奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

ここから始まるひとまちラーメン道 ~本場味噌拉麺に心酔せよっ!!!~

2018.08.23 | 授業info | by Staff

奈良ひとまち大学の授業では、注目のスポットやお店を取り上げ、奈良にこのような素晴らしいところがあり、想いを持った店主が奈良にいる!ということを紹介するような授業をしています。
もちろん様々なジャンルのお店を調べ、打診し、授業にしていくのですが、お店の方は大変忙しくしておられるので、なかなか授業のカタチにするのが難しいものが多いです。

そのなかで、やはり最近奈良を賑わしているブームと言えば、「ラーメン」ですよねぇ。
3月末には「なら100年会館」で「奈良ラーメン博」なるイベントも開催され、多くの人で賑わいました!
また、奈良のラーメン店は名店も多く、遠くからわざわざ訪ねて来る方もいらっしゃるとか?!

そんなラーメン大国である奈良のラーメン店で、10月7日(日)の授業「横浜で評判のラーメンが奈良に! ~北海道出身店主のこだわりの味~」でみなさんに紹介するのが、こちらのお店!
「らーめん春友流」!

ここから始まるひとまちラーメン道_2

2015年の秋、新大宮にオープンした らーめん春友流。
以前は横浜でやっていたお店なんです。
店主の佐藤輝英さんは、あることがきっかけで奈良へ移転することに。
なぜ「奈良」という土地に移転したのか?
しかも「横浜」から「奈良」?!

ここから始まるひとまちラーメン道_3

さらに、授業タイトルにもあるように、佐藤さんはなんと「北海道」の出身なんです!
「北海道」⇒「横浜」⇒「奈良」という道をどのように歩んで来たのか?!
ここは授業の核心部分でもあるので今はナイショ。
授業で佐藤さんからじっくりと伺います。

この らーめん春友流のイチオシメニューは、もちろん「味噌ラーメン!」(北海道ご出身ですからね!)
打合せ前に、“ask”が実食してまいりました!

ここから始まるひとまちラーメン道_4

最近のラーメン店はこってり系が多いなか、久々に食する味噌ラーメンのまろやかなお味!
麺は、のぼり旗に「本場札幌直送麺」とあるように、札幌から仕入れているんですって。
味噌味のスープと相成り、美味な一杯になっております!
と、麺の紹介をしながら麺の写真を忘れてる!
どうも食レポが下手な“ask”です(汗)。

ラーメンのお供に、「ひき肉ごはん」を食します。
こういうご飯の上に何か乗っているのって嬉しいですよね。

ここから始まるひとまちラーメン道_5

あっという間に完食。

ここから始まるひとまちラーメン道_6

授業では「トッピング付き味噌ラーメン」と店主・佐藤さんがこだわって提供しているビール「エーデルピルス」を一緒に食していただきます!
ビールが飲めない方は、ソフトドリンクで対応します。
ラーメンとビール、そして佐藤さんの話をたっぷりと味わっていただきますよ!
大変忙しいお店なので、普段お店に行っても、こんなにゆっくりと佐藤さんのお話を聞ける機会なんてそうありませんよ!

ここから始まるひとまちラーメン道_9

まずは授業に申込をしなければ話になりません。
あの方もこう言っております。

「負ける戦を誰がするか。
 勝てるとおもっているからこそ精一杯の技を放っている!」
~ラー〇ンマン~

(ask)

耳で感じる奈良の景色

2018.08.22 | 授業info | by Staff

とんでもなく暑い今年の夏。
やっと少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたね。
みなさんは、かき氷、燈花会、地蔵盆・・・と、ザ「日本の夏」「奈良の夏」を楽しむことができましたか?
私は8割方、屋内へ引きこもっておりました。
だって暑かったんだもの・・・。

さて突然ですが、みなさんが感じる「奈良の印象」、どんなものでしょうか?
歴史的な建物がたくさんある!
さすが奈良、鹿がいっぱいいる!
空が広い!
などなど、それぞれ違う印象かもしれないし、共通しているかもしれません。

耳で感じる奈良の景色_4

9月30日(日)の授業、「奈良の音風景を愉しむ ~お寺の音、町の音を発見!~」では、今まで思いもしなかった奈良の印象があなたの心に刻み込まれるかも!
先生の岩田茉莉江さんは、「おとたまり」を主宰している「音風景研究家」。
奈良県出身の岩田さんは学生時代にサウンドスケープ学と出会い、現在も沖縄県南大東島で行うフィールドワークをライフワークとし、日本の各地で「音さんぽ」と銘打ったワークショップを行っています。

