国宝館デビュー(^O^)/
2014.04.27 | 授業 | by Staff
朝の清々しい空気が奈良の街を包んでいる、ゴールデンウィーク前の日曜日。
スタッフは朝7時に現地集合し、授業「興福寺国宝館とことん探訪! ~国宝館独占、スペシャル講座~」の受付のセッティングです。
空気が澄んでいる朝のお寺って、本当に気持ちいいですね。
こんな季節に朝からのんびり散歩・・・なんて、普段はできません^^;
そりゃやっぱ、春眠暁をなんちゃら・・・って言いますが、“もじゅ”も朝は家を出るギリギリまで寝ちゃってます。
今回は朝の7時50分~9時までの授業ということで、スタッフも学生のみなさんも早起き。
そのご褒美?!に、ほんと気持ちのいい朝になりました。
今回は、興福寺国宝館をなんとなんと奈良ひとまち大学のために貸切で、興福寺録事の辻明俊さんに解説していただきながら観ることができる、とてもナイスでスペシャルな授業です!!
そんな授業ということで気合入れ過ぎて、スタッフの“よっしー”が6時30分に来たって言うから「やっぱスゲーな!」なんて思ってたら、国宝館前で“よっしー”が「ここは何?入れるとこなん?」って、オイッ!!
少し笑ってしまいました。
「“よっしー”、冗談ですよね~ハハハ(笑)」なぁ~んて。。。
今回の先生・辻さんは宿直明けであまり寝ておられないらしく、そんななかでお話をしてくだったとのこと。
本当にありがとうございました☆
さらに、国宝館に入る前に、先生からエコバックとストラップのプレゼントもいただいてしまいました。
この後、さっそく国宝館へGO!
授業の中身については、当日のツイッターもご覧くださいね。
中では写真がNGということで、国宝や重要文化財がズラリと並ぶこの国宝館の魅力を、無知キャラ“もじゅ”では伝えきれないッ!かも知れませんが何卒ご容赦を・・・。
国宝館といえば、やはり本尊の千手観音菩薩立像とその左隣の釈迦如来坐像は存在感たっぷりですが、そのなかでも、私が一番すごいと思ったのは、木造金剛力士像(阿形・吽形)。
大きさは人間の等身大ぐらいの大きさではありますが、顔の表情や堂々とした立ち姿、筋肉のつき方など、どの角度からみてもすごい迫力で、辻さんの解説では、フランスの展覧会にも出展されたことがあるほどの美術品でもあるとのこと。
ルネサンスよりはるかに古い鎌倉時代にこういった彫刻があったということに、お話を聞きながら改めて感心させられました!!
興福寺の歴史のお話から、平氏の南都焼き打ちや明治の廃仏毀釈など、教科書の歴史とこういった身近な場所が密接に関わっていることが、現地で観ることで実感できました。
今回の授業は70分といういつもより少し短い時間ではありましたが、本当に貴重な体験でした。
また次、どんな授業に出会うか楽しみです!!
(もじゅ)