奈良ひとまち大学

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大文字 大きさも日本最大級!

2015.06.26 | 授業info | by Staff

「奈良の夏の風物詩」と言えば、「奈良大文字送り火」!
毎年8月15日に、高円山から赤々と夜空に浮かぶ「大」の文字。
誰もが一度は麓から眺めたことがあるのでは?

「大文字送り火」と言うと、ついつい京都五山の送り火を連想してしまうかもしれませんが、奈良大文字送り火は京都に負けていません!
と言うより、京都にはないものがあるんです!!

その1
「大」の字は、京都の「大」より大きくて、日本最大級!
(これは、少し前まで自分も知らなかった!)
麓から見ていると、あまり大きさを意識することはないのですが、その大きさたるや、1画目109m、2画目164m、3画目128m(京都より大きい!)!!
実際に現地で歩いてみると、その大きさや文字のカタチを感じることができますよ。

大文字 大きさも日本最大級!_1

その2
8月15日には、点火前に春日大社境内の飛火野で慰霊祭が行われています。
同じ祭壇に向かって、春日大社の神職による神式の慰霊祭と、約30の寺の僧侶による仏式の法要が行われているんです。
これは、全国でも大変珍しい姿なんですよ。
まさに奈良ならではの「宗派を超えて平和を祈る」という気持ちの表れなんでしょうね。

大文字 大きさも日本最大級!_5

そんなにスゴイ!奈良大文字送り火。
8月15日の送り火をもっと楽しみたい!ということで、7月26日(日)の授業「夏恒例、日本最大級!の大文字 ~奈良大文字送り火の楽しみ方~)」では、特別に送り火の火床にご案内していただきます。
諸般の事情で登り口はあまり公にしていないので、下見を行った際も、「あれっ?ここが登り口なの!?」というくらい、通り過ぎてしまうようなところ・・・。
登り口からは、山道を登ること約25分。
いい汗をかいたころで、突然、緑の草のなかに火床が出現!
そして、絶景かな!!

大文字 大きさも日本最大級!_3

ちなみに、火床から眺める奈良の街並みは、若草山からの展望とはまた違った角度で望むことができます。
春日大社・東大寺・興福寺・平城京などの見え方や、街並みの違いも楽しむことができます。
若草山からは見えない方向もあるので、これは見逃せません。

大文字 大きさも日本最大級!_2

ちょっとのぼり坂が急な所もあるのですが、登って後ろを振り向いたら、そんな疲れは吹っ飛びまっせ!

※ただ、思った以上に斜面が急なので、景色の良さについつい見とれてしまって、気を抜いて転がらないように気をつけてくださいね。

大文字 大きさも日本最大級!_4

山の上では、眺望を楽しみ、大文字に思いを馳せたり、奈良大文字保存会の田中さんより、その歴史や見所などを聞いて、今年の奈良大文字送り火の楽しみ方を見つけてくださいね。

お申込みお待ちしております!!
http://nhmu.jp/class/22482

(かっぱ)

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