仕事が楽しくなるヒント
2022.01.26 | 授業info | by Staff
この本、ご存じですか?
私が立ち寄った奈良市内の書店には、みんな置いてありましたよ。
『ライク・ア・ローリング公務員』(木楽舎)
著者は昨年3月に奈良県庁を定年退職した「スーパー公務員」、福野博昭さん。
3月13日(日)の特別授業「仕事って楽しい! ~奈良で働く、その醍醐味について~」の先生です。
県庁職員の時代に福野さんが携わった改革や地域活性の数々が掲載されていて、パワフルな行動力、熱い心、そして人とのあったかいつながりに、「すごい!すごい!!」と圧倒されながら即完読してしまいました。
「自治体職員は誰かを喜ばせる仕事」「どの部署で働いても仕事は面白くできる」など、一見、「えっ?そうなの?」と思うけど、でも本当にそうだったらやりがいあるよねと感じる言葉がいくつもあり、そしてさまざまなエピソードに心揺さぶられたのです。
「奈良県にこんなすごい人がいたのか・・・。奈良ひとまち大学でぜひ話を伺いたい・・・」という思いが実を結び、このたび、特別授業に登場していただく運びとなりました。
今回の特別授業では「奈良で働く」というところに注目し、福野さんをはじめ、奈良市で活躍するおふたりにご登壇いただきます。
前半は福野さんのトーク。
全編が関西弁で綴られた著書をふまえて、お話を伺います。
後半は福野さんと藤岡俊平さん・市橋健さんを交えたクロストークを行います。
藤岡さんは、奈良の伝統的な町家を改修した、一棟貸しの宿「紀寺の家」の代表です。
「こんな家に住みたい」という視点を大切に、暮らしや季節の移ろい、ゆったりとした時間が楽しめる宿として、2011年にオープンしました。
他にも、「NPO KYOBATE」「NARA TEIBAN」「SUN DAYS PARK」「Cultivate project」などのさまざまな活動をされています。
市橋さんは、ならまちにあるクラフトビール醸造所兼タップルーム「ゴールデンラビットビール」の代表です。
市橋さんは平日は製薬会社に勤務し、週末は「ゴールデンラビットビール」の仕事をし・・・と、ダブルワークをしています。
奈良の特産品を原料としたビールや奈良の酒造メーカーとコラボしたビールなど、クラフトビールをとおして奈良の魅力を発信する市橋さんの活動は、全国的にも注目されています。
クロストークの進行役は、奈良で働く若者代表、NHK奈良放送局リポーターの柴原優美香さんです。
昨年、NHK奈良放送局「ならナビ」にて奈良ひとまち大学を取材していただいたのが縁となり、今回、進行役をお願いしました。
「働くこと」って、生きる上で大きな割合を占めると思います。
自分の働き方ひとつで収入・立場・労働時間・休暇が変わってくるし、必然的にライフスタイルにも影響を及ぼしますよね。
また、仕事の理想と現実が離れてしまう場合もあるし、さまざまな状況により時には凹んでしまうこともあります。
「この仕事が好き」「やりがいがあってすごく充実してる」と言える人って特別なんじゃないの?って思ってしまうことも。
せっかく働くのであれば、嫌々ではなく前向きに取り組めたらいいですよね。
今回の授業の先生方はそれぞれ多岐にわたる活動をされていますが、そこに至るまでにさまざまな苦労があり、苦労を乗り越える原動力、そして思いがあったはずです。
奈良を愛し、奈良で働く先生方の思いにふれることで、「明日からまた頑張ろう!」と思ってもらえる授業にしたいと思っています。
なお、教室は中部公民館の5階ホールです。
近鉄奈良駅から徒歩5分の駅近です。
広い会場で密にはなりませんのでご安心を。
みなさんのお申込、お待ちしています。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36959
(なさ)