秘密の紅茶の秘密(後篇)
2013.09.28 | 授業 | by Staff
どうも!冗長で悠長で単調な文章を書くことで有名な“よっしー”です!
さてさて、授業「月ヶ瀬の茶農家に生まれて ~おいしい大和茶のナイショ話~」がタイムアップしたため、途中で製造が止まっている「ひとまちプレミアム和紅茶」。
ここまで来たからには、なんとしてでも完成させたい!
しかし、スタッフ3人は別々の場所に勤務しているため、3人のなかの誰かひとりが完成させなければならず、結局、その場のノリで僕が引き継ぐことになりました。
授業後、事務所に帰って茶葉等々の荷物を置いて家路の途についた頃、ふと思ったんです。
「あ、そういえばオレ、持ち帰った後の工程についての説明をあんまり聞いてなかった!」
急に心配になって、“蕗”に電話して確認。
レンジでチンして揉む×5セットを今日中にしなければ、めっちゃ渋くなってしまうことが判明!
ここから事務所まで15分+作業40分、どうするオレ!どうするの!?
事務所に戻るの?戻っちゃうの?ねぇ、戻っちゃうカンジなの!?
・・・家に帰りました。
だって、夕飯がハンバーグやったんですもん!
いいんです!僕たちはもう大人なんですから、多少渋くても。
それに渋かったら、「ひとまちエスプレッソ和紅茶」って、適当にネーミング変えればいいんですから!
よくわからない論理で自分の罪悪感を抑えることに成功し、翌日を迎えました。
翌朝、さっそく作業を開始!
ううむ、事情の知らない人だったら、そのまま捨ててしまいそうな雰囲気。
袋を開けるのに相当勇気がいりましたが、開けてみると、アラ、ヤダ。
ステキなか・ほ・り!
事務室が紅茶のいい香りに包まれました!
ふぁーっはっはっは!計算どおり!!
ここで安堵とともに一気にテンションが上がり、作業開始!
レンジでチンして・・・
揉む!
チンして揉む!
チンして揉む!
チンして揉む!
チンして揉む!
ウッヒョー!たーのしー!
そして、できたのが、コチラ。
「ひ、ひじき・・・?」
見た目はアレやけど、きっとおいしいハズ・・・?
茶葉をお茶パックに入れて、カップに注いで、さぁ飲むぞ!
(´-`).。oO(“蕗”「発酵が進むとめっちゃ渋くなるわよーわよーわよー・・・」)
ゴ、ゴクッ・・・。
ええーい、ままよ!一気にいくぜ!いっただっきまーす!!
(ブフーーーーッ)
・・・ってのを想像していたんですが、あにはからんや、とってもおいしかったです!
味はですね、なんてゆーんですか。
例えるなら、初夏の名張川の川面を吹き抜ける一陣の風に運ばれてきた、草っぽい匂いのなかにシュークリーム的な甘いカンジの味がして、なんやかやでおいしい味!って言えばわかりますかね?
まぁ、この味の秘密はアレですな。
え?わからない?
では、ヒントをひとつ。
スイカやぜんざいの甘さを引き立てるのには何を使うでしょうか?
おっと、これ以上は企業秘密なので教えられませんよ。
なんてったってこの味は、僕ら3人の汗と汁の結晶なんですから!
まぁでも。ふむぅ。
この味なら、「ひとまちプレミアム紅茶」が完成したと言っても良いと思います!!
味や製法についてもう少し聞きたい方がいらっしゃったら、またどこかの授業で“よっしー”を見かけた時に声をかけてくださいな。
では、みなさん。
またどこかの授業でお会いするその日まで、ザ・グッバイ☆
(よっしー)