奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

緑いっぱいのカフェへのご案内♪

2012.12.07 | 授業info | by Staff

12月22日(土)の授業「豊かな森を育てる、私たちのカフェ ~夢をひとつにする、ということ~」の教室でもある、「いつか森になるカフェ」・・・緑に囲まれた癒しの空間へご案内します。
レッツ・ゴー!!

まず、近鉄高の原駅から「神功四丁目」行きのバスに乗車。
乗車時間5分ほどで、静かな住宅街に到着します。
終点「神功四丁目」のバス停で降ります。

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_1

広~いバスロータリーに降り立つと、この看板が目に入るはず!
「いつか森になるカフェ」は、「丘の小道商店街」の中にあります。

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_2

おっ!この矢印の方向に進むんですね!
なるほど、なるほど。

バスロータリーすぐ横にある
この坂道をまっすぐ上っていきます。

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_3

もうちょっと・・・歩きます。

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_4

すると・・・
右手に「丘の小道商店街」発見!!

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_5

では、この商店街の中へ入って行きましょう~

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_6

進むと、こんな案内板が!!
「いつか森になるカフェ」は、商店街の一番奥にあるようです。
ワクワクしながらどんどん奥へ・・・

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_7

ありました~!
「いつか森になるカフェ」に到着です! 
バス停からは、ゆっくり歩いても5分もかかりません。

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_8

ほらっ!
窓からも鉢植えが見えるでしょ!
店内には、もっといっぱいあるんですよ~
植物に疎い私には、名前さえ全くわかりませんが。。。
実際に目で見て、手で触れてください。
先生が詳しく教えてくださいます。
珍しい植物に出会えるかもしれません。

緑いっぱいのカフェへのご案内♪_9

駐車場もありますので、お車でお越しいただいても大丈夫ですよ☆
「ならやま大通り」の押熊交差点から、車で約3分です。

「高の原駅から歩くぞっ!!」っていうガッツのある方は、徒歩約20分です。
でも、ず~っと上り坂ですので、頑張って来てください。

ほっこりした癒しの時間を過ごしに来ませんか?
ぜひお申込みください!
緑に囲まれたカフェでお待ちしております♪

お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/12276

(くすきち)

来年は手作りの干支を飾りませんか?

2012.11.29 | 授業info | by Staff

「奈良筆」に続く奈良の伝統工芸シリーズ第2弾!12月は奈良一刀彫の授業「伝統工芸・一刀彫の魅力に迫る!」を開催します。

奈良一刀彫は、大胆な木彫りと細やかな彩色が特徴とされている、奈良を代表する伝統工芸のひとつです。
その起源は、約870年前(平安時代の終わり頃)、春日大社の祭礼で飾られたのが始まりだと言われています。
そして江戸時代以降、美術品としても多くの人に愛好されるようになり、現在の日本を代表する伝統工芸のひとつとして、その伝統は今も脈々と受け継がれています。

先生は、新進の一刀彫作家として活躍中の、前田浩幸さんです。
前田さんの作品は、躍動感あるものや大胆な一刀彫に目が行きがちですが・・・

来年は手作りの干支を飾りませんか?_1

四季雛のように奈良の四季・日本の四季を表現したかわいらしい作品もあります。
見ていると、心が和みます。

来年は手作りの干支を飾りませんか?_4

奈良一刀彫の魅力のひとつは、大胆で力強い鑿(のみ)跡を残した作品にあります。
できあがった作品をお店で見ることはできますが、実際どのように作られているのか、知らないことも多かった奈良一刀彫。
先日、打合せに行った際に、少しだけ一刀彫を体験させていただきました。
おもむろに道具袋をひろげて出てきたのは、様々な種類の鑿。
その数、10数本。

来年は手作りの干支を飾りませんか?_2

「彫刻刀みたいのは使わないのですか?」
「はい、一刀彫では使わないんです。鑿で大胆に彫っていくんですよ。」
と言って、ざっくり削っていくその様子に、迷いがないんだな・・・と感心してしまいます。

