奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

まんまる

2018.08.09 | 授業info | by Staff

奈良の伝統野菜「大和丸なす」ってご存じですか?
その名のとおり、まんまるとした茄子なんです。

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スーパーなどではあまり見ることがなく、ホテルや旅館・料亭などで使用する高級食材として、京都や東京都などの市場に出荷されているそうです。

9月1日(土)の授業「ぼくらのつくる、おいしいもの ~奈良の野菜作りと味わい方~」は、その大和丸なすがテーマです。
私“GA-3★”は、店頭で売られている大和丸なすを何度か見たことがあったのですが、実際に畑で見るのは初めて!
本当に綺麗なまんまるで、可愛らしい形をしているんです。

しかし!!!
その姿からは想像できないぐらい棘が多いんです。
触ったら・・・チクリときます・・・。

まんまる_2

今回の授業の先生である生産者の松本大介さんにも、「気を付けてくださいね。慣れてないと危ないですから」と注意を受けるほど。
慣れない方が収穫したら怪我をすることも多いようです。

さて、そんな大和丸なすをテーマにした今回の授業は、ただお話を聞くだけではなくて、実際にその味も体験して欲しいということで、大和丸なすを使った調理体験もします!!
奈良ひとまち大学ではなかなかない調理実習付き授業ですよ!

えっ?料理なんかできません・・・って?
安心してください。
事前にある程度準備をしておくので、簡単な作業だけですから♪

作る料理は「大和丸なすバーガー」。

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バンズのかわりに「大和丸なす」を使ったバーガーは、見た目もインパクト大で、インスタ映え間違いなし!!!
もちろん味も美味しいんですよ(^^)

今回の授業は、大人の家庭科といった感じの授業です。
お土産用の「大和丸なす」もあるので楽しみに★

ぜひみなさんお申込くださいね!
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/30465

(GA-3★)

HAPPYをカタチに♪

2018.08.08 | 授業info | by Staff

8月26日(日)の授業「笑顔を運ぶアイシングクッキー ~鹿や文豪が楽しいクッキーに~」。
このたび、スタッフとして従事することになり、当日の教室の「cotohogu」へ、一足先におじゃまして来ました~。

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ならまちの、奈良オリエント館の一角にあります。
近鉄奈良駅からですと、東向商店街→餅飯殿商店街→下御門商店街と南下し、信号を渡って南に進みます。
「糸季」の角を左折し、奈良町資料館の角を更に右折して、50m進んだところです。

店内はこんな感じ。
カワイイものがぎゅっと詰まった空間になってます。

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建物が登録有形文化財なので、内装はほとんど変えていないそう。
温かみのある照明がレトロ感をよりUPしてて、ノスタルジックな空間になっています。

cotohoguオーナーの上田明日香さんは、お店のカワイイ世界観に完全に一致!
笑顔が素敵な彼女が、今回の授業の先生ですぞ。

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上田さんが手掛けたアイシングクッキーがこちら。

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なんか、見てるだけで幸せな気分になるキュートなクッキーたち。
食べるのもったいないっ。

と、ここに注目!

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正直、アイシングクッキーって、カワイイ重視でお味は二の次なのかな・・・なんてイメージがあったので、その辺りも含めて質問すると、
「可愛くて食べられないと言ってくださる方もいらっしゃいますが、見て楽しんで、そして美味しく食べてほしいです。
だから、食材にもこだわっています。
アイシングの甘味があるので、クッキー生地の甘さは控えめにしてるんですよ。
実際に食べてもらったら、予想よりも甘くないと思いますよ。」
とのこと。
どれにしようかな・・・と迷いつつ、自分用にいくつかゲットしました。

その足で次は、きたまちにある「アトリエ リジッタ」へ。
ここでは、cotohoguとコラボしたアイスクリームをいただくことができるのです。
いただいたのはこちら。

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月ごとにアイスクリームのフレーバーとアイシングクッキーが変わるんですって。
カルピス&ラムネフレーバーにペンギンがいる図、ここは南極に違いない!!

