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今年はなら国際映画祭。その前に!

2016.07.09 | 授業info | by Staff

今年は、2年に1度開催される「なら国際映画祭」の年。
なら国際映画祭は、奈良を文化で活気づけようと2010年8月に第1回が開催され、その後2年ごとに開催されている映画祭です。
2016年は、9月17日(土)から22日(木)までの6日間、開催されます!

今年はなら国際映画祭。その前に!_1

2年に1度!この時期がとても楽しみな“かっぱ”。
どんな映画に出会えるのか、どんなストーリーが広がっているのか?
仕事を休んで映画三昧にしたい6日間(現実は・・・何日行けるかな・・・)。

そして今年は、奈良ひとまち大学と「ならシネマテーク(cinema theque)」が再度コラボ!
ならシネマテークは、映画館のない奈良市に誕生した期間限定の移動型映画館です。
35mmフィルムで上映する心に残る名画やおしゃれなアート映画など、バラエティ豊かなラインナップを届けています。

今年はなら国際映画祭。その前に!_7

コラボ第1弾は、2014年8月9日の授業「2014年に考える『映画』の文化 ~映画館のないまち、奈良の活動~」。
But!台風のため警報発令・・・涙々の中止。
なので、奈良ひとまち大学で なら国際映画祭・ならシネマテークの話が聴けるのは、実は初めてのこと!

2016年8月のならシネマテークは、8月12日(金)~14日(日)に開催されます。
その8月13日(土)14時の回に合わせて、奈良ひとまち大学の授業「ムービーを通して、奈良をみつめる ~奈良で愉しむ、映画という文化~」を開催します!!

今年はなら国際映画祭。その前に!_3

映画の上映は14時からですが、その前に、なら国際映画祭実行委員会事務局長のとしおかたかおさんから、奈良ひとまち大学の授業に参加した人だけに、スペシャルト~~~ク!
○日本だけでなく世界に数多くある映画祭。
 だけど、なら国際映画祭はひと味もふた味も違うんです。
 何が違うのか?
○映画がつなぐ奈良と世界
などのお話を伺います。

今年はなら国際映画祭。その前に!_4

その後、ならシネマテークに合流!
鑑賞する映画は、『国際市場で逢いましょう』(2014年 韓国)。
この映画は、韓国映画史上2番目の観客動員数、約1,300万人。
ん?韓国の人口は約5,000万人だぞ。
ということは国民の4人に1人は映画館に足を運んだのだぁ!すげぇ~!!
韓国のアカデミー賞と言われる「大鐘賞」で作品賞をはじめ10賞を取ったという実力派。
さらに、東方神起のユンホさんがこの作品で映画デビューということで話題を集めていましたね。
内容については・・・、ぜひ観て感じてください。

今年はなら国際映画祭。その前に!_6

そして、映画を堪能しても授業は終わらない。
奈良ひとまち大学の授業に参加した方だけに、まとめの時間を設けました!
○映画館のない街・奈良で、映画の文化をつなげていくということの大切さ
○今年の なら国際映画祭の見どころや押さえておきたいポイントなど
いろいろ聞いちゃいましょう。

映画に興味がある人、今年の(も)なら国際映画祭に行こうと思っている人、映画をもっと知りたい人、みなさんにとって、これは見逃せない授業ですよ!!
しつこいかもしれませんが、みんなで今年の なら国際映画祭を楽しみませんか!
では、また授業で会いましょう。
さよなら さよなら さよなら。

お申込みはこちらから↓
http://nhmu.jp/class/25985

(かっぱ)

味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!

2016.07.08 | 授業info | by Staff

7月31日(日)の授業「東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 meets 醤 ~奈良時代の高級調味料『醤』復活!~」では、醤に注目!

味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!_1

四角いおしゃれな瓶に入っている、醤。
見た目は味噌、香りも味噌、食べてみると醤油の味がして、食べる醤油といった感覚になります。
それもそのはず、醤は醤油の原形と言われているのだから。

醤は、今を遡ること1300年前の天平人も食べていたんです。
当時は、醤を作るための専門の部署があったとか。
平城京から出土した木簡に記録が記されていたり、『正倉院文書』にも記述があり、『万葉集』にも詠われていたんですよ。
1300年も前のことですよ!凄いなぁ~。

味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!_2

時代は平成になり、ひとりの女性が、奈良だからこそできる醤の再現をしようと立ち上がりました。
それは、『なら食』研究会代表の横井啓子さんです。
そして株式会社井上本店代表取締役の吉川修さんをはじめとする奈良県醤油工業協同組合の組合員有志、奈良県工業技術センターが協力し合い、遂に、醤が再現されました。

