トーク トーク トーク
2014.05.25 | 授業 | by Staff
初夏を思わせるような暑い日となりました。
商店街に面した狭い階段を上がったところにある、別世界のようなカフェ「藝育カフェ Sankaku」が、今日の教室です。
日が傾き風が心地よくなった頃、町内の方から遠くは大阪や西宮の方まで、老若男さまざまな学生さんが三々五々お集まりくださいました。
今日の授業は、「あそぶ、たのしむ、商店街!! ~下御門商店街の今日と明日~」。
授業の様子は、「ひとまちレポート」も併せてご覧ください♪
「たからものがいっぱいの商店街 下御門商店街」
http://nhmu.jp/report/18600
授業の前半は、下御門商店街協同組合代表理事 臼井基雄さんと、藝育カフェSankakuプロデューサーの山本あつしさんの対談でした。
題して、「下御門商店街物語」。
昔の商店街のお話や、今までやってこられた取組みなどを語ってくださいました。
奈良に住んでおられる方にとっても時々奈良を訪れるという方にとっても興味深い内容で、みなさんメモを取りながら熱心に聞いておられました。
後半は、5人ずつくらいのグループに分かれ、ワールドカフェ形式で、10分程度話し合ってメンバーを入れ替えてまた10分程度話し合う・・・という方法です。
テーマは、「2020年の下御門商店街」。
初対面の方同士なので、初めはお互い少し恥ずかしそうにされていましたが、あっという間にどんどん知識・経験・意見を交換し合って、積極的な熱いトーク・トーク・トークタイムとなりました。
みなさんがキラキラと目を輝かせて話し合っておられるのが印象的でした。
不思議なもので、どのグループにも自然にそれぞれのグループをひっぱっていく方が出てきていました。
発表も堂々となさっていて、一生懸命みなさんの意見をまとめよう・伝えようとする気持ちがすばらしかったです。
最後に、下御門商店街をともに作っていってくださるサポーターの募集があり、何人かご応募いただいたのではないでしょうか。
授業が終わってからも、時間の許す限りお話されていたり、連絡先を交換されていたり、いい時間を過ごしていただけたように思います。
下御門商店街の方も、「とても貴重な消費者サイドの意見をたくさんいただきました」とおっしゃっていました。
奈良ならではの歴史ある商店街が元気であるように、これからもこのような有意義な授業を開催していけたらと思います。
熱い熱いトークの余韻に浸りながら夜の街へ・・・。
あれれ?どこも閉まっています。
これも課題のひとつですね。
(つしねこ)