奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

紙芝居の世界にようこそ

2012.11.25 | 授業 | by Staff

秋も深まり紅葉も見頃を迎えた3連休の最終日に、授業「こころをはぐくむ、紙芝居の世界 ~奈良で生まれた豊かな芸術~」を行いました。
教室は、近鉄奈良駅から徒歩圏内、三条通りからすぐの「ごはん cafe にこちゃん堂」。
ぽかぽか陽気の日曜日、上着が要らないぐらい暖かい日だったこともあり、周辺は観光客でいっぱい!!

参加者のみなさんが迷わないようにとお店の前に立っていると、
「東大寺はどう行くんですか?」
「猿沢池はどっちですか?」
「近鉄奈良駅は?」
など、道を聞かれまくり・・・
ひとまち臨時観光案内人に扮して、参加者のみなさまのお越しをお待ちしておりました(笑)。

紙芝居の世界にようこそ_1

また、授業は14時からでしたが、私たちスタッフは準備のために13時頃に会場に到着したので、お店の中もランチのお客さんでいっぱい!
すごくお忙しそうで。。。
こんな時間にバタバタ準備して、すみませんでした。。。

にこちゃん堂は、個人的にランチを食べにお邪魔したことはあったのですが、2階にこんな屋根裏部屋があったとは!!びっくりしました。
今回の教室としては、とってもベスト!!
雰囲気が出て、より一層紙芝居の世界に浸れます。
教室を見つけてきたスタッフ“たぴ”、さっすが~!!

紙芝居の世界にようこそ_2

授業が始まり、中谷先生のほんわかした雰囲気や優しい語り口に、教室は一気に紙芝居小屋へと変わりました。

授業の内容は授業レポートも併せてご覧ください♪
紙芝居の魅力に触れて

新作の紙芝居もご披露いただき、4本もお話をしてくださいました。
みなさん子どものようなキラキラした目で、紙芝居のなかのキャラクターたちに引き込まれていました。

紙芝居の世界にようこそ_4

とっ!!油断していたら、中谷先生からこんな提案が!!!!
「せっかくですので、自分で紙芝居をつくってみませんか?」
一瞬にして、全員が現実世界にカムバ~~ック!!
「えっ!?どういうこと??」
みなさんの表情が変わりました。
そう、中谷先生が事前に今回の授業のためだけに10枚ほどの画を書き下ろしてくださり、その画を使って自由にストーリーを考えて、創作紙芝居をつくってみようというワークショップが始まったのです。
「後半は、みなさんが考えた創作紙芝居を発表してもらいます。それでは一旦休憩しましょう!」
という言葉も耳に入らないぐらい、休憩時間も、みなさん画とにらめっこ。
さっきまでのキラキラした目が真剣な眼差しに変わっています。

紙芝居の世界にようこそ_5

にこちゃん堂特製のおいしいプリンをいただきながら、いざっ!各自の発表へ。
発表するまでは、
「どうしよう~何も浮かばない~こんな発表するなら申し込まなきゃよかった~」
など、弱気発言をしていたのは幻か!?ってぐらい、全員めちゃくちゃ上手!!!!
みなさんの創作力には、本当に驚かされました。
私には思いつきもしない発想ばかり!絶対無理。。。
今日ほど、裏方スタッフでよかったと心から思ったことはないぐらい(笑)。
先生も、みなさんの出来が想像以上だったようで、大絶賛☆
「創作に困ったときは、みなさんに相談します!」
ってコメントまでいただきました。

紙芝居の世界にようこそ_6

今回は、授業というより、中谷先生の紙芝居ワールドへ遊びに行った感覚でした。
普段の生活を離れて、お話の世界に旅をしてきたみたい。
2時間たっぷりと心を休めて、なんだかほかほかした気持ちになれたのではないでしょうか?
たまには、現実からちょっとだけ距離を置いて、お話の世界にお邪魔するのも悪くありません。
素敵な時間が過ごせるはず!
またどこかで、中谷先生の描いたかわいいキャラクターに会えますように☆

紙芝居の世界にようこそ_7

(くすきち)

「シナリオどおり」が喜び

2012.11.25 | 授業 | by Staff

この日の朝は、奈良で初氷観測とのたよりも聞かれ、今年一番の冷え込み。
朝一番から4人のスタッフで、授業「奈良で生まれた自慢のお米 ~おいしい米を作る、ということ~」の準備開始。

「シナリオどおり」が喜び_1

炊飯器・ポット・汁椀・お盆・カセットコンロなどなど、
それぞれ持てるだけの荷物を抱えて、本日の教室「町家貸スペース ぼたん」に到着。
ほどなく、森本先生も到着され、映像チェックと最終打合せ。

調理担当の私は、お米の炊飯準備開始。
ごはんは、炊飯器の性能にもよりますが、洗い方や水加減でも味が変わってしまうので、炊飯係の責任は重大!

