奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

重要文化財で聴くブラジル音楽♪

2023.05.23 | 授業info | by Staff

6月24日(土)の授業「ムイト・プラゼール、金田聖治です ~ギターとブラジルと奈良のこと~」の紹介です。

先生は、奈良出身のジャズミュージシャンでギタリストの金田聖治さん。
「人があまり歩んでいない道を進みたい」という思いから日本を飛び出し、13年間、ブラジルで音楽を学び、昨年6月に帰国されました。

重要文化財で聴くブラジル音楽

ブラジルでは、書道家やコンテンポラリーダンサーとの作品制作を。
帰国後は、新たな企画として弦楽三重奏とクラリネット、ギターの編成によるパフォーマンスなど、奈良を拠点に新しい音楽を発信しています。

教室は、歴史的な町家の風情が残る「ならまち」の中にあって、国の重要文化財に指定されている「今西家書院」。

重要文化財で聴くブラジル音楽

今西家書院は、奈良を代表する日本酒「春鹿」を製造している酒蔵、株式会社今西清兵衛商店が経営しており、お庭を眺めながら喫茶やスイーツが楽しめるお洒落なカフェスペースが併設されています。
今西家書院の説明については、今西清兵衛商店のホームページをご覧ください。
https://www.harushika.com/study/

重要文化財で聴くブラジル音楽

今回の授業では、メインである金田さんの演奏の前に、せっかくの機会ですので、室町時代の建築を現代に遺す書院造の建物の見学を行い、酒香茶と和菓子で一服していただきます。

重要文化財で聴くブラジル音楽

その後、金田さんのソロギターによるブラジル音楽のコンサートを聴いたり、故郷である奈良の魅力や奈良で音楽活動をする喜び・苦労、これからの目標について伺ったりします。
ブラジル生活のこぼれ話や、あまり声を大にして言えないようなリアルなブラジルネタもお話ししていただけるとか・・・。
※怖い話とかではないですよ( *´艸`)

この機会に、重要文化財・今西家書院の贅沢な庭園をバックに、地球の裏側・ブラジルの情熱的なギターの音色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

重要文化財で聴くブラジル音楽

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39443

(もじゅ)

鳥たちのさえずりに耳を傾けてみませんか?

2023.05.06 | 授業info | by Staff

みなさんは春日山原始林に行ったことはありますか?
奈良市にお住まいの方であれば、一度は足を運んだことがあるのではないでしょうか。

春日山原始林のスケールの大きさに目を奪われてしまいがちですが、耳を澄ますと、いろいろな鳥の声が聞こえてきます。

先日、5月28日(日)の授業「春日山原始林で野鳥ウォッチ ~森林浴とさえずりを楽しもう~」の先生である「なら・ツバメらぼ」のみなさんと、春日山原始林を下見で歩いてきました。

春日山原始林には多くの野鳥が生息していて、5~6月は繁殖期を迎える鳥も多く、いろいろな鳴き声を聞くチャンスがあるとのことです。
歩き始めると、すぐに鳥のさえずりが聞こえてきました。

「あれはオオルリです」と教えていただきました。
図鑑でイラストや写真を見せてもらいましたので、素人の私でもすごくわかりやすかったです。
本来、オオルリの鳴き声はもう少し上の方で聞こえるみたいですが、その日は出発してすぐに、よく聞こえました。

そして、なんと!2羽のオオルリが縄張り争いをしている場面に遭遇しました!
素早い動きだったので姿をはっきり見ることはできませんでしたが、一瞬鮮やかな青色を確認できました。
「授業の頃には、どちらかの縄張りになっているでしょう」とのことでした。

この日は、他にも多くの鳥の声を聞くことができました。
どんな鳥の鳴き声が聞こえるのかは、授業に参加してのお楽しみですよ!

今回の授業の内容は、バードリスニングと森林浴になります。
鳥の鳴き声を聞くことがメインになりますので、鳥の姿を確認することはできないかもしれません。
見られるかどうかは運次第ですが、声を聞くだけでも充分に楽しめる授業内容になっていると思います。

また、観察時のマナーなどについても教えていただきますので、興味のある方はぜひお申込ください!
みなさんのお申込みをお待ちしております!

申込はこちら→ http://nhmu.jp/class/39248

(じーあん)

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

2023.04.20 | 授業info | by Staff

小西町にあった喫茶店「可否茶座アカダマ」をご存じですか?
若い世代の方はご存じないかもしれませんが、レジェンド的存在だったんですよ。
文化人や奈良好きの人に愛された可否茶座アカダマは、惜しまれつつ2011年に閉店しました。

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

6月4日(日)の授業「生まれ育った奈良について ~喫茶と文化人と高畑町と~」の先生は、そのアカダマの元マスターである大槻旭彦(てるひこ)さんです。

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

奈良ひとまち大学の授業企画スタッフとして、少々歳は食っておりますが新米のわたくし。
「授業を企画するとしたら?」と考えたとき、最初に思い浮かんだのが大槻さんでした。

大槻さんとの出会いは前任の公民館。
ある講座の受講者として来てくださったのですが、講座の企画に関してもアドバイスや意見をいただいたりして、博学でいろいろな引き出しをお持ちのすごい人だなぁと思っていました。

最初は経歴を全く知らなかったのですが、その後いろいろお話をするなかで、あの有名なアカダマの元マスターということを知りました。

大槻さんはアカダマのマスターをしているときに、お客さまとお話をするなかで奈良の歴史についてもっと学びたいという思いを強く持ちます。
そして、アカダマ閉店後、奈良大学文学部に入学。
大学卒業後も奈良まほろばソムリエの会などで活躍され、奈良の歴史を探求し続けています。
そして2021年にその歴史研究の集大成として『奈良高畑界隈 ―その歴史と伝承―」を上梓され、奈良新聞文化賞を受賞。
大槻さんの飽くなき向上心と好奇心には目を見張るばかりです。

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

そして、大槻さんは実に様々な顔をお持ちなんです。
このあたりのお話は、授業でたっぷりお伺いすることにしましょう。

今回の授業は大槻さんのお話を聞くだけではありません。
特別にアカダマ時代のコーヒーを再現してくださいます!

授業の教室は、もともとアカダマであり、当時の雰囲気がそのまま残っている「奈良の雑貨とカフェBAR ことのまあかり」。

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

当時から飾られていた写真や版画なども、そのまま使われているそうです。

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

授業では、大槻さんが焙煎したコーヒー豆をサイフォン式で淹れてくださいます。
ことのまあかりの定番、古代スイーツと一緒にどうぞ♪

「アカダマの大槻さん」はひとつの顔に過ぎません

あのアカダマのコーヒーをいただけるなんて、なかなかレアな企画だと思うんですが、いかがでしょうか。
おいしいコーヒーとお菓子をいただきながら、大槻さんの奈良への愛がぎっしりつまったお話を聞いてみませんか?

みなさまのお申込みをお待ちしております♪
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39251

(ラブ)