奈良ひとまち大学

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「走るソムリエ」のおもてなし授業

2015.12.19 | 授業 | by Staff

お昼に雨がぱらついて、天候を少し心配しながら、今日の授業「観光タクシー、というお仕事 ~奈良でとびきりのおもてなし!~」の教室、県立図書情報館へと向かいました。

「走るソムリエ」のおもてなし授業_1

どこに停めようかと駐車場を走っていると、黒い立派な車を黙々と磨いてらっしゃる方がいます。
もしかして・・・
そうです、今日の先生「走るソムリエ」こと吉田さんでした。
スタッフより早く着き、「せっかく乗っていただくので・・・」と、せっせと車のお手入れをされていたのです。
吉田さんのおもてなしの心は授業前から発揮されていました。

教室の準備中、汗をふきながら、「いつもと違うので緊張します」とおっしゃっていた吉田さん。
でも授業が始まると、緊張感を微塵も感じさせず、滔々(とうとう)とお話が始まりました。

「走るソムリエ」のおもてなし授業_2

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「贅沢な奈良観光」
http://nhmu.jp/report/25269

授業が終わったにも関わらず、吉田さんの周りには多くの学生さんが残り、質問攻めです。
車の話、美味しい食事処の話、「奈良まほろばソムリエ検定」の話と、質問は尽きません。
どんな質問にも見事に答えていく吉田さん。
「テキストを勉強せずに奈良通1級合格」と聞いた時には、学生さんからどよめきが上がっていました。

「走るソムリエ」のおもてなし授業_3

新しい観光ルートの話、留学生への観光手段の話へと話題はどんどん広がり、最後はみなさん「楽しかったです。もっとお話聞きたかった」と名残惜しそうに帰っていかれました。
「もっと話したい」と思わせる吉田さんの魅力と、この授業に対する吉田さんのおもてなしの心が、十分に学生さんに届いたと思います。

「走るソムリエ」のおもてなし授業_4

スタッフも、吉田さんこだわりの車に、ちょこっと乗せていただきました。
実際に乗ると、この車で観光案内してもらって、ゆったり贅沢時間を過ごしたいなあという気分が増しました。
吉田さん、スタッフもおもてなししていただいて、どうもありがとうございました。

(つる)

ならまちがもっと好きになる

2015.12.05 | 授業info | by Staff

早いもので12月を迎えました。
「もういくつ寝ると・・・」というのは少し早い気もしますが、新しい年を迎えるにあたり、そろそろ準備しないとね。

そうそう、来年の干支はこれですよね。

ならまちがもっと好きになる_1

申年にちなみ、12月19日(土)の授業「ならまち、その歴史・文化・信仰 ~奈良町資料館から見るならまち~」の教室、奈良町資料館のことが、新聞で紹介されていましたよ!
授業の先生、奈良町資料館館長の南哲朗さんも載っています!!
2015年12月2日の『毎日新聞 夕刊』ですぞ。

ならまちがもっと好きになる_2
※画像をクリックするとpdfで拡大してご覧になれます。

申年つながりで来年は今まで以上に注目されることまちがいなし!の場所で行う授業の中身について、少し紹介します。
☆ひとまちブログ「ならまちを守るもの」も見てね☆彡
https://nhmu.jp/blog/info/9745

まずは館内にて施設紹介。
美しい吉祥天女さまのそばでお話を伺います。
それから外へ。
夕闇迫るならまちを散策します。
どこへ行くかは、当日までのお楽しみ。
ならまちゆかりの、ある御方にまつわる場所にも訪れるかも!

ならまちがもっと好きになる_6

ならまちの歴史や文化を感じつつお話を伺いながら歩いてみると、普段何気なく見える景色が違って見えてきて、俄然おもしろくなりますよ。
ならまちで生まれ育った南さんだからこその、とっておきのならまちにふれる機会になるのでは!!と、私も今から楽しみにしています。

ならまち散策終了後、再び奈良町資料館へ。
この資料館、実は3階まであるんですよ。
オープンスペースではない3階の若草の間にて、南さんにならまちへの思いなどをお話してもらいます。
ここからの眺望はかなり広けていて、若草山もばっちり見えます。
こんなに高い建物だったなんて、外から見るだけではわからないもんですね。

