再び興福寺国宝館へ!
2016.10.06 | 授業info | by Staff
10月30日(日)朝8時。
興福寺国宝館から素敵な1日を始めてみませんか?
興福寺のご厚意により、国宝館を再び貸切り!数々の仏像に出会える素敵な時間。
そう!授業「興福寺国宝館とことん探訪!その2 ~またまた国宝館独占、しちゃいます!~」を開催します!
なんと!
興福寺国宝館は、2010年のリニューアルオープンからわずか数年、2016年9月に来場者数が400万人を突破!!
1日にどれだけたくさんの人が国宝館を訪れているのか、その人気ぶりがわかります。
“かっぱ”も両手くらいは行っているかも。
行く度に、今まで気がつかなかったところを観られたりして、毎回新しい発見がある興福寺国宝館。
びっくり!
興福寺国宝館では、たくさんの国宝(仏像彫刻)に出会うことができます。
日本の国宝(仏像彫刻)の約15%が興福寺にあるというのですから、その多さを想像してみてください。
創建以来、幾多の困難を乗り越えて仏像を守ってきた先人たちの思いや願い、そして「後世に伝えていく」という心が伝わってくるのではないでしょうか。
先生はもちろん、興福寺執事の辻明俊さん。
軽快でわかりやすい解説とともに、数々の仏像に出会ってください。
いつの間にか、奈良・平安・鎌倉の時代に思いを馳せているんじゃないでしょうか。
ちなみに・・・興福寺国宝館は、耐震改修工事のため、2017年は1年間休館になります。
その前にぜひ、訪れてみませんか。
少し朝早いですが、奈良を巡るにはちょうどいい季節。
奈良国立博物館では正倉院展も行われていますので、国宝館での授業の後は正倉院展、そして式年造替で美しくなった春日大社へと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/26276
★おまけ★
興福寺「国宝特別公開2016」はご覧になりましたか?
今回は、2つの塔五重塔・三重塔が初の同時開扉!
五重塔は興福寺のランドマークとして知られていますが、南円堂の階段を下った西側にある三重塔は、境内のなかにあってもとても静かなところにあります。
この三重塔は、北円堂と並んで興福寺で最古の建物なんですよ。
そして、特別公開を拝観した人だけが、三重塔横の興福寺会館で行っているVR体験ができます。
これがまたスゴイ!
凸版印刷の技術で、三重塔初層部分に極彩色の文様が広がっていた様子をデジタルで再現し、ヘッドマウントディスプレイで体験できるんです。
VRの技術もすごいですが、1000年以上前にあの極彩色が施されていたと思うと・・・先人たちの技術力にただ驚くばかりです。
興福寺「国宝特別公開2016」は10月10日(月・祝)まで。
まだ観ていない人は、ぜひ訪れてくださいね。
(かっぱ)