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すごいぞ!尾田組

2025.03.07 | 授業info | by Staff

みなさんは尾田組を知っていますか?
尾田組・・・それは天保元年に創業した超老舗の企業。
天保元年は1830年ですから、創業195年ということに!
ひゃぁぁぁ~、もうすぐ200年ですよ!!
3月23日(日)の授業「宮大工が繋ぐ奈良の文化と景観 ~尾田組の伝統とこれから~」は、その尾田組の伝統について伺う授業です。

さて、尾田組がすごいのは195年の歴史だけではありません。
手掛けてきた事業がすんごいのです!
まずは現在行われている、奈良の景観を象徴する国宝・興福寺五重塔の120年ぶりの大規模修復工事。

すごいぞ!尾田組

興福寺以外にも、東大寺・春日大社・氷室神社・帯解寺・・・などなど、たくさんの寺社の修理に携わっています。
そして、奈良国立博物館(帝國奈良博物館)や、奈良を代表する高級料亭の菊水楼本館を建築するなど、近代建築の分野でも数々の功績が。
さらに、なんと!奈良公園を整備したのも尾田組なのです!!
すごくないですか!?

すごいぞ!尾田組

そして、授業のタイトルに「宮大工が繋ぐ奈良の文化」とあるように、奈良の伝統的な祭事にも関わっています。
いくつか紹介すると、現在行われている東大寺二月堂の修二会や、春日大社の万燈籠、元興寺の節分会の舞台などの設営を行っているんです。

すごいぞ!尾田組

そんなすごい会社の代表取締役・宮大工の方って、年配の「ザ・職人」という方かと思いきや、9代目の尾田安信さんは1978年生まれ!
若くして伝統を引き継いでいるお気持ちや、未来の展望などについても授業で聞いてみたいと思います。

すごいぞ!尾田組

最後に、今回の授業の教室である吉城園の離れ茶室を紹介します。
吉城園の門をくぐり・・・

すごいぞ!尾田組

右へ進むと「池の庭」に突き当たりますので、案内に従って左へ。

すごいぞ!尾田組

左に折れる道がありますが、「順路」ではなく「離れ茶室」に向かって進みます。

すごいぞ!尾田組

すると、茶室に到着。
茶室には靴を脱いで上がり、畳の上に座布団を敷いてお座りいただきます。

すごいぞ!尾田組

なお、茶室のお手洗いが使用できないため、お手洗いは少し離れた「茶花の庭」まで行っていただかなければなりません。
吉城園に来る前に奈良公園バスターミナルなどで済ませていただくか、早めに吉城園に来て茶花の庭のお手洗いをお使いいただくかをおすすめいたします。
ご不便をおかけしますが、何卒ご了承ください。

それでは、お申込みをお待ちしております。
申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/42288

(まりりん)

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