人とつながり、まちを元気にする存在
2022.09.03 | 授業info | by Staff
10月1日(土)の授業「私、百姓コミュニティナースです ~農業を営む看護師の暮らし~」の紹介ブログ、第2弾です。
先日“もりぞー”が執筆したブログも、ぜひご覧くださいね。
「農×看護=百姓コミュニティナース」
https://nhmu.jp/blog/info/16772
みなさん、「コミュニティナース」という言葉を聞いたことがありますか?
私が初めて知ったのは、2022年3月13日に開催した特別授業「仕事って楽しい! ~奈良で働く、その醍醐味について~」の先生・福野博昭さんの著書『ライク・ア・ローリング公務員』で、でした。
コミュニティナースは、職業や資格ではなく実践のあり方であり、「コミュニティナーシング(地域看護)」という看護の実践からヒントを得たコンセプトだそう。
既存の医療や福祉の枠組みにとらわれず、その人の得意なことや関心のあることを活かしながら、人やまちを元気にしていくコミュニティナース。
その活動は多岐に渡り、日本全国に広がっています。
福野さんは奈良県庁在籍時に、地域に根ざした健康づくりを推進するための新たな仕組みづくりを目的として「コミュニティナース・プロジェクト」を立ち上げました。
これは、都道府県がコミュニティナースを導入する初めての事例だったそうです。
今回の授業の先生である百姓コミュニティナースの福島明子さんは、奈良県庁主催の「奥大和コミュニティナース養成講座」を受講し、その働き方に魅了されたそう。
受講後、奈良市に移住し、ふくふくファームで農作物を育てながら、週1回、奈良健康ランドで健康相談を担当しています。
ふくふくファームinstagram
https://www.instagram.com/ak_ko.fuku/
自分にとって欠かせないものである「農」と「看護」を活かし、自らを百姓コミュニティナースと名づけて活動されている福島さん。
自然農法での農業は、草刈りや外敵の防御などを地道に行う大変さもありますが、土に触れる、農作物が育つ様子を間近で見ることで、心が癒されるそう。
もともとコミュニティナースという働き方に興味があって福島さんにお会いしたのですが、福島さんの人柄や熱い思いに触れ、「こんな人が身近にいてくれたら、みんな安心して生活できるよね」「そんな福島さんのこと、もっとみんなに知ってもらいたい!」という気持ちが強くなりました。
授業では、福島さんの思いや大事にしていることをお話ししてもらうだけでなく、みなさんにも自然を体感してもらいたいと考えています。
打合せでお邪魔した際には、バッタやカマキリ・蝶など、いろんな虫が居心地よさげにいるのを見て、なんかいいなぁ・・・生きとし生けるもの全てが生かされてるってこういうことかなぁ・・・と思いました。
授業当日は、どんな農作物が育っているかな?
もしかしたら収穫体験なんかもできるかも・・・なんて、期待はふくらむばかりです。
普段、土いじりとは無縁の生活を送っている人にこそ、ぜひぜひ足を運んでいただきたい今回の授業。
お申込み、お待ちしています。
申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/38134
(なさ)