奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

また来たくなるまち、奈良きたまち

2015.05.30 | 授業 | by Staff

久しぶりに登場!!“micchan”です!
今回は、「暮らすように巡る、きたまち ~のんびり歩いて楽しみたい町~」に参上しました。

当日は、5月なのにじっとしていても汗があふれるくらい、真夏のような暑い日でした。
こんなので授業の写真が撮れるかなぁって心配していましたが、教室の「きたまち転害門観光案内所(てんかつ)」では早くから冷房を入れてくださっていて・・・中で作業するには最高でした!
(てんかつスタッフのみなさん、ありがとうございます。)
が、外では風とのぼり旗に戦っていたひとまちスタッフもいました。

また来たくなるまち、奈良きたまち_1

てんかつでは色々なものが展示されていましたが、私が一番に気に入った物は古地図です。
ならまちの古地図に見入っていると、てんかつスタッフの方がすかさず説明をしてくれました。
てんかつスタッフの配慮に、またまた感謝です。

また来たくなるまち、奈良きたまち_2

授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「“きたまち”を巡って」
http://nhmu.jp/report/22457

授業が始まり、先生の倉橋さんより「奈良きたまちWeek2015」についてのお話をお聞きし、散策がスタートしました。
倉橋さんが「きたまちは迷って何ぼ!」ってお話をしていたとおり、実は若草公民館に勤めている私でも迷子になりそうでした。
その分、新しい発見をし、内心楽しんでいた私です。

また来たくなるまち、奈良きたまち_3

真夏のような日に、11時30分頃から13時まで歩くとは無謀な~と思いつつ・・・
散策の途中、「どこかお茶できるとこある?」と聞かれ悩んでいる私の前で、「ここで休憩です。自由にお茶を飲みましょうね」と倉橋さん。
佐保川のほとりMarket会場の「Fu-raBox」&「K3 Factory」で、ひとやすみ(さすが☆倉橋さん)。
好きなブレンドティを飲み、ホッとした時を過ごしました。

また来たくなるまち、奈良きたまち_4

どうにか、最終地点の「旧鍋屋交番きたまち案内所(なべかつ)」に到着。
学生さんたちは、お腹もグゥ~グゥ~かなっと思いきや、なべかつのスタッフのお話をしっかりお聞きしていました。
今回は特別に、交番時代の赤ランプ(街灯?)も点滅させてくださり、普段味わうことのできない体験をさせていただくことができました。

また来たくなるまち、奈良きたまち_5

倉橋さんが、「『奈良きたまちWeek2015』は奈良の方でない人に「奈良きたまち」の良さを知っていただき、地元の方々に「奈良きたまち」の良さを再確認していただくイベントです」とお話していたように、私自身も「奈良きたまち」の良さを再確認する機会となりました。

また来たくなるまち、奈良きたまち_6

授業の数日後に、参加されていた学生さんが友達と一緒に若草公民館を訪ねて来てくださいました。
少しお話をし休憩をされて帰られましたが、温かく嬉しい出来事でした。
また1人?2人?「奈良きたまち」のファンができました♪(#^.^#)

(micchan)

秋篠窯3代目の華麗なる転身

2015.05.24 | 授業info | by Staff

約1年前、秋篠窯についての授業をしたことを、みなさん覚えていますでしょうか?
雄大な自然豊かな秋篠の地で素晴らしい陶芸作品を作り出す、磁器染付作家 今西方哉(まさや)さんに授業をしていただきました。
詳しくは、以下をご覧ください♪
「秋篠の美しい陶磁器の世界 ~豊かな自然の中の窯を訪ねて~」
http://nhmu.jp/class/17771
ひとまちブログ「秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)
https://nhmu.jp/blog/info/6091
ひとまちレポート「奥深い!秋篠焼」
http://nhmu.jp/report/18538

今回は、今西方哉さんの息子さん、泰赳(ひろたけ)さんが秋篠窯の3代目として活動をしているので、6月27日(土)の授業「秋篠窯の3代目は生物学者! ~陶芸、という仕事について~」をしてもらうことに!

(泰赳さん、実は前回の授業の時に一緒に参加していたんです!)

秋篠窯3代目の華麗なる転身_1

泰赳さんには、もうひとつ隠れた魅力が。
そのもうひとつの魅力とは・・・
異例なる前職をお持ちだったのです。
そのお仕事とは、「生物学者!(研究者!!)」

そーぞーできます? 生物学者って!
そーぞーできます? 研究者になるまでの道!
そーぞーできます? その生物学者から陶芸家への転身!

秋篠窯3代目の華麗なる転身_2

私も転職を一度経験した身ですが、これほどまでの転身を聞いたことがない!ってくらいのオドロキ!?
そこにどんな思いがあったのか?
なぜ陶芸家になろうと考えたのか?