「シナリオどおり」が喜び_2

「こだわってお米を作っておられる先生だから、きっとお米の洗い方などもこだわりをもっておられるんだろうなぁ」と思い、森本先生に確認。
すると、
「料理の方は妻任せですから・・・」
と、こだわりがないとのことで、ほっとひと安心。
やさしく手早く洗い、少しだけ水加減を控えめにして炊飯のセット完了!
(おいしく炊けますように・・・)

「シナリオどおり」が喜び_3

そうこうするうちに、参加者のみなさんが続々と到着。
こぢんまりとした落ち着いた雰囲気のなかで、講義開始。
授業の内容は授業レポートをご覧ください♪
奈良のおいしいお米で、ツヤツヤおむすび!

「シナリオどおり」が喜び_4

講義終了後は、楽しい試食タイム。
炊きたてのあったかごはん(新米のコシヒカリ)に、それぞれ好きな具を入れておにぎりに。
「甘味があっておいし~い!」
「おいしいごはんがいただけて、身も心もほわほわです。」
と、みなさん大満足の様子!
和やかな雰囲気のなかで会話も弾み、森本先生の米作りにかける熱い話は尽きませんでした。

「シナリオどおり」が喜び_5

森本先生は、
「お米が自分のシナリオどおりに育ってくれることに大きな喜びとやりがいを感じる」
と、お話されていました。
まさにこの言葉が、森本先生の米作りの原動力になっているのだと感じました。
おいしくて安心して食べられるお米を求める人々のために、これからもますます活躍していただきたいと思います★

(うしお)

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!

2012.11.10 | 授業info | by Staff

東京や京都では、僧侶が経営する喫茶店などが「僧侶カフェ」や「僧侶BAR」と呼ばれ、心のよりどころ、癒しの空間として人気を博していると聞きます。
奈良にはないのかな?と探してみると、ありました!ならまちに、「お休み処 延智」が!!
このお店は、西村智明さん・延能さん夫婦がオープンさせたお店で、おふたりとも僧侶なんです!

お店の入り口には、かわいい丸太のイスが。
なになに?「この木のイスと写真を撮ると いい事がある・・・。不思議なイスです^o^」とのこと。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_2

どんないいことがあるのかは、授業の時にぜひ聞いてみてください。

お店に入ると、智明さんと延能さんが出迎えてくれます。
おふたりの素敵な笑顔で、お店に行く度に、とても気持ちがあたたかくなります。
これは、智明さんと延能さんのパワーなんでしょうね。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_3  僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_4

おふたりは、お寺で人が訪ねてくるのを待つのではなく、自分たちが外に出ていくことで、もっと多くの人と接したい、話したい。そして、若い世代の人たちに仏様のことをもっと知ってもらいたいとの願いから、ならまちの一角にお店をオープンしたとのことです。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_1

そんなおふたりのアツイ気持ちが伝わり、今では、観光客をはじめ多くの方が食事に行かれたり、人生相談に訪れている方もいらっしゃいます。

11月授業「ならまちの癒しのごはん処 ~仲良しオーナー夫妻はお坊さん!~」では、「お店を通して気がついた人とのつながり・絆」「奈良への思い」「僧侶として伝えたいこと」「そしてこれから・・・」など、おふたりが思っていること・感じていることを伺います。
なかなか垣間見ることのできない、僧侶の生活の一端を知ることのできる機会です!

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_5

また、数回の打合せのなかで、僧侶が修行の時に食べていた食事を再現しようとの話があり、当日、奈良ひとまち大学特製ミニ精進料理として登場することになりました!
そう、見るだけではなく、みんなで一汁一菜の食事を食べて、直に僧侶の食について触れることができるんです。
滅多にないチャンスを逃したら、もったいないですよ!

授業でみなさんにお会いできることを楽しみにしています♪
申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/11853

おまけ1
食事の一品として出される「ごま豆腐」は、延能さんがお経を唱えながら時間をかけて作られているものです。
とてもマイルドな味で、自分も今まで「ごま豆腐にはわさび醤油」と思っていましたが、この日は「黒蜜だれ」をかけてみました。
「おっ!」まるでプリンみたいじゃないですか!ちょっと驚きでした!!
デザート感覚でいただける「ごま豆腐」にも出会える機会です。
あー、こんなこと書いたらまた食べたくなってきた・・・。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_6

おまけ2
先日、朝日放送の「せのぶら」で妹尾和夫さんが奈良を歩かれ、「お休み処 延智」にも寄られ、お店を紹介されていました。
また放送してくれないかなぁ。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_7

(かっぱ)