奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

糸の道を究める

2021.12.07 | 授業info | by Staff

12月25日(土)の授業「手仕事から生まれるふんわりニット ~好きなことを仕事にするということ~」の紹介ブログ第2弾です。
第1弾のブログ「ニットとおむすび」は、こちらをご覧ください。
https://nhmu.jp/blog/info/16137

ニット作家の中村美里さんのアトリエ「いとみち」の外観です。

糸の道を究める

手仕事感たっぷりの看板があるときは、アトリエオープンの目印です。
刺繍枠が印象的なこの看板、すごく素敵。

糸の道を究める

玄関で靴を脱いで、白い暖簾の先にある和室6畳のスペースがアトリエです。

糸の道を究める

授業は、座布団に座って参加していただく形になります。

糸の道を究める

玄関の右側は障子で仕切られていますが、実はその奥にキッチンがあります。

糸の道を究める

そこでおむすびが作られているんですよ。
お手製のお味噌や梅干しが詰まった瓶がずらっと並んでいました。

糸の道を究める

さて、「いとみち」という名前について。
「糸の道を究める」から「いとみち」というブランド名が誕生したそう。
糸=ニット。
そして糸は、紡いだり、編んだり、結んだりすることができます。
土鍋で炊いた炊きたてのご飯をふっくらとむすんでくるっとのりで包んだおむすびも、「結ぶ」につながっていることに後で気づいたそう。

糸の道を究める

中村さんにとって、ニットとおむすびはどちらも大切な存在で、編み物ばかりしているとおむすびをむすびたくなるし、おむすびの出店が続くとニットを編みたくなるそう。
羊毛を紡ぎ、ニットを編み、おむすびをむすぶ。
授業では、今まで、そしてこれからの中村さんの「いとみち」について、インタビュー形式でお話を伺います。
お話だけでなく、羊毛から毛糸を紡ぐ様子も見せていただきます。

糸の道を究める

普段は予約販売のみのおむすびのお土産つきですよ。
ぜひ、お申し込みくださいね。
申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/36629

(なさ)

知れば知るほど!王龍寺

2021.12.05 | 授業info | by Staff

12月18日(土)の授業「ご本尊は貴重な磨崖仏 ~奈良市西部・王龍寺を深掘り!~」のご案内です。

黄檗宗(おうばくしゅう)海瀧山 王龍寺は、奈良市の西部、「二名(にみょう)」という地にあります。
富雄駅からバスで約10分、そこから山に向かって約20分歩いたところ。
飛鳥カンツリー倶楽部の横にあります。

知れば知るほど!王龍寺

バスを降りて、住宅街からゴルフ場の間を抜けて歩いていくと、「ここも奈良市なの?」って不思議な世界に入った気分になります。
山門をくぐって参道を歩いていると、鳥の声や川のせせらぎが聴こえます。
そして紅葉に彩られていて、一歩一歩階段を上るごとに、息も心も落ち着いてきます。

知れば知るほど!王龍寺

しばらく上がっていくと、建物が見えてきました。
ここが今回の教室、王龍寺の本堂です。

知れば知るほど!王龍寺

副住職の飯野さんの話を聞いていると、王龍寺って、歴史もあり、知れば知るほど興味が尽きないお寺だと感じます。
ここで少し紹介を・・・。
(1)王龍寺は聖武天皇の勅願で創建されたと言われているお寺。
(2)奈良には少ない禅宗の寺で、座禅を組むことができる。
(3)古来から信仰の場とされ、豊かな自然が残っている。
(4)御本尊の十一面観音菩薩像はとても珍しい磨崖仏。
(5)十一面観音菩薩像は東を向いてまつられている(なぜでしょう?)。

そして、本堂から少し山を登り、東に開けたところから市内を望むと、東大寺をくっきりと望むことができます。
思わず「おっーーーーーー!こんなところがあるんですね!」と声が出ました。

知れば知るほど!王龍寺

さて、副住職の飯野さんは、お寺をもっと身近に感じてほしいと思って活動されています。
そのお話も、授業で伺いますよ。
今回の授業は、飯野さんの話、境内の見学、そして座禅会と、盛り沢山な内容です。
座禅会は、あぐらを組めなくても大丈夫。
椅子に座ってもできるようにと準備をしています。

ぜひお申し込みください!
お待ちしています。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36624

(かっぱ)