秋篠窯3代目の華麗なる転身_3

陶芸家とは? 奈良に対する思いとは?
キャリアを陶芸に生かす!?
う~ん興味はつきないねぇ~。

秋篠窯3代目の華麗なる転身_4

今回の授業、お話を聞くだけでは無いッ!!
「陶芸」を味わっていただきたく、体験講座を用意したッ!!

「白土」「赤土」の2種類の土を使い、手のひらサイズの作品を「作って」もらいます!
形は自由ッ!フリーダムッ!!

秋篠窯3代目の華麗なる転身_5

※これは先生の以前造られた赤土白土の作品。
 みなさんは、もっと簡単な小さいサイズで作りますよ~。
 イメージです!イメージ!

秋篠窯3代目の華麗なる転身_6

思い思いの作品を作っていただき、先生が焼いてくださいます。
釉薬はかけずに「焼締め」なる技法で仕上げていただきます。
なお、その作品は後日自宅に届くッ!
ってことは授業の日だけでなく、後日まで楽しみが続き、1回で2度美味しいッ!
じゃなく楽しいッ!!!

いかがですか?みなさん!
「ワタシ図工苦手やわ~」とか「不器用やねん俺!」とか言っている場合ではないのですよ。
上手下手はありましぇん!
心のままに作ればよいのです。
その心を、授業で先生にお話していただきます。

ただし、授業に申し込まなければお話になりません。
今すぐに申し込みを!
 ↓↓↓
http://nhmu.jp/class/22312

あのお方もこう申しております。
「はやくしろっ!!!!間にあわなくなってもしらんぞーーーーーーっ!!!!」
~ベ○ータ~

(ask)

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ

2015.05.23 | 授業 | by Staff

閑静な住宅地に、ひときわ重厚感のある建物。
そこに今、たくさんの人が連日のように押し寄せています。

約350年間「船場のシンボル」として大阪の町を見守ってきた歴史的建造物は、「みやけ 旧鴻池邸表屋」として奈良市鳥見町に移築され、今、奈良で最もアツイ和スイーツのお店として賑わっています。
その、「並んでも食べたい」和スイーツをいただけるとあって、5月23日の授業「豪商の旧邸で和スイーツを ~歴史的建築×和菓子の魅力を知る~」の申込は、なんと100人超え!
(高い競争率を勝ち抜いた学生のみなさん、本当に強運ですよ~)

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ_8

今回の先生は、三宅製餡株式会社の代表取締役、三宅和宏さんです。
まずは、お爺様が移築された旧鴻池邸の歴史と、それを甘味処として生まれ変わらせた経緯をお話されました。

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ_2

価値のある建築物を有効に活用して残したい、製餡会社の経営者として和菓子文化を伝えていきたいという思い。
そこに、生まれ育った町で地域のコミュニケーションの場を作りたいという気持ちが加わって、「みやけ 旧鴻池邸表屋」が誕生したのですね。

今回の授業は、
・季節のお菓子とお抹茶のセット
・パフェ(抹茶or黒蜜きなこ)
・かき氷(数種類)
から好きなものを選んでいただくことができるという、嬉しすぎる内容!
次々と運ばれてくる、美味しそうな和スイーツ。
これほど学生のみなさんが羨ましいと思ったことはありません・・・。

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ_3

ここで三宅さんからサプライズ!
まだ販売されていない6月からの新メニュー、ブルーベリーかき氷が!!

奈良県宇陀市の無農薬ブルーベリー。
2月からシロップ作りに励まれて、ついに完成したとのこと。
きめ細かい氷に、ふんだんにかけられたブルーベリーシロップ。
みなさんの幸せそうな顔!

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ_4

「もっと美味しい“奈良を代表する和菓子”を作っていきたい」と話す三宅さん。
ブルーベリーだけではなく、大人気商品のひとつ、イチゴかき氷の苺も、奈良県産を使っているのだそう。
本当に、奈良を愛しておられるのですね。

「子どもたちの『和菓子離れ』を感じる。もっと、子どもにも食べやすい和菓子を。」と三宅さん。
大阪から参加された方からの「オススメのお土産商品は?」の質問に、写真の「奈良さんぽ」を紹介されました。

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ_5

子どもにとって、抹茶餡は食べにくいもの。
でも、それを食べやすくするために、外皮にも餡にも工夫をされています。
しっかりした抹茶の風味は残しながら、ミルクを練りこんだ優しい味わい。
(抹茶が苦手な、私の5歳の娘も、喜んで食べましたよ!)
抹茶の緑を奈良公園の芝生に見立てているのだそうです。
シカの焼印も可愛い!

ココロもお腹も満たされる、ここにしかない和スイーツ_6

その凛として厳しそうな(!?)表情から時々こぼれる笑顔がとても素敵な三宅さん。
「人前に出て話すのは苦手」とのことですが、ユーモアたっぷりで、とてもお話上手でした。
普段では絶対聞けないお菓子にまつわる裏話も、こっそり聞いちゃいましたよ。
お得感満載、お腹もココロも満たされる、あっという間の1時間半でした。

(たぴ)