お話の後、本堂に移動しました。
般若心経を唱えていただいた後、僧侶の方以外は入れない内陣へ特別に入らせていただき、とても貴重な機会となりました。
最後に、薔薇園を案内していただきました。
色とりどりの無数の薔薇が見事に咲いているなかを巡り、いくつかの薔薇について説明いただきました。
苦しい戦争を経験した先代の「平和の楽園が見たい」という思いの結晶である薔薇園。
その場所にあった「ピース」という名前の薔薇。
平和を願う花を見て、世界中の人が穏やかな日々を過ごせるようにとの思いを強くしました。
(もりぞー)