おいしいものは、素敵な人からできている。
2018.10.04 | 授業 | by Staff
9月1日、「ぼくらのつくる、おいしいもの ~奈良の野菜作りと味わい方~」を開催しました。
教室は、奈良ひとまち大学としては珍しい奈良市西部地域の学園前!
しかも公民館!!
そう、私が普段働いている西部公民館です。
みなさん、ようこそようこそ~~♪♪
「おいしいもの」をテーマにする、しかも「大和丸なすバーガー」を作ると聞き、速攻で「スタッフやりたい!」と手を挙げた私“matsuo”。
学生のみなさんと同じくワクワクした気持ちで、授業スタートです。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「発見!大和丸なすの魅力」
http://nhmu.jp/report/30691
まずは学生のみなさんからおひとりずつ、自己紹介と、参加した動機などをお話しいただきました。
「なすが好き!」という方や「『おいしいもの』というキャッチフレーズにひかれて」という方、「なすを作ったけど、失敗したから栽培のコツを聞きたい」「将来は農業関係の仕事につきたいと思っている」という方・・・とにかく多様な動機で参加してくださった学生さんたち。
なかには、「奈良に来て大和丸なすを初めて見て、形にびっくりして買えなかった・・・」という方も。
確かに、初めてあの形を見たらちょっとびっくりしますよね~。
今日の授業で、大和丸なすとお友達になって帰ってくださいね!
さて、授業はどんどん進んでいきます。
先生は大和丸なす農家の松本大介さんと、くまちゃん農園の熊木雅代さんのおふたり。
初めに松本さんから大和丸なすの基礎知識を教えていただき、後半に熊木さんから大和丸なすを使った料理を教えていただきます。
前半の講義。
松本さんに対して、学生のみなさんから積極的に質問が飛びます。
「収穫するときに斜めに切るのは理由があるのですか?」
「丸々1個じゃなくて、ちょっとだけ料理して食べたい時、残りの丸なすはどのように保存すればいいですか?」
想定外の質問にクールな松本さんも少々タジタジしておられましたが、誠実に応答していただきました!
お人柄が表れます。
そして待ちに待った調理実習!
熊木さんが初めにみなさんの前でデモンストレーション。
本当に丁寧に教えていただきました。
ほんと、お人柄が表れます。
その後、班ごとに分かれて楽しく調理実習。
みなさん、手際が素晴らしいです!
そして実食~。
初めましての方同士とは思えないほど和気あいあいとした雰囲気のなか、いただきまーす!
実は私もちょっぴり試食をさせていただいたのですが、本ッ当に美味しいのですよ、みなさん!!
ほぼ丸1日調理実習室に立っていた疲れも一気に吹き飛びました!!
もう一度食べたい・・・と、このブログを書きながら、また思っています。
ご両親の家業を継ぎ、立派な大和丸なすを育てていらっしゃる松本さん。
野菜を育て、子どもたちに食育の大切さを教えたいとがんばっておられる熊木さん。
やっぱり、「おいしいもの」は素敵な人からできているんだな、と思いました。
松本さん、熊木さん、本当にありがとうございました!!
(matsuo)