この度、奈良ひとまち大学12年目?にして初の学生さんによる自主サークルが誕生しました。
その名も「奈良ひとまち大学 魅力発信部」。
どんなことをするサークルかと言いますと、授業で撮影した映像を魅力発信部のメンバーが編集し、奈良ひとまち大学の公式YouTubeチャンネルにUPしていくという活動です。

このサークルが生まれたきっかけはと言うと・・・。
世間では、まだお正月の余韻が残る2023年1月7日、前年の11月に開催した授業「Nara観光コンシェルジュに学ぶYouTube」に参加した学生のみなさんが再集結し、有志メンバーによる課外活動が行われました。

その課外活動で話し合われる重大テーマとは・・・
MISSION「奈良ひとまち大学YouTubeチャンネルを活性化せよ!!」
なぁ~~んてすみません。
ここぞとばかりに今流行っているアニメ「○○○×FAMILY」に思いっきり被せちゃいました(笑)。
11月に開催した授業では、Nara観光コンシェルジュ(奈良ガイドのスペシャリスト)であり、美しい映像とナレーションで奈良の魅力を発信し続けるYouTuber松原純さんの活動を体験してみようということで、学生が実際に撮影から動画編集、そしてアップロードまで行うという企画に挑戦しました。
松原純さんのYoutubeチャンネルはこちら↓
https://www.youtube.com/@NaraConcierge

なかにはすでにYouTuberデビューされている方もおられましたが、ほとんどの方は、ほぼ初めて。
機材の扱い方やインタビューの方法、動画編集の作業など、慣れない作業を学生のみなさん同士で協力しながら、2つの動画を完成させました。
授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください。
「動画編集で魅力発信!『ひと』と『まち』がつながる」
http://nhmu.jp/report/38986
そして、こちらが完成した動画。
Youtube動画(赤チーム)
https://www.youtube.com/watch?v=TdAcakOdwHo
Youtube動画(青チーム)
https://www.youtube.com/watch?v=7wO0N02w_n4
いかがでしょうか。
学生のみなさんが作った作品、なかなか素敵じゃないですか?!
奈良ひとまち大学では、2回連続の授業も「初」開催だったのですが、その計画の裏で、松原さんとの「授業を通して動画編集をやっていく仲間が増えたらおもしろいですよね」という話から壮大な!?サークル化計画についても同時に進めていきました。

そんなことから授業を終えた学生のみなさんに向けてサークル化を念頭に「3回目の授業をしませんか?」と提案したところ、ほとんどの方が賛同してくださり、今回これまでの授業にはなかった「課外活動」が実現しました。
この課外活動の冒頭、松原さんから「動画編集の勉強をする学生のみなさんが協力し合って、奈良ひとまち大学のYouTubeチャンネルにUPする動画を作るサークルを立ち上げませんか?」とご提案いただき、その後、参加者の意見も交えながら、これから開催する授業のハイライト動画を作るサークルを結成することが決まりました。
そしてこの日は、松原さんからYouTube視聴者に視ていただきやすい動画を作るための撮影のコツや動画編集ソフトの使い方について教えていただきました。

本格的な活動はまだまだこれからですが、またいつの日か奈良ひとまち大学のYouTubeチャンネルを覗いてみてください。
サークルメンバーが制作した授業のハイライト動画がUPされているかもしれませんよ。
奈良ひとまち大学 魅力発信部のみなさんの今後の活躍を楽しみにしています。
頑張ってください!!
(もじゅ)
どうも、“よっしー”です!
みなさんは「藍色の染め物」と聞いて何を想像しますか?
私は藍染めの日本手拭いですかね!
友人からプレゼントされた手拭いをお供に釣りへ行っているから、パッと思い浮かびました!
あとはジーンズですかね!
学生時代にジーンズが流行っていたので、私も例に漏れずにジーンズを買って色落ちに挑戦していました!

ところで、日本手拭いとジーンズは同じ藍色・紺色ですが、実は染織方法が違うのをご存じでしょうか。
簡単に言うと、藍染めは天然の染料を使うのに対して、ジーンズを染めているのは化学染料で、インディゴ染めと言うのだそうです。
インディゴ染めは使っていけば色落ちしていくのに対し、藍染めは色落ちがしにくく、使えば使うほど色が落ち着いていくのだそうです。

また、化学染料を使っているインディゴ染めは安価で大量生産できるのに対して、藍染めは天然染料なので安定した染めが難しく、染織過程の手間もかかり、職人の技が必要となってきます。
大量生産・大量消費の時代に、時間と手間がかかり職人技が必要な藍染めよりインディゴ染めが主流となり、藍染め職人も減っていきました。
そんななか、なんと奈良市に藍染め職人が工房を構えているのです!
それが、4月30日(日)の授業「わたしが藍の色にこめる思い ~藍師、染師という仕事~」の先生、小田大空さんです!