来年は手作りの干支を飾りませんか?_3

そして、いざ自分で鑿を持って彫ってみると、力の入れ具合が難しく、滑らかに削ることができないんです。
「鑿をしっかり両手で固定して削っていかないと怪我をしてしまうんです。」
と、怪我の跡を見せながらお話されていました。

削っていくと、木からいい香りがしてきました。
「これは何の木からできているんですか?」
「楠です。いい香りですよね。」
一刀彫は、香りでも楽しめるんですね。

そして、もうひとつ奈良一刀彫の魅力としてあるのが、極彩色豊かなところです。
この絵具もただの絵具ではなく、水干(すいひ)絵具を使っているんです。
水干絵具は、貝殻を原料に不純物を取り除いて作られた胡粉(ごふん)に色を着色したもので、絵具を定着させるために膠(にかわ)を入れた、日本画彩色の基本となる絵具だそうです。

来年は手作りの干支を飾りませんか?_5

そして、今年最後の奈良ひとまち大学ならではのスペシャルな体験として、前田先生が丹精込めて作られた来年の干支「巳」の置物に水干絵具で絵付けをして・・・なんと!お持ち帰りができるんです。

自分で絵付けをした奈良一刀彫の「巳」を部屋に飾って、新年を迎えてみませんか?
また、その「巳」を1年間そばに置いておくと、いいことがあるかもしれませんね。

【12月6日追記】
『県民だより奈良12月号』に、前田先生が掲載されています!
ぜひご覧ください。
来年は手作りの干支を飾りませんか?_6
奈良県のホームページ『県民だより奈良12月号』奈良伝承

みなさんのお申込みをお待ちしています。
http://nhmu.jp/class/12282

(かっぱ)

色即是空 空即是色

2012.11.25 | 授業 | by Staff

そろそろ冬の気配が感じられるようになったココならまちで開催した授業「ならまちの癒しのごはん処」に、スタッフとして参加してきました。

到着すると、何やら良い匂いが・・・。
先生が、本日みなさんにご賞味していただく精進料理の準備をされていました。

色即是空 空即是色_2

その様子を横目に、“かっぱ”と受付準備をしていると、お店の奥からワンちゃんが出てきました。

色即是空 空即是色_1
 
まんまるお目目がキュートなこのワンちゃん。
お名前は、“空海”の名前からいただいた“くうちゃん”。
授業の準備中も足もとに寄ってくるなど、なかなかの誘惑をしてきます。
その目を見てると、「準備なんて後でもいいじゃん。僕と遊ぼう!ね?」と語りかけてきます。
「うん、そうだね。ちょっとくらいならいいかな。ひとまち授業の準備ぐらいなんて、“かっぱ”や“なさ”がやってくれるよね。あはは・・・だが、断る!僕には授業を気持ちよく受けてもらうための準備をする義務がある!残念だけど、また今度ね。」
と、5秒ほど目で語り合いました。
ううむ、早くも準備段階でスタッフに試練を与えてくるとは。
ここは精進料理を食べさせてくれるだけじゃあなく、心も鍛錬できるお店なんだと思いました。
準備がほぼ整ったころ、みなさんも到着し、授業開始。

まずは智明さんから、仏に仕えるまでのお話やご自身の体験から感じたことなどをお話していただきました。

色即是空 空即是色_3

いままでの智明さんの人生は波乱に満ちていて、聴いていて胸が締め付けられる思いとともに、その言葉には重みが感じられて、頭が下がる思いでした。

・・・ちょっとしんみりしましたが、お待ちかねの精進料理!おいしそう!

色即是空 空即是色_4

その後、みなさんは心もお腹も満たされ、無事に授業終了。

僕たちは、みなさんを見送った後に後片付け。
僕が外で片付けをしていると、“くうちゃん”が飛び出してきて「すわ!」と思ったら、近所のワンちゃんとそれはそれは楽しそうにじゃれていました。
「色即是空・・・」
そんな僕のつぶやきがならまちの夕闇に溶けていったところで、僕の授業「ならまちの癒しのごはん処」も終わっていきましたとさ。
おしまい。

(よっしー)