こんな住宅地に国有林!?
2023.10.26 | 授業info | by Staff
11月25日(土)の授業「まちのなかの森林を歩こう ~大亀谷国有林を知っていますか~」のご案内です。
国有林って??
何となく分かるけど、はっきり「こうです!」と説明できる方って少なくないですか?
国有林というのは、国が所有する森林・原野のことで(これは何となく分かりますよね)、国民共通の財産です。
日本は世界有数の森林国で、森林面積は国土面積の約7割を占めるそうです。
森林は、個人や会社などが所有する「私有林」、自治体等が所有する「公有林」、国が所有する「国有林」に区分され、国有林は国土面積の約2割、森林面積の約3割を占めています。
国有林は、明治維新の際に、藩有林・社寺有林と、所有が明確でない森林を継承して成立したそうです。
奈良は海なし県で山に囲まれ、私たちは山を身近に感じながら暮らしていますが、森林を興味深く感じている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回の授業では、奈良の魅力的な場所のひとつとして大亀谷国有林を取り上げ、散策を行いたいと思います。
私はこの大亀谷国有林がある地域に住んでいて、存在自体は知っていましたが、入ったことはありませんでした。
なので今回、初体験です!(^^)!
大亀谷国有林は、住宅地の中にある珍しい国有林です。
何となく「森林」って、入るまでに山道を歩いて・・・というイメージがあると思うのですが、大亀谷国有林にはすぐに入ることができるので、身近な国有林として地域から愛されています。
入るに当たっての許可も必要ないので、近隣にお住まいの方は普段のお散歩コースとして使っている方も多いそうです。
国有林の中にあるこんな看板は、地元の方が作ってくださっているそうです。
地域で大切に守られているって、いいことですね(*^-^*)
今回の授業の先生は、国有林の維持管理をしている、林野庁 近畿中国森林管理局 奈良森林管理事務所の職員さんです。
授業では、森林管理事務所で大亀谷国有林の歴史や成り立ち等をお聞きした後、国有林の案内をしてもらいながら散策を行います。
散策の途中には、こんな絶景も楽しんでくださいね!
森林管理事務所の職員さんの業務は、国有林の維持管理はもちろん、それ以外にも多岐に渡ります。
地域に国有林が根付いていけるように様々な事業を展開されているので、そんな仕事内容も詳しくご紹介いただきます。
授業の後半では簡単な木工作も体験してもらおうかなと思っていますので、こちらもお楽しみに(*^_^*)
みなさんのお申込をお待ちしています♪
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/40136
(おーちゃん)