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「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報

2015.11.10 | 授業info | by Staff

山粧う季節がやってまいりました。
冬の足音がだんだん近づいてくるのを肌で感じつつ、深まる秋をじっくりと味わえる、成熟した時とでも申しましょうか。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報_6

移ろう季節なんて感じる暇ないよ。。。って方も、なかにはおられるやもしれませぬ。
そんなあなたに朗報です。
半日で楽しめる、古都奈良の風情たっぷりな、とっておきの場所があるんですよ。
そのスポットとは、11月28日(土)の授業「奈良を撮り続けた男、入江泰吉 ~旧居から見える、写真家の素顔~」の教室、入江泰吉旧居です。

入江泰吉旧居&授業の詳細については、ひとまちブログ「入江泰吉さんってどんな人?」をご覧いただきたいっ。
そして、このブログでは、3つの蔵出し情報を付け加えたいと思います。

とっておき情報その1
入江泰吉旧居は邸内だけでなく、お庭もとっても綺麗なのです。
今はこんな感じ。

「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報_1

木々の緑が全体的に青々としていますが、少~し色づいている葉もあるのです。
そうです、これから、緑→赤にどんどん染まっていくんですっ!!
今回の授業の先生、入江泰吉旧居コーディネーターの倉橋みどりさんの予想では、「授業の頃はバッチリ紅葉してるんとちゃうかな~」とのこと。
入江さんの写真集にも掲載されているような、燃えるような赤に彩られたお庭に遭遇できる可能性がありますよ。

「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報_2

とっておき情報その2
ただいま、入江さんの生誕110年を記念し、入江泰吉記念奈良市写真美術館にて、展覧会「回顧 入江泰吉の仕事」が開催中です(12月23日(水・祝)まで)。
「もしよかったら、授業が終わってから、一緒に写真美術館へ行きましょうか~」なんてことを、倉橋さんが言ってくださってますっ。
授業では入江さんの写真を鑑賞することはできないので、ぜひともダブルで愉しみたいものです。
あっ、もちろん、授業までに写真美術館へGo!ってのもいいんじゃないでしょうか?
私はそのつもりです(キリッ)。
高畑まで、お散歩がてらゆっくり歩いてって、帰りに新薬師寺に行っちゃおうかな~なんて企んでいます。

そんな私が手に入れたのは、「GURURI」。

「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報_3

奈良市内にある5つの有料文化施設にて利用できる周遊パスポートなんです。
使用期間は2015年11月30日まで。
入江泰吉旧居や入江泰吉記念奈良市写真美術館でも使えます。
入江泰吉旧居でも販売していますので、他の施設にも足を伸ばしちゃおう!と思う人にはお得かもしれませんよ♪
詳しくは、コチラ↓
奈良文化施設周遊パス「GURURI」

とっておき情報その3
入江泰吉旧居では、かつての住まいを公開するだけにとどまらず、入江さんの足跡などを辿る講座など入江さんが遺したものを知り学ぶ機会を設け、奈良の魅力を発信しています。
それらの活動を支えている方々のひとりである倉橋みどりさんは、いろんな「顔」をお持ちです。
入江泰吉旧居コーディネーターだけでなく、
・NPO法人文化創造アルカ理事長
・奈良きたまちweek実行委員会 副実行委員長
・フリーの編集者&フリーライター
・俳人
などなど、奈良の魅力を、文化・歴史などさまざまな分野から発信し、八面六臂(はちめんろっぴ)のご活躍なのであります。

「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報_4

文化創造アルカのブログでは、入江泰吉旧居での出来事や思いなども綴られています。
そのなかで印象的だったものを抜粋します。

*****

本日3月1日。雨の日曜日に水門町の入江泰吉旧居の一般公開の初日を迎えました。
毎週日曜日は1日3回の館内案内をします。
今日はその初日でした。が、結局時間に関係なく、来られた方で「ぜひ」とおっしゃった方に次々とガイドをさせてもらいました・・・。
東京から来てくださった方もおられ、感激。
約3年前、このままここが朽ち果てるのは嫌だと思った日を思うと、こんなふうにたくさんの人とご一緒に入江先生のお宅に上がらせてもらって、いろいろご案内できる日がくるなんて。
うれしくて光栄に思います。客間に座り、書斎に佇み、生前の入江御夫妻と親交があった方のお話を聞きながら、先生のことを忘れたくない、みんなで覚えていたいと改めて思いました。
「お話を聞いた後に作品をみたら、また違った感動がありそうです」とおっしゃってくださった方に、わたしも同感です。
まだまだ知らないことがあります。まだまだ学ぶべきことがあります。
入江先生について、奈良について、日本について。みなさんと一緒に学び、未来へバトンタッチしていきたいです。
どうぞみなさん。奈良にお越しのおりは、東大寺戒壇院からすぐの入江泰吉旧居へお立ち寄りください。

*****

私はこの文章を読んで、ここに行かねば!そして倉橋さんのナビゲートで入江さんのことを知りたい!!と思いました。
入江泰吉旧居でのひととき、あなたは何を感じ、何を想うのか、それは授業に参加しないとわからない・・・。
真っ赤な秋を愉しみたい人、芸術の秋を巡りたい人も、ぜひお申込みくださいね☆彡

授業の申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/24195

「奈良を撮り続けた男、入江泰吉」とっておき情報_5

(なさ)

中小企業見学ツアー企画団体「Add Venture」!

