私も欲しい!何かに出会える素敵な空間
2019.06.09 | 授業 | by Staff
木の香りが漂ってくるような天井まである素敵な本棚に、広くもなく、かといって狭くもなく、心地よさそうな空間。
まるで私的なちょっと贅沢な書斎のよう。
それが本屋さん、しかも無人のキャッシュレス書店。
とても衝撃的で新鮮!
おまけにそれは奈良にある!!
これは、「Naramachi BookSpace ふうせんかずら」の紹介をテレビで見た時の私の印象です。
この日の授業「新時代の無人&キャッシュレス書店 ~ならまちのユニークな本屋さん~」は、その「ふうせんかずら」での授業というので、大いにわくわく。
ならまち大通りからテコテコ歩いて、ちょいと路地に入ると、何とも言えないいい雰囲気の町屋。
そこに、テレビで見た以上に素敵な書店がありました。
あんまりわくわくし過ぎたからかどうかはわかりませんが、奈良ひとまち大学ののぼり旗がなかなか上手く立てられない。
今まで何回も何回も組み立てているというのに・・・。
お店の中は、私の予想どおりの心地よい空間。
今回は授業の教室なので、椅子20脚とパソコン、本棚にはスクリーンを設置。
ぎゅっと詰めて置いても天井が高いので狭苦しさはなく、良い雰囲気。
中から外を眺めても良し、外から中を覗いても絵になる、魅力的なお店。
お店以上に魅力を感じたのは、今回の授業の先生、平田幸一さん。
学生のみなさんも、平田さんのお話に引き込まれていました。
平田さんは、大阪府八尾市出身で、幼い頃に五條市に引っ越されたそうです。
実は、私も八尾市出身。
母の里が西吉野村(現・五條市)なので五條市にも縁があり、勝手にものすご~く親しみを感じちゃいました。
さてさて、1000年以上もの歴史があるモノがごく普通にある奈良において、なんと最先端な無人&キャッシュレス書店。
それなのにどこか懐かしさを感じたのは私だけでしょうか?
無人の書店であって、自分の書斎のような気持になれる、それでいて孤独ではなく、人とつながることもできる・・・。
いいなぁ~!私も私なりの空間を創ってみたいなっ!
授業の片付けをしながら、夢を膨らませたのでした。
(HANA)