奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!

2012.11.10 | 授業info | by Staff

東京や京都では、僧侶が経営する喫茶店などが「僧侶カフェ」や「僧侶BAR」と呼ばれ、心のよりどころ、癒しの空間として人気を博していると聞きます。
奈良にはないのかな?と探してみると、ありました!ならまちに、「お休み処 延智」が!!
このお店は、西村智明さん・延能さん夫婦がオープンさせたお店で、おふたりとも僧侶なんです!

お店の入り口には、かわいい丸太のイスが。
なになに?「この木のイスと写真を撮ると いい事がある・・・。不思議なイスです^o^」とのこと。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_2

どんないいことがあるのかは、授業の時にぜひ聞いてみてください。

お店に入ると、智明さんと延能さんが出迎えてくれます。
おふたりの素敵な笑顔で、お店に行く度に、とても気持ちがあたたかくなります。
これは、智明さんと延能さんのパワーなんでしょうね。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_3  僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_4

おふたりは、お寺で人が訪ねてくるのを待つのではなく、自分たちが外に出ていくことで、もっと多くの人と接したい、話したい。そして、若い世代の人たちに仏様のことをもっと知ってもらいたいとの願いから、ならまちの一角にお店をオープンしたとのことです。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_1

そんなおふたりのアツイ気持ちが伝わり、今では、観光客をはじめ多くの方が食事に行かれたり、人生相談に訪れている方もいらっしゃいます。

11月授業「ならまちの癒しのごはん処 ~仲良しオーナー夫妻はお坊さん!~」では、「お店を通して気がついた人とのつながり・絆」「奈良への思い」「僧侶として伝えたいこと」「そしてこれから・・・」など、おふたりが思っていること・感じていることを伺います。
なかなか垣間見ることのできない、僧侶の生活の一端を知ることのできる機会です!

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_5

また、数回の打合せのなかで、僧侶が修行の時に食べていた食事を再現しようとの話があり、当日、奈良ひとまち大学特製ミニ精進料理として登場することになりました!
そう、見るだけではなく、みんなで一汁一菜の食事を食べて、直に僧侶の食について触れることができるんです。
滅多にないチャンスを逃したら、もったいないですよ!

授業でみなさんにお会いできることを楽しみにしています♪
申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/11853

おまけ1
食事の一品として出される「ごま豆腐」は、延能さんがお経を唱えながら時間をかけて作られているものです。
とてもマイルドな味で、自分も今まで「ごま豆腐にはわさび醤油」と思っていましたが、この日は「黒蜜だれ」をかけてみました。
「おっ!」まるでプリンみたいじゃないですか!ちょっと驚きでした!!
デザート感覚でいただける「ごま豆腐」にも出会える機会です。
あー、こんなこと書いたらまた食べたくなってきた・・・。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_6

おまけ2
先日、朝日放送の「せのぶら」で妹尾和夫さんが奈良を歩かれ、「お休み処 延智」にも寄られ、お店を紹介されていました。
また放送してくれないかなぁ。

僧侶のつくるごはん処で、癒されたい!_7

(かっぱ)

おにぎり小劇場

2012.11.09 | 授業info | by Staff

スタッフA:
「今度の授業『奈良で生まれた自慢のお米 ~おいしい米を作る、ということ~』でさ、せっかく新米食べるんだし、おいしそうなおにぎりの写真をホームページに使おうぜ」