2015.11.08 | 授業info | by Staff

実は、11月29日(日)の授業「僕らをサポートするロボット装着! ~アクティブリンクが変える未来~」は、大学生による中小企業見学ツアー企画団体「Add Venture」とのコラボ授業です。
中小企業見学ツアー?
「Add Venture」?? (・・?
という方のために!
コメントをいただいておりますので、みなさんにご紹介!

Add ventureとは・・・
ただ漠然と大手ねらい、そんな現代の就活の流れのなかで、中小企業の存在が見過ごされています。
ではなぜ日本の企業の大多数を占める中小企業に学生のフォーカスが当たらないのか。
  「そもそも大企業しか知らない」
そんな声から私たちは中小企業を知ってもらう活動を行っています。

中小企業見学ツアー企画団体「Add Venture」!_2

就活サイトの募集要項だけではわからない、現場の生の声、雰囲気、仕事現場を学生に届ける。
また働く社会人とは一線を画した、
一消費者及び将来の就活生の声を企業人に届ける。

そんな目的から中小企業へ実際に足を運び、そこにしかないものを見つける「中小企業見学ツアー」を実施しています。

中小企業見学ツアーとは・・・
  「学生に中小企業のことを知ってもらう」
  「学生のキャリア意識の向上」
などの目的から中小企業見学ツアーを実施しています。

中小企業見学ツアー企画団体「Add Venture」!_3

中小企業見学ツアーの実施内容の中でも企業と学生が相互に意見を交わしあう、フリートークをもっとも重視しています。
学生の知らない企業の実態、企業の知らない学生の思いを相互に伝えあう機会を取り入れることで、学生と企業間のギャップを埋めることができ、よりよいマッチングができると考えています。

 この日本社会を支えるたくさんの中小企業の一助になれば―
 この先の社会を支える学生がよりよい選択をすることができれば―
という理念を持って実施させていただいております。

以上のコメントをいただきました。

今回、初めての試み!!としてコラボ授業をさせていただくことに。
企画・打合せ・実施等において、連携して授業を進めています。

中小企業見学ツアー企画団体「Add Venture」!_1

「Add Venture」興味のある方は、ぜひホームページをご覧あれ!
URL:http://gakuadd.jimdo.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gakuadd

また、授業に参加すると彼らに会えますよ!
授業の申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/24180

(ask)

街のなかの春日大社を訪ねよう お寺編 ~超!特別公開 元興寺 影向間(ようごうのま)~

2015.11.07 | 授業info | by Staff

前回のブログ「街のなかの春日大社を訪ねよう 神社編」が意味深なところで終わってしまったので・・・

街のなかの春日大社を訪ねよう お寺編_1

お待たせしました!続編です。
11月29日(日)の授業「春日大社ゆかりの社寺を巡ろう ~奈良の町に根付いた春日信仰~」の下見は、鏡神社・宅春日神社を周り、いよいよお寺へ。
「えっ?お寺!?」とお思いですか?
実は、元興寺・伝香寺には春日大社ととても深いつながりが残されているんです。

街のなかの春日大社を訪ねよう お寺編_2

元興寺には「元興寺極楽坊縁起絵巻」が遺されており、そこには極楽坊の由緒縁起と霊験が説かれています。
そのなかに、春日大明神が白鹿に姿を変えて来臨された場面が描かれているんです。
その舞台となったのが、元興寺の国宝禅室西南の影向間(ようごうのま)。
宝庫のように使われてきたお部屋です。

街のなかの春日大社を訪ねよう お寺編_3

ここで重大発表が!
なんと!なんと!!
元興寺ご住職の特別なお計らいで、授業に参加した人だけ、特別にこの影向間を拝観させていただくことができるんです!!!
国宝禅室も通常非公開ですが、さらに影向間は非公開なので、何回も書きますが「特別に」です。
自分も授業の際に初めて見させていただきますが、ご住職からご了解をいただいたときから既にドキドキしています。

さて、元興寺の前身は、飛鳥の法興寺。
蘇我馬子が建立した日本初の本格的寺院です。
平城遷都の際に官大寺としてこの地に移り、名前も元興寺に改めたんです。
今のならまちがすっぽり入ってしまうくらい大きな寺域であったことは、良く知られているところですね。
また、その当時、飛鳥からこの地に来た人々が飛鳥を懐かしんだ名残で、今も元興寺周辺には飛鳥とつく地名(例えば飛鳥小学校など)が多く残っているんですよ。

街のなかの春日大社を訪ねよう お寺編_4

最後に訪れたのは、伝香寺 
伝香寺と言えば、散り椿。
桜の花びらのように潔く散っていく様から「散り椿」と呼ばれている椿があります。
春日大社とのつながりでは、「はだか地蔵尊」。
別名「春日地蔵」とも言われています。
春日大社の神さまが、ここ伝香寺において地蔵菩薩の姿で私たちの前に現れたとか。

と、ぶらりぶらりと歩きながら春日大社と縁のある社寺を巡って来ました。
授業では、千鳥権禰宜のご案内で、深まる秋を感じながら歩きます。
ぜひお申込ください!

お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/24185

(かっぱ)