奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

ロウケツ染で作るひとまちの旗

2011.12.03 | 打合せ | by Staff

先日、12月24日の授業「ロウケツ染ってなあに!? ~奈良時代からの染色に挑戦~」の打合せのため、「rooftop ならまち染工房」さんへおじゃましました。

ロウケツ染でつくったカワイイ看板が目印
ロウケツ染で作るひとまちの旗_1 ロウケツ染で作るひとまちの旗_2

階段をのぼると・・・
ロウケツ染で作るひとまちの旗_3

工房はこんな感じ
ロウケツ染で作るひとまちの旗_4

今回の授業では、「ロウケツ染って古めかしくって年配の方が好みそう」というイメージ(かく言う私がそうでした・・)を一変させる、ポップでカワイイ、そして奥深い魅力を体感してもらおう!ともくろんでいます。

カラフルな作品たち
ロウケツ染で作るひとまちの旗_5 ロウケツ染で作るひとまちの旗_6

暖かみのなかに、キラキラ光る感じと花びらのコントラストが素敵
ロウケツ染で作るひとまちの旗_7

よーく見ると、さまざまな色が内在している!
ロウケツ染で作るひとまちの旗_8

シックな色づかいの作品
ロウケツ染で作るひとまちの旗_9

色あいが微妙に異なり、にじみがいいぐあい
ロウケツ染で作るひとまちの旗_10

ただ体感してもらうだけじゃなくて、みんなで何かおもしろいことができないかな・・・ということで、奈良ひとまち大学の旗、作ります!
(しかも縦バージョンと横バージョンの2枚っ!!)
学生のみなさんが一緒に協力して何かを作り上げるってことは、ひとまち大学史上、初の試みなんです。
先生の中井由希子さんともいろいろ話し合いながら、着々と準備中です。
おなじみのロゴも、もちろん登場しますよ。
ロウケツ染で作るひとまちの旗_11
制作した旗は、今後ひとまち大学で大切に大切に使わせていただきます☆

とはいえ、初心者でも気軽に参加してもらえるよう段取ってますので、難しく考えないで~。
ロウをひいたり、刷毛で色をのせたり・・・、徐々にできあがる過程がまたおもしろいですょ。
rooftopさんのホームページ(http://rooftop-nara.net)にも、今まで体験された方の様子が載っています。(「日記 diary」をご覧くださいね。)
みんなとっても楽しそう。

興味がある方、ぜひぜひ参加してくださいね。お待ちしています♪

授業の申込はこちらから↓
http://nhmu.jp/class/6964

(なさ)

シカも聴きにくる?

2011.11.27 | 授業 | by Staff

11月27日(日)、「奈良に思いを馳せる365日 ~奈良LOVE女性が作った手帖~」を行いました。
今日は少し肌寒い日でしたが、空が青く、すがすがしい気候でした。

今回の教室は、「koharu cafe」。
「きたまち」にあり、転害門や多聞城跡の近くにあります。
授業当日にはいませんでしたが、奈良公園からお出かけしているシカがこの界隈を歩いていたりもします。
なんとも贅沢な場所です。

シカも聴きにくる?_1

学生さんが揃い授業が始まると、先生のお話にみなさん熱心に耳を傾けておられました。
また、質問や意見交流も活発に行われ、終始和やかな雰囲気でした。

シカも聴きにくる?_2
 
そして、授業終了後は「フルコト」を訪れ、見学しました。
そちらでも、先生に熱心に質問される方々もおられ、関心の高さが伺えました。 

シカも聴きにくる?_3

(なかっち)

ママたちの素顔はホントにキラキラ☆でした

2011.11.27 | 授業 | by Staff

授業「奈良のママたち、舞台をめざす! ~きらきら輝くママの素顔に接近~」当日。
よく晴れた爽やかな日でした。
ならまちセンターで、一足先に教室の準備をしていた私たちスタッフ。
舞台で使う美術道具や衣装を持ち込んでいただけるとのこと、私たちも期待でいっぱいです♪

ママたちの素顔はホントにキラキラ☆でした

小野小町さん(旧姓ですが、なんと本名!!お名前通りの美しい方です☆)は、奈良教育大学在学中から、新進劇作家として数々の賞を受賞。劇作家・演出家として、舞台はもちろん、多方面でご活躍です。
その一部を紹介するスライドショーから、授業は始まりました。
三國連太郎さんと八千草薫さんが、小野さんの作られた短歌を読まれるテレビCMも!

続いて、スライドは2006年に小野さんが旗揚げされた劇団小町座のお芝居へ。
奈良のアラフォーママさんたちが作り上げるその舞台は、スライドとはいえ迫力満点。

ママたちの素顔はホントにキラキラ☆でした_2

小町座さんの舞台は、どの作品もとても深いメッセージが込められているんですが、なぜかそれが全く押しつけがましくなく、す~っと胸に届いて響くんですよね。

「この衣装はどうやって作ったんだっけ?」
小野さんの問いに、美術監督さんが説明をしたり、
「小野さんに、こんなふうに稽古をつけてもらうんですよ」と、
役者さんが実際の台本を見せながらお話してくださったり。
小野さんとメンバーの方のやり取りがおもしろくって、終始笑い声が絶えません!

ママたちの素顔はホントにキラキラ☆でした_3

さらに学生のみなさんにも、小町座が上演をした台本でお芝居を体験していただきました。
日常会話のようなセリフ、お芝居ならではのセリフ。
まずは初見。それから、小野さんの演出を付けたバージョンで。
やっぱり違ってくるんですね、演出が加わった途端にセリフが生きいきしてくるんです!

ママたちの素顔はホントにキラキラ☆でした_4

最後に、学生のみなさんから今日の感想と質問をいただきました。
妻として母としてすごく忙しい日々を過ごしながら、自分の時間をどう確保し、夢にチャレンジしているの?セリフはいつ覚えるの?素朴な疑問が飛び交いました。

小野さんの言葉が印象的でした。
忙しいなか、どうにか頑張って作り上げた舞台だからこそ、その必死さが観る者の心を打つ。

ママたちの素顔はホントにキラキラ☆でした_5

勇気と元気をたっぷりいただける、それでいて温かい気持ちにさせられる2時間でした。
小野さん、小町座のみなさん、本当にありがとうございました。
次の舞台も楽しみにしています!!

(たぴ)