スタッフB:
「どうせなら、竹の皮とかにのせて撮ろうよ。わたし探してみるね。」

数日後・・・

スタッフA:
「竹の皮、見つかった?」

スタッフB:
「100均見てきたけど無かったよ・・・。竹林にでも行く?それとも木のお弁当箱にしようか・・・」

会話を聞いていたスタッフBの上司:
「わたし今日、木のお弁当箱だから今から早弁しようか?」
※時間は10時

スタッフB:
「そ、それはいくらなんでもお願いできません。。。」

スタッフBの上司:
「じゃあ、うちにバランと南天あるから提供しようか?」

スタッフB:
「わ~!ありがとうございます。いい写真が撮れそう♪」

バランと南天、さらには梅干しも到着し、おいしいお米も炊き上がりました。

おにぎり小劇場_1

監督C:
「大きいおにぎりが美味しそうに見えるから、男の人が握った方がいいんじゃない?」

スタッフA:
「じゃあ、俺が握るっす!!!」

おにぎり小劇場_2

1個=約1合の巨大おにぎりが2個完成。

写真撮影開始。

(撮った写真を見て)
スタッフB:
「なんかお米のつぶつぶ感が無いね・・・。」

スタッフA:
「写真で見ると白の塊だな。ちょっと強く握りすぎたかな~」

その後、撮影場所を変えたり、監督Cのアイデアによる白画用紙レフ板作戦を実行したりして、約1時間の撮影タイム終了。

おにぎり小劇場_3

おにぎり小劇場_4

その後・・・
約1合のおにぎりは、スタッフAとスタッフBのお昼ごはんとなりました。

スタッフA&B:
「新米はやっぱり美味しいね~。」

おしまい

そんな「おにぎり小劇場」出演者のスタッフA&Bに会える・・・

ではなく、
おいしい新米おにぎりが食べられる授業の申込はコチラから↓
http://nhmu.jp/class/11832

たくさんのお申込み、お待ちしておりまーす☆

(Mochi)

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ

2012.10.06 | 授業info | by Staff

奈良時代、元興寺がどれくらい大きかったかご存知ですか?
なんと!猿沢池の南端から南北約400m、東西約220mと、今のならまちがすっぽり入ってしまうくらい大きなお寺だったのです。

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_5

そのならまちには昔から多くの猫が暮らしており、また猫物を扱う店が増えてきたことから、いつしか猫好きが「ならまち」を「にゃらまち」と呼ぶようになりました。
それにちなんで、ならまちでは、猫をテーマにした写真展や「にゃらまちねこ祭り」を開催しています。

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_7

このイベントの仕掛け人・野村修司さんが、今回の授業「猫の目線でまちを歩こう ~ならまちで暮らす、ということ~」の先生です。
野村さんは元興寺の寺域を知り尽くしておられ、観光ガイドでは知ることのできない、ディープなならまちの世界にみなさんをご案内してくださいます!

授業では、猫のように上を見たり下を見たり、覗きこんでみたり・・・。
目線を変えることで見えてくる「まち」のおもしろさを感じてもらいたいと、いろいろ仕掛けを考えてくださっています。

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_6

先日、一緒に当日のコースを歩いてきましたので、ここでちょっとだけご紹介。

野村さんは、「普段からまちのおもしろさを探して歩くのが好きなんだよ」と笑い、歩きながらお話をしてくださいました。
途中、立ち寄った和菓子屋さんで、いきなり眼に飛び込んできたのは、「猫の手肉球饅頭」と猫の顔がかわいい「猫饅頭」!
食べてしまうのが惜しい・・・。

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_1

特に何の解説もなく、ごく自然に置いてあるもの。
「にゃらまち」と言われるだけあって、猫が軒先で横になっていたり、行く先々で猫の置物や看板が出迎えてくれています。

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_2

そして、自分の心をわしづかみしたのが、笑う鬼瓦ならぬ笑う人瓦!
ならまち凄すぎます!

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_3

最後に、道の駅ならぬ「ならまちの駅」に到着。
ここでも猫が出迎えてくれました。

ならまち(にゃらまち)はディープなまちなのだ_4

他にも紹介したいけど・・・。
ここから先は、授業でのお楽しみです。

お店に立ち寄り店主さんと談笑し、一つひとつのものを丁寧に解説してくださる野村さんに、ならまちに対する思いと、まちのおもしろさを伝えたいという熱意を感じました。
今あるもののおもしろさと昔からあるもののおもしろさが融合した、ならまちのディープな世界。
きっと感じることができますよ。

みなさんのお申込みをお待ちしています。
申込はこちら→ http://nhmu.jp/class/11524

(かっぱ)