耳で感じる奈良の景色_1

サウンドスケープ、初めて聞く方も多いかもしれませんね。
「サウンドスケープとは、日常生活や環境において、音を風景としてどのように関わっているかを考えるために提唱された概念である。」
・・・そうですか。
ふむ・・・。
こうして説明されても、「はて、よう分からんな」と思われるかもしれません。

ちょっと、想像してみてくださいね。
例えば、今、ならまちのど真ん中を歩いているとします。
少し立ち止まって、周りを見渡してみましょう。
町屋に、お店に、歩いている人たち。
おっと、車も来ましたよ。
よけて、よけて。
次は、目を閉じて。
・・・どんな音が聞こえますか?

すぐに何か音を思い浮かべた人もいれば、なかなか難しかった人もいるかもしれませんね。
今回の授業では、岩田さんの研究するサウンドスケープとは何かを学び、参加した学生のみなさんがどんな「奈良の音」を発見できるか、試してみます。

教室としてお借りするのは、徳融寺。

耳で感じる奈良の景色_2

本堂で岩田さんのお話を聞いた後は、特別に仏具を触らせてもらい、「お寺の音」も聞いてみましょう。

耳で感じる奈良の景色_3

その後は、ならまちを少し散策。
どんな奈良の音があなたの耳に聞こえてくるでしょうか?
散策した後は、みなさんで感想を共有しましょう。
次に奈良を歩いたときや自分の好きな場所を歩いたときに、見たことのない景色が見えるかもしれません。

初秋の1日、奈良ひとまち大学で、感性を少しだけ開いてみませんか?
みなさんのお申込をお待ちしています!

お申込はこちらから↓↓
http://nhmu.jp/class/30576

(せとやん)

83mの奇跡と軌跡

2018.08.19 | 授業info | by Staff

9月30日(日)の授業「デジタルで観る鑑真和上の絵巻 ~唐招提寺『東征伝絵巻』の世界~」の授業のご案内です。

みなさん、「83m」って、何の数字だと思います?
東大寺の大仏の高さ?
薬師寺の五重塔の高さ?
唐招提寺の金堂の幅?
いえいえ、違うんです。
この数字は、日本に仏教の戒律を伝えた鑑真和上の活躍を伝えた絵巻物の長さなんです。
その名は、「東征伝絵巻(とうせいでんえまき)」。
重要文化財です。
全部で5巻、長さ83m。
作られたのは今から720年前の1298年のこと。

83mの奇跡と軌跡_3

「奇跡」!
みなさんも、博物館などに様々な絵巻物が展示されているのをご覧になったことがあると思いますが、見ることができるのは、その一部分。
両サイドが巻かれている状態でしたよね?
この前後には何が描かれているのか、見てみたいと言う気持ちに駆られたことはありませんか?
しかし、絵巻物は外光や外気に触れると傷んでしまうので、広げて展示することは保存の意味でとても難しいことなのです。
後世に伝えていくために、傷まないよう、大切に保管されているのです。
720年前の絵巻物が今でもきれいに残っているのことの奇跡。
その「東征伝絵巻」が!凸版印刷株式会社の特殊なスキャナ技術を用いてデジタル化されたのです。
このことで、長大な絵巻物を一度に鑑賞できるようになったという「奇跡」。
また、後世にも鑑真和上の伝記を伝えていくことができるという「奇跡」。

83mの奇跡と軌跡_2

そして「軌跡」!
鑑真和上が5度にわたる失敗を乗り越えて、日本に仏教の戒律を伝えるために苦労された「軌跡」を、この絵巻から知ることができるのです。
奈良ひとまち大学ホームページのトップページ、この授業のアイキャッチに使っている画像は、遣唐使が困難な旅を経て唐に着き、留学僧である栄叡(ようえい)・普照(ふしょう)が「仏教の戒律を伝えるために日本に来てほしい」と鑑真和上に招請しているシーンです。
この絵巻物がデジタル化され、後世に遺されていくことで、これからも鑑真和上の強い信念・気持ちを知ることができるのではないでしょうか。

83mの奇跡と軌跡_1

鑑真和上が建立した唐招提寺で、当時に思いを馳せながら、鑑真和上の軌跡を学んでみませんか?
後半は、石田太一副執事に唐招提寺をご案内いただき、唐招提寺の楽しみ方も聞いちゃいますよ。

お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/30580

(かっぱ)