ならまちがもっと好きになる_4

ならまちの町並みやお店の魅力は、それまで培われてきたならまちの歴史や文化が土壌にあって成り立つものだと思います。
この授業を通して、ならまちのことをもっと知ると、ならまちがもっと好きになるのではないでしょうか。

授業へのご参加、お待ちしております。
申込みはこちら→ http://nhmu.jp/class/24341

ちなみにこれは、2013年10月26日の授業「『ダンボール』と『アート』の可能性 ~動くダンボールアートって!?~」の先生、千光士義和さんがワークショップで作った、ある御方。
奈良町資料館に飾られていますよ。

ならまちがもっと好きになる_3

(なさ)

花鳥風月を刻む薬剤師 ~幻想的切り絵世界への誘い~

2015.12.04 | 授業info | by Staff

「切り絵」
たった1枚の紙から生まれいづる白と黒の世界。
こんな薄い紙から驚くような世界が広がる。
非常に繊細であり、一目見ただけで心を奪われてしまう。
そんな美しい切り絵を作る作家さんが、この奈良市に住んでいます。

その方の名は、石賀 直之(いしが なおゆき)さん。
プロフィールはこちら↓
http://nhmu.jp/people/24380

花鳥風月を刻む薬剤師_1

既にテレビなどのメディアに出演されているので、知っている方も大勢おられると思います。
2015年10月には、フランスパリにてルーブル美術館アートフェアに参加。
同年11月にはイタリアにてExhibition in Lugano Fund Forumに参加されるなど、既に世界的に活動されています!

石賀さんは普段は町の「薬剤師」としてお仕事されています。
(薬局で見かけたことのある方がいるかも!?)
ですので、作品制作は仕事以外の時間でされています。
しかもデザインは全てオリジナル!
主に花鳥風月をモチーフにした作品は、全て石賀さんの手で切っているんです!!

先日、大阪心斎橋で初の個展を開催された石賀さん。
“ask”は、ぜひともこの目で作品の実物を見たくて行ってまいりやした!

花鳥風月を刻む薬剤師_3
 
石賀さんの作品を少しご紹介。
※注※
作品が額入りのため、上手く写真撮影できませんでした。
また、ブログのデータ容量の都合上、鮮明な写真を挙げられないので見にくいかもしれません。
すいませんです。
・・・ということで雰囲気だけお伝えしますね。

「菊花開く」
菊の花弁の重なり
子どもの頃に気になりよく見ていた自然は
不思議でそれでいて美しいものを
いつも見せてくれる。

花鳥風月を刻む薬剤師_4

もっと見たぁ~い!という方は、石賀さんのホームページ内の「ギャラリー」をぜひご覧ください。

切り絵日和<石賀直之オフィシャルウェブサイト>
http://www.naoyuki-ishiga.com/

花鳥風月を刻む薬剤師_5

拡大したものがこちら。
こ、細か過ぎる。
こんなに細かく紙を切ることができるんだ(驚愕)!!!!!

花鳥風月を刻む薬剤師_6

平面なものだけでなく、立体的なものもあります。

花鳥風月を刻む薬剤師_7

下書き段階の作品も展示されていました。
デザインの段階で既に凄いの一言。
ホントこれをどうやって切っているのでしょう?

花鳥風月を刻む薬剤師_8

今回の授業では、石賀さんご自身のお話をた~っぷりと伺います。
そして学生のみなさんには、簡単な切り絵体験をしていただきますよ!

このような美しい作品を直に見るだけでなく!!!
そんな美しい切り絵の世界に足を踏み込むことができる!!!!
こんな機会なかなかありませんよ!

まずは授業に申込をしていただかなくては始まりません。
授業のお申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/24345

花鳥風月を刻む薬剤師_9

今回は花鳥風月ということで、私の好きな歌詞で締めさせていただきます。
 
「花よ 咲き誇り土へと戻り
 鳥よ 羽ばたく命ははかなく
 風よ 吹き抜けるどこまでもゆける
 月よ 月照らす心奥深く根差す
 永久に空に消えるまで 月の光を・・・」
             ケツメイシ 花鳥風月より

(ask)