奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

オンリーワン

2017.06.25 | 授業 | by Staff

「四季を感じられる日本は素敵ですねっ」と言いたいところですが、やはり雨はうっとうしい。
しかも今日は、朝から震度1の地震があったりなど。
しかし、今日の授業「オンリーワンの場所づくり~日々の小さな幸せ、お届けします~」の教室となる「アルカイック 森の工房」は、まるで絵本の中の1ページのような雰囲気のあるお店でした。

オンリーワン_1

雨に濡れた木々の緑がひときわ鮮やかで美し過ぎる・・・と目を奪われ、早く準備をしなければ!と気を取り直したところへ、今回の授業の先生・アルカイック株式会社GMの平島さんが「車を奥へ」と仰いながらお店から出て来てくださいました。
ダンディな方だなぁという印象で、私はお店の中へ。

入った瞬間、木の香りが漂い、アンティークな小物がたくさんあちらこちらに。
準備も忘れて見入ってしまいました。
私自身すごくほしくなった椅子がありました・・・。
他にもすごくかわいいものがありましたので、いろいろ質問しちゃいました。
買いつけは、イギリス・フランスなどだそうです。
奥の深いアンティークな世界です。

オンリーワン_2

独特な魅力的な空間で授業がスタート。
平島さんがサラリーマンだった時代のお話や転職の難しさなどをお話しされました。
授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「人と建物」
http://nhmu.jp/report/28753
「奈良にアルカイックありき~生きがいのヒントが得られます~」
http://nhmu.jp/report/28759

オンリーワン_3

若いときのチャレンジは、「やってみる」「言ってみる」ことだ!
「売れない」「客がこない」そんなときは、考え方を変えて10年先のことを考えての仕事をしなくてはならない。
・・・などなど。
人生って、本当に何がどうなるかわかりませんよね。
今回参加された方々はいろんなことを質問されて、まだまだ時間が足りませ~んって感じでした。
みなさん、雨の日ふらっと外出するのも風情がありますよ。

(たまりば)

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる

2017.06.24 | 授業 | by Staff

奈良が好きで奈良に住んで3年、まさか学生として参加したことがある「奈良ひとまち大学」にスタッフとして携わることになろうとは!と驚いている“せとやん”です。
さて、今回従事したのは6月24日(土)の「奈良と氷の長くて深~い関係 ~氷の聖地で宮司さんがトーク~」。
奈良に引っ越してくる前は、訪寧すると必ず訪れていた東大寺や春日大社、奈良公園界隈。
もちろん、今回の授業の教室である氷室神社にも足を運んでいました。
今回はその氷室神社で授業を行うということで、参加される学生さんだけではなく私もひそかに楽しみにしていました。

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_0

教室に到着して、「今日はよろしくお願いします」と神さまにごあいさつ。
そして、さっそく設営です。
梅雨のさなかに行う授業。
今日は曇り空で今にもぽつりと来そう。
授業を屋外で行うので少し心配です。
授業が終わるまでもってくれるといいな・・・。
鳥居の朱色に奈良ひとまち大学のグリーンののぼりが映えます!

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_1

椅子のセッティング、資料の配布、蚊対策の蚊取り線香、虫よけスプレーも準備OK。
「いよいよ受付が始まるな」と思うと、どことなく気持ちが引き締まります。

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_2

続々と学生のみなさんが到着され、最初に本日の講師である氷室神社宮司の大宮守人先生に促されて拝殿の前で祈祷。
祝詞が響き渡る荘厳な空気のなか、予定通り17時30分から授業がスタートしました。

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_3

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「氷の向こうに奈良の歴史」
http://nhmu.jp/report/28413

席に戻って、氷室神社と氷との関係は?「ひむろしらゆき祭」はどのようにしてスタートしたのか?と、先生のお話が進みます。
資料としていただいた季刊誌「ひむろ」に載っている古地図と現代の地図との比較や、氷室神社から8kmほど離れた天理市福住の氷室神社との関係もお話ししてくださいました。
学生のみなさんは熱心にメモをとり、ところどころで笑い声も起こる和やかな雰囲気です。

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_4

さあ、授業も終盤になりました。
お待ちかねの、かき氷の奉納です。
ゆっくりと時間をかけて凍らせた氷はとても綺麗。
向こう側が透けて見えます。
境内ではこの氷を使った「氷占い」ができるそうです。
次回来たときはやってみたいなあ。