小田さんは、19歳で初めて藍染めを体験し、その世界に魅了され、憧れの藍染師のいる徳島県に渡って2年半の修業をした後、2021年に奈良に帰郷して現在の工房を立ち上げました。
「藍色は染める人の心の状態が色として表れる」と考え、誠心誠意をもって染め上げることはもちろん、自身が藍染めの原料である蓼から染料を作るなど、「藍色」に対する強いこだわりを持って仕事をされています。

授業では、藍の魅力や小田さんの仕事について語っていただくほか、蓼を栽培している畑や工房を見学します!
ちなみに、工房の一部を教室として使用するため、雰囲気も抜群です!

もちろん、講義と見学だけではなく、小田さんが作った藍の染料を使った染め物体験もあります!
みなさん、ぜひお申込みください!!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39041
(よっしー)
どうも!
音楽は「聴くのが専門」の“よっしー”です!!
歌うのはちょっと・・・ね(照)。
と、小学校から音楽の成績が5段階評価でアヒル(=2)だった私が何言ってんだって話ですが、みなさんは不思議に思ったことはありませんか?
「作曲家ってどうやって音楽を作ってるんだろう」と。
その答えのひとつとして私が知っているのは、マクロスプラスやカウボーイビバップでお馴染みの菅野よう子さんが、雑誌かテレビのインタビューで「曲は作るんじゃなくて降ってくるもの」と言っていたことでした。
20歳になるかならないかの私は、その言葉に「だからベートーヴェンは耳が聞こえなくなりつつあっても月光とか作れたんや!天才ってやっぱちゃうなぁ!」と妙に納得したものでした。
しかし、あれから歳を取り、夢見る少年じゃいられなくなった私は思ったんです。
「あれはメディア用の言葉だったのではないか」と。
そんな時、2月5日の授業「歌声を奈良の風にのせて ~氷置晋のミュージックライフ~」の従事の話があったので、1も2もなく手を挙げました!

授業は、前半はシンガーソングライターの氷置晋さんのお話で、後半はみんなで曲づくりという構成。
氷置さんがみんなに意見を聞きながら、30秒ほどの曲を歌詞つきで完成させました!
このあたりの様子は、ひなよ ゆりあちさんのレポートにお任せします!!
「いかにして歌を作るか?シンガーソングライターが誕生するまで」
http://nhmu.jp/report/38927

授業と片付けが終わり、ひと休みの時。
ここがチャンス!と、氷置さんに「曲はどうやって作っているんですか?降ってきたりするんですか?」と質問をしてみました。
すると答えは、「コードをつなぎ合わせて作っているんです」とのこと。
「『コード』って、なんじゃいな?」と思いつつも、「定型のリズムのパターンがたくさんあって、それを作曲者?編曲者?が好みに合わせてくっつけて音楽を作っているってことですかね!?」と言ったら、「う~ん、まぁそんなカンジです」とのこと。
イマイチ理解できなくてすんません!

で、氷置さんのお話を聞いていると、最近の若い人の曲は、通常つなぐべきコードじゃないコードをつなげる曲が多いそうで、Official髭男dismの曲がまさにそれで、違和感アリアリの超難しい曲らしいです。
「違和感がハマるって、生ハムメロンみたいなモンですかね!!」と、音楽的なことはわからないので、なんとか身近な例えでこちらのフィールドに引き戻そうとした矢先。
「わかるーー!」とスタッフの“たかねぇ”が登場!
た「んっんー♪ってきて、んんー♪がくるのって違和感ありますよね!」
氷「そうそう!んっんー♪ってきて、んんー♪てくるとキーーーッ!ってなる!(笑)」
た「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がなんちゃら」
氷「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がこーたら」
嗚呼・・・2人の世界に・・・。
そういえば、“たかねぇ”は音楽が得意だったなぁ。

ふと横を見ると、同じく佇んでいる“もじゅ”が!
仲間やん!と思って声をかけてみました!
よ「なんの話かわかんないねー(笑)」
も「ですねー!音符記号とかもう忘れちゃいましたよ(笑)」
よ「あれあれー?もしかして“もじゅ”も音楽の成績はアヒルやった?」
も「いえ、僕は10段階評価で8か9でしたよ」
よ「そっか・・・」
も「いえ、なんかあの・・・すみません。」
その時、僕の頭の中に哀しげなメロディが流れると同時に、「あぁ、菅野さんの言うことを一瞬疑ったけど、もしかしたらホンマかもしらん」と、窓から夕日が差す講堂で思いました。

音楽を作るのって、いろんなパターンがあるっぽいようですが、んー、また謎が深まりましたね。
レポートを書いてくださった ひなよ ゆりあちさんも作曲に興味があるようですし、また機会がありましたら、氷置さん!
このあたりのことも、ぜひ授業でお話ください!!
楽しい授業をありがとうございました!
☆おまけ☆
授業で氷置さんが学生のみなさんと一緒に即興で制作した楽曲がYouTubeにアップされました!
氷置晋YouTubeチャンネル
「40分ぐらいで皆さんと作ってレコーディングした即興ソング」
https://www.youtube.com/watch?v=fqTw92PILs8
(よっしー)