知れば知るほど!王龍寺
2021.12.05 | 授業info | by Staff
12月18日(土)の授業「ご本尊は貴重な磨崖仏 ~奈良市西部・王龍寺を深掘り!~」のご案内です。
黄檗宗(おうばくしゅう)海瀧山 王龍寺は、奈良市の西部、「二名(にみょう)」という地にあります。
富雄駅からバスで約10分、そこから山に向かって約20分歩いたところ。
飛鳥カンツリー倶楽部の横にあります。
バスを降りて、住宅街からゴルフ場の間を抜けて歩いていくと、「ここも奈良市なの?」って不思議な世界に入った気分になります。
山門をくぐって参道を歩いていると、鳥の声や川のせせらぎが聴こえます。
そして紅葉に彩られていて、一歩一歩階段を上るごとに、息も心も落ち着いてきます。
しばらく上がっていくと、建物が見えてきました。
ここが今回の教室、王龍寺の本堂です。
副住職の飯野さんの話を聞いていると、王龍寺って、歴史もあり、知れば知るほど興味が尽きないお寺だと感じます。
ここで少し紹介を・・・。
(1)王龍寺は聖武天皇の勅願で創建されたと言われているお寺。
(2)奈良には少ない禅宗の寺で、座禅を組むことができる。
(3)古来から信仰の場とされ、豊かな自然が残っている。
(4)御本尊の十一面観音菩薩像はとても珍しい磨崖仏。
(5)十一面観音菩薩像は東を向いてまつられている(なぜでしょう?)。
そして、本堂から少し山を登り、東に開けたところから市内を望むと、東大寺をくっきりと望むことができます。
思わず「おっーーーーーー!こんなところがあるんですね!」と声が出ました。
さて、副住職の飯野さんは、お寺をもっと身近に感じてほしいと思って活動されています。
そのお話も、授業で伺いますよ。
今回の授業は、飯野さんの話、境内の見学、そして座禅会と、盛り沢山な内容です。
座禅会は、あぐらを組めなくても大丈夫。
椅子に座ってもできるようにと準備をしています。
ぜひお申し込みください!
お待ちしています。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36624
(かっぱ)