味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!_3

ちなみに、株式会社井上本店は、奈良市北京終町でお醤油を作っています。
奈良ひとまち大学の授業にも登場しているんですよ!
2015年7月授業「奈良で生まれるこだわり醤油 ~日々研鑽、のものづくり~
「ひとまちレポート」
「毎日食べるものだから」
http://nhmu.jp/report/23004

味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!_4

醤の研究をされた方、また作り手の立場からの、醤へのアツイアツイ思いやエピソードを伺い、どっぷり醤に浸かってみませんか?
話だけではわからないことも多い醤の美味しさを味わっていただくために、醤の試食もありますよ。

1300年の時のなかで、醸造技術の発達により醤は醤油へと変化。
現代では、醤油は誰もが口にする食事に欠かせない調味料のひとつであり、小さい頃から慣れ親しんできた味覚のひとつ。
醤から醤油へ変化しても、受け継がれているんですね。
これも奈良が持っている力のひとつなんだろうと、“かっぱ”は思います。
奈良だからこそできた「醤」に触れてみませんか?

味噌か?醤油か?醤油か?味噌か?その正体は・・・!!_5

お申込みお待ちしています。
授業の申し込みはこちら
http://nhmu.jp/class/25909

(かっぱ)

早起きして歩いてみた朝の奈良。

2016.07.05 | 授業info | by Staff

6月のある晴れた朝、JR奈良駅にて。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_1

ただいま、6時前。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_2

始発の「青山住宅」行のバスに乗り込み、「今在家」バス停で降りる。
小さなホテル 奈良倶楽部」を通り越して・・・。

早起きして歩いてみた朝の奈良。_3

・・・とその前に、ブログで授業の紹介をしてるから見てね。
↓↓
ひとまちブログ
「なぜ、『小さなホテル奈良倶楽部』には奈良好きのリピーターが多数訪れるのか?」
https://nhmu.jp/blog/info/10591

ここから本題。
これは、7月30日(土)の授業「愛する奈良で、おもてなし ~ようこそ、小さなホテルへ~」の周辺、東大寺境内を中心とした、見どころ散策MAPです。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_4

「旅先で迎える朝。少し早起きした時間は、いつもと違う特別な朝のひととき。」って書いてあるのを見て、心惹かれるものを感じていた私。
担当者たるもの、やっぱ、行ってみないとねっ!ってことで、いつもより2時間早起きした次第。
このMAPを片手に、ひたすら歩きます。

日差し眩しい青空の下、額に汗をにじませながら、まずは講堂跡をめざします。
青々とした緑のトンネルを抜けると・・・
早起きして歩いてみた朝の奈良。_5

なんてキレイなの。
・・・芝生の緑が輝く柔らかな光の中で、草を食む鹿さんたち。
絵になるわぁ~。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_6

暑いんだけど、涼やかな風が吹き抜けて、爽やかな陽気とでも言うのでしょうか、とにかく清々しい朝なのです。
全く誰も居ないわけではないのだけれど、人に会うこともほとんどなくて。
どういうわけか、「六甲おろし」を高らかに歌う、ソプラノの声が響き渡っていました。
気持ちいい広々とした場所にいたら歌わずにはいられない、歌の上手い人の性なのかも。
これがジャイアンだったら、目も当てられないケドね。。。

一路、二月堂へ。
個人的には辿り着く手前のこの道が好きだな。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_7

二月堂へ上がり、奈良市内を一望し、東大寺大仏殿へ向かう途中で見つけたバンビちゃん。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_8

東大寺大仏殿前。
日中だったら、観光客で溢れかえっているのに、ほぼ誰も居ない。
私だけの東大寺気分に浸りたい方は絶対朝早く行くべきだね。
ふと横を見ると、立派な角を持つ鹿たちが待機している。
もうすぐ繰り広げられるであろう、鹿せんべい争奪戦に備えるかのごとく。
早朝に出会った鹿の群れには角が生えてなかったことに気づき、鹿社会を感じた1コマでした。
早起きして歩いてみた朝の奈良。_9

行ってみて思ったこと。
ブログで伝えるべく、100枚以上写真を撮ってみたけれど、視覚だけでは伝えきれないことだらけだなっ、と。
青々した緑の匂い、吹き渡る風が頬をなでる感触の心地よさ、今年初めて聴いた蝉の声。
そして、二月堂で一心に祈りを捧げる方を目にして感じた、背筋が伸びる思い。
この感覚を共有していただくには、やっぱり実際に行ってみてもらうのが一番。
「早起きは三文の得」と言うとおり、絶対損はさせない自信あり!
東大寺周辺の朝の情景を知り尽くしている今回の授業の先生、小さなホテル奈良倶楽部オーナーの谷規佐子さんからお話を聞いてからなら、なお間違いない!!
授業では、「奈良の朝の愉しみ方」を写真を交えて紹介していただきます。

ということで、授業へのお申込み、お待ちしています!!!
授業の申し込みはこちら
http://nhmu.jp/class/25907

(なさ)