本日、授業「梅干しがアートになった!? ~梅干しで楽しむ現代美術入門~」の先生、梅干しアーティストの堀江美佳さんと打合せをしてきました!笑顔のとっても素敵な先生です。
まず堀江さんから、「梅和紙」の作品を何点か見せていただきました。
梅干しの種が立体のまま、和紙の上・ハガキの上にしっかり存在していることに、まずびっくり!!
よーく見てみると、手漉き和紙で梅干しの種がコーティングされているんです。
「上質な手漉き和紙は紙の繊維1本1本が長いので、自然と梅干しやその周りの和紙と絡むから、このような作品ができるんです」とのこと。
なるほど、日本の伝統技術の素晴らしさですね。
授業では、堀江さんの今までの作品を見ながら、梅和紙だけでなく立体的なものや写真で表現されているものなど、梅干しアートのおもしろさを感じてくださいね。
そして、もちろん、「梅和紙」漉きも体験していただきます!
参加者のみなさんは、梅干しの種を持ってきてくださいね。
その種で、紙漉きアートしちゃいます。
ところで、みなさん、紙漉きを体験されたことはありますか?
「見たことはあるけど・・・きれいに漉くことができないんじゃないかな?」
なんて思ってしまいますが、堀江さんがしっかり指導してくださいますので、安心してください。
紙漉きはやり直しができますし、その自然な風合いは、ふたつとして同じものがない、あなただけの素晴らしい作品なんですよ。
まず、梅干しの種を加工します。
割っても良し、つぶしてもいいんです。(道具は用意しています。)
これが、オリジナル作品への第一歩。
加工した梅干しの種を、どのように置こうかな・・・あれこれ想像してみてください。
そして、紙漉きの「ため漉き」という技法を使って、はがきサイズの和紙を漉来ます。
そこに、先ほど加工した梅干しの種を置いて、さらに紙漉きでコーティング!
世界にひとつしかない、あなただけ作品になります。
みなさんの作品は、堀江さんの工房で乾かした後、仕上げて、後日、みなさんのお家に届きます。
作品がお手許に届くまでのお楽しみに、梅と日本人との関わりやその歴史が知ることのできるプリントをお渡ししますので、楽しみにしていてくださいね。
最後に堀江さんからのメッセージをどうぞ。
「実は、万葉集で一番うたわれているのは“梅”の花のことなんです。 桜よりはるか前から、日本人と関わりのある“梅”を、今回、和紙に漉き込んでみました。紙のなかに梅干しの種が!という視覚的なおもしろさと、身近なものもアートに変えることのできるおもしろさのふたつを、ぜひ一緒に体験しませんか?」
まだ、定員に余裕があります。
お申込は↓をクリック。先着順で受付中です!お急ぎください★
http://nhmu.jp/class/10839
みなさんのお申込をお待ちしています♪
(かっぱ)