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ペンギンのお味は・・・確かに美味しい。
そんなに甘くない。
しかもアイシングの甘味、上品だわ・・・。

で、帰宅して、アイシングクッキーを開封。

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クッキーをプチプチで包んでからポップな紙で包んで、かわいいロゴのついた紙袋に入れて。
包装してもらってるときから、かわいいなぁって思ってたんですよね。
上田さん曰く、「もらって嬉しくなるような包装になればいいなって思ってます」とのこと。
包み紙はキッチンペーパーなので、かわいいだけでなく実用的でもあります。
食べるの楽しみ~。
疲れたときのご褒美にいただこ~っと。

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「オイワイを楽しく!」をコンセプトに、誰かにプレゼントしたくなるような商品づくりに日々邁進している上田さん。
かつての銀行勤務とは異なる大変さもあるけれど、やりたいこともたくさんあって、日々忙しく過ごしているとのこと。
授業では、上田さんが脱サラしてお店を運営するまでの道のりや、アイシングクッキーの魅力などを伺います。
また、ご用意いただいたクッキーにアイシングでデコレーションする体験もありますよ!

「カワイイ」が大好きなあなた!
そして「カワイイ」もので周りの人をハッピーにしたいあなた!
ぜひぜひお申込くださいね。
お待ちしています。

申込はこちら→ http://nhmu.jp/class/30463

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(なさ)

友情で挑んだ口頭試問、その名は竪義

2018.07.27 | 授業info | by Staff

法相宗の僧侶が生涯一度だけ受けることができる口頭試問、「竪義(りゅうぎ)」。
覚えなければならないことも多く、満行(合格)しなかった時は寺を破門になるという、とても厳しい試験です。
そして試験の前の「前加行」は、横になって寝ることさえも許されないなど、それはそれはとても厳しい修行。

友情で挑んだ口頭試問、その名は竪義_1

8月25日(土)の授業「僧侶の試験を支えた友情 ~薬師寺の『竪義』ってなに?~」の先生は、昨年秋、その難しい竪義を見事に満行した、薬師寺の僧侶 根来 穆道(ねごろ ぼくどう)さん。
根来さんは、大学時代は農学部で環境について学んだという理系僧侶。
農学部→僧侶。
何があったのでしょうか・・・。

友情で挑んだ口頭試問、その名は竪義_4

当日の話を乞うご期待。

今回の授業は、それだけではありません!
授業タイトルにある「友情」という言葉が気になるところではありませんか?
竪義に向けての前加行で、根来さんの食事をはじめ身の回りの世話をしたり、参籠の際には後ろから従事したりと、21日間約504時間を支えたのが、僧侶ではない塗師の阪本 修(さかもと おさむ)さん。

友情で挑んだ口頭試問、その名は竪義_5

阪本さんは以前、奈良ひとまち大学の授業で先生をしていただいたことがあるのです。
2015年4月26日の授業「カジュアル&ポップなNEW漆器 ~気鋭の作家が案内する、漆芸の世界~
こんなところでご縁があるとは!

ふたりのご縁は長く、ふたりとも薬師寺の青年衆として行事に手伝いに来ている頃に意気投合!
一緒にごはんを食べに行ったり、遊びに行った仲だとか。
僧侶となった根来さんが、「竪義を受けるときには付き人頼むで。」と阪本さんに言い、阪本さんも「自営業やったらな。」と引き受け、約束を交わしたそうです。
それから十数年が経ち、いよいよ根来さんが竪義を受けることが決まったときに、「あの時の約束、頼むで」「そんな約束あったな。分かった」と。
阪本さんは図らずも塗師として自営業。
なんという奇跡!!であり、なんと固い友情で結ばれていることか。
そして、僧侶でない阪本さんが従事できるのが、薬師寺の懐の深いところ。

友情で挑んだ口頭試問、その名は竪義_2

前加行から試験当日まで二人三脚で突き進んだ21日間は、涙あり、笑いあり、突っ込みあり、嵐あり!?の怒涛の日々だったとか。
何があったのかは、授業でのお楽しみ♪
授業で、竪義に挑んだふたりの21日間のドラマを伺おう!

お申込、お待ちしています↓↓
http://nhmu.jp/class/30460

(かっぱ)