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_6

かき氷機で氷をかいていただき、一人ひとり受け取ります。
神さまにお供えしてから、おさがりをいただきますよ!
シロップをかけて・・・さあ、味はどうですか?
「おいしいです!」
「頭がキーンとしない氷ですね」
「口でふわっと溶ける!」

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_5

少し蒸し暑かったこの日、屋外で食べるかき氷は冷たくて口の中がさっぱりして、なんて美味しい!
学生のみなさんは、しばし夢中でシャクシャクと氷をつっついていました。
なんと、スタッフもかき氷をいただいてしまいました。
氷室神社さま、大宮先生、本当にありがとうございます!

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_8

かき氷を食べ終わった後は、大宮先生によるまとめです。
近年「奈良の夏といえばかき氷!氷室神社!」というイメージがありますが、そこに至るまでは先人の苦労や知恵、そしてなによりも氏子さんをはじめとする、神社に関わる多くの方々の努力があってこそなんですよね。
そういった氷室神社にかける思い、古代から続く奈良の歴史にかける思い、地域おこしにかける思いを大宮先生からお聞きして、なんだかじーんとしてしまいました。

氷室神社にて、先人たちの偉業に思いを馳せる_7

当日の様子は氷室神社のブログ「氷室神社の徒然社務日誌」でもご覧いただくことができます。
「ひとまち大学」
http://ameblo.jp/himurojinja/entry-12286631017.html?frm_src=thumb_module

大宮先生、氷室神社のみなさん、そして参加してくださった学生のみなさん、ありがとうございました!
楽しんでいただけたでしょうか?
これを機に、氷室神社に足を運んだことがない方も訪れていただけると嬉しいです。

(せとやん)

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」!?

2017.06.10 | 授業info | by Staff

このロゴ、かわいいでしょ♪

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_1

2017年6月25日(日)の授業「奈良らしさ、のあるビール作り ~クラフトビールで奈良を元気に!~」の先生・市橋健さんが起業した「Golden Rabbit Beer」のロゴマークです。
社名にもある「うさぎ」と、鳥居らしきものが。
これは大神神社の「なで兎」にあやかっているそうです。
酒造りの神さまが祀られている大神神社のなで兎は、自分が痛いところを撫でると痛みを癒すしてくれる、願いを叶えてくれると言われています。
「ビールを飲んだお客様が幸せになり、楽しいひとときを過ごすことができるように」という願いが込められているんですよ。

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_2

さて、市橋さんがGolden Rabbit Beerでめざすものは、ビールを飲んだ人を幸せにするだけでは終わりません。
キーワードは「ローカル×ソーシャル」。
クラフトビールを通して、地元奈良の魅力を発信すること、農業・外食産業・観光業の発展につなげることを掲げています。
既にクラウドファンディングで資金を集めて、奈良県産のお米「ひのひかり」を使ったライスビールを製造したり、奈良県初の二条大麦の栽培を行ったりと、少しずつではありますが着実に目標に向けて歩んでおられます。

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_3

また、「すべての子どもが家庭で暮らせる社会」をめざし、奈良を拠点に活動する「日本こども支援協会」に売上金の一部を寄付することで、社会問題にも取り組んでいます。
美味しいビールをいただきながら社会貢献もできるなんて、幸せな時間をお裾分けするみたいで素敵ですよね。

このあたりの、奈良発クラフトビールを通して市橋さんが伝えたいものとは何か、授業でじっくりお伺いします。
また、普段は製薬会社で勤務し、仕事の後にGolden Rabbit Beerのお仕事・・・とダブルワークで働く市橋さんのお話を通して、「働くこと」についても考える機会にできればと思います。

ビールを飲んで「ローカル×ソーシャル」_4

もちろん、実際にビールを味わう時間もあり。
3種類いただきますよ。
ビールについて、詳しくは、「ひとまちブログ」をご覧ください。
「ことのまあかりでビールをいただく」
https://nhmu.jp/blog/info/11745

※大切なことなので、もう一度いいます。
お酒は20歳になってから!ということで、今回は成人限定とさせていただきます。

授業のお申し込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/28189

(なさ)