奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

鹿といつまでも

2011.02.26 | 授業 | by Staff

寒さもゆるみお日様が眩しくポカポカ陽気のこの頃。
今日は、奈良の鹿愛護会事務所で「鹿からのメッセージ」というテーマでの授業。
鹿愛護会のスタッフの方の面白おかしくわかりやすいお話に、聞き入ってしまいました。

鹿といつまでも_1

そして、奈良公園に鹿がいることを当たり前と感じていた私は、とても考えさせられました。
いたずらや食害、病気や交通事故などの実例を映像でみせていただきショックを受け、鹿苑を見学させていただいた際には、たくさんの鹿が私たち見学者を見つめるまなざしに、心が痛みました。
人と鹿との共生についての難しさ、また鹿の習性もこの授業で学びました。
私もこれから学んだことを気に掛け、できることをしていきたいです。

(てんてん)

「ゲストハウス」は世界に通じています!

2011.02.26 | 授業 | by Staff

こんにちは!ひとまち大の臨時スタッフ「ask」です。

2月26日(土)「遊山ゲストハウス」にて、「今、注目の宿泊スタイルって? ~最新ゲストハウスで学ぶ~」を行いました。今回は、その様子を報告します。

ちなみに、みなさん「ゲストハウス」って知ってますか?
いぇ、もちろんaskは知っていましたよ! 単語だけを。。。

ゲストハウスとは、
1泊単位で泊まれるバックパッカー用の宿のことで、低料金でリビング等の交流スペースがある、ドミトリー(相部屋)、キッチン・トイレ・シャワーなどは共同で使用、などが特徴。

・・・相部屋なんですね(驚)。
・・・イビキとか、やかましくないのかな?

ってことで、こんなに身近にゲストハウスがあり、どんなものかask自身が非常に知りたかったので、お願いしてスタッフにさせてもらったのデス(ヤッター!)。
askの家は近く、ここから5分の距離なのですが、この古民家がゲストハウスだとは全っ然知りませんでした。(喫茶店と思ってました・・。)

当日は、風が強いものの晴天に恵まれ、ぞくぞくと学生が集まって来ます。

いよいよ開講!

「ゲストハウス」は世界に通じています!_1

まずはオーナーの清重さんの自己紹介から始まり、学生みなさんにも自己紹介していただきました。
驚いたのは、バックパッカーとしてゲストハウスを利用しながら世界を回った、という学生が沢山おられたこと!ほとんどの学生がゲストハウスを利用したことがあるそうです。

続いて清重さんからゲストハウスを開くにあたっての経緯や現状のお話。
一筋縄ではいかず、様々なハードルがあったそうです。
みなさん真剣にお話を伺ってます。
ちなみに「遊山」は(ゆさん)ではなく(ゆざん)なんです。へぇー!

「ゲストハウス」は世界に通じています!_2

いよいよゲストハウス内の探検!
どのようになっているのでショウ!
相部屋の様子! スッゲーお洒落!!
この古民家の中に木製ベッドという組み合わせが、清重さんのセンスなんでしょうね。イイネ!

「ゲストハウス」は世界に通じています!_3

探検も終わり、質疑応答へ。
みなさんから、積極的な質問が飛び交います。それもそのはず、自分自身でゲストハウスをやってみたい!という学生が沢山。また、逆に清重さんから学生へ、ゲストハウス市場調査質問がありました。

休憩時間や終了後には、名刺の交換や連絡先のやりとりをするなど、学生同士の積極的な交流が見られました。お互いの同じ大きな目標に向かって話をされていた模様。将来的に、今回の学生から新たな「ゲストハウス」のオーナーが誕生するかもしれませんね。

ゲストハウスの魅力は、泊まることを通じて他の宿泊客と交流ができること。日本人・外国人に関わらずです。そのことをしっかり学ばせてもらいました。

ちなみに、相部屋でイビキがやかましくないのかなと不思議に思っていましたが、宿泊される方は耳栓をしたり、音楽を聴くなどして各自で対応するみたいです。(納得!)

askの友人が奈良へ来て、宿を探している時はこの素敵な「遊山ゲストハウス」を紹介しますヨ!
みなさんもぜひ!!

(ask)

奈良の仏を東京で観る贅沢☆これって凄いことなんだぞ!!

2011.02.26 | 授業 | by Staff

2月26日(土)、「私が阿修羅を運んだ男です! ~美術品運送のエキスパートに迫る~」と題し、(株)日本通運美術品事業部の海老名和明さんを招いての授業を行いました。
海老名さんといえば、一昨年の春、阿修羅旋風を巻き起こした東京国立博物館での「国宝阿修羅展」を語る上で欠かすことのできない存在として、メディアにも取り上げられたお方。
私も某テレビ番組を観て知ったクチで、あの海老名さんのお話を聴けるなんて~♪と楽しみにしていました。

当日はいいお天気で、そして会場の奈良女子大学記念館も雰囲気のある建物で、なんかイイ感じ。
「ほんとに学生になった気分だな、これは」と、勝手なことを思いつつ準備へ。

奈良の仏を東京で観る贅沢☆これって凄いことなんだぞ!!_1

前半、DVDを鑑賞していただくためにプロジェクターを設置するが・・・、ベストポジションをなかなか見出せず。

奈良の仏を東京で観る贅沢☆これって凄いことなんだぞ!!_2

ああでもないこうでもないと微調整しているなか、海老名さん到着。
思ったより大柄でがっしりしていて意外でしたが、笑顔の優しい爽やかな方でした♪

結局、映像が観やすい席を誘導し、後ろから見たら、ちと片寄った座席配置に・・・。こんなに広いのにもったいないかも。

授業は、DVDを観てから近くの人同士で感想や質問したいことを話し合ってもらい、その後で海老名さんのお話という流れ。
グループに分かれて話し合ってねと言われても・・・と、初めはそわそわした様子でしたが、一人、またひとりとポツポツ意見が出始めると―。
お話する声が増えていき、ふんふんとうなずきながら笑顔で応える姿、どっと笑い声なんかも響いて、にぎやかな雰囲気に。
司会が終了の合図を出すと、もうちょっと話したいなーという余韻も残しつつ、お待ちかねの海老名さん登壇。

海老名さんは受講生からの質問に答える形で、DVDを観て思ったこと、事前に寄せられた質問などに丁寧にお答えくださいました。
というか、質問が次から次から溢れてきて、答えていただいている間に時間を超過してしまいました・・・。
それでも(というのもおかしいのですが)、いろんな“名言”が飛び出し、繊細な仏像を扱う上でのご苦労や並々ならぬ情熱が伝わる、素晴らしい授業でした。

奈良の仏を東京で観る贅沢☆これって凄いことなんだぞ!!_3

いわゆる講演会だと、テーマに沿った内容を講話されることがほとんどですが―、質問に答えてお話いただくことで海老名さんの仕事を取り巻く様々なことがいろんな側面から浮き出てくるというか・・・とにかくよくわかるのです。
そのことに軽く驚きながらも、これが奈良ひとまち大学スタイル、授業たるところなのかもしれないと思いました。
詳しいことは・・・、授業レポートをご覧ください☆

(なさ)