奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

心に響きました

2017.08.27 | 授業 | by Staff

今回は、「心に響く写真、を目指して~自然写真家・佐藤和斗の『鹿たちの楽園』~」にスタッフとして参加しました。
一応、カメラを趣味にしているので、今回の授業は個人的にものすごく楽しみにしていました。

心に響きました_1

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「奈良公園の自然と鹿の可愛さを満喫!」
http://nhmu.jp/report/28828

いつも何も考えずに写真を撮っているので、先生のお話を聴いて「さすがプロだなぁ」と思うことばかりで、心に響きっぱなしの1時間半でした。

心に響きました_2

鹿は何回か撮ったことがありますが、自分の写真はあまりに下手すぎて叱られそうです。
鹿だけに・・・。

先生の実践されていることを少しでも意識して写真を撮ると、私の写真の腕も少しはましになるかもしれないです。

心に響きました_3

先生への質問タイムの最後の方で、司会進行役の“なさ”が「先生に何か質問はありませんか?」と、いきなり私に振ってくるではありませんか。
あまりに急すぎたので、「大丈夫っす」みたいな感じの返事をしたような気がします。
よく覚えていません。
質問したいことは山ほどあったはずなのですが、頭の中が真っ白になってしまったんです。
悔しかったです。

心に響きました_4

しかし、とても貴重な時間を過ごすことができました。
先生、ありがとうございました!

(じーあん)

帰って来たい場所

2017.08.27 | 授業 | by Staff

今回の授業「奈良に泊まりたい女子、集まれ!~女性専用のゲストハウス、誕生~」の教室は、西笹鉾にある一軒家。
思えばこの授業の従事が決まった時、西笹鉾という町の名に心惹かれて思わずand smiles hostelに足を運んでしまった。
外観は古民家で、その時はすべてが閉じられた状態。
だから私的には、今日という日の訪れをに純粋に待ちわびていた感じ。

帰って来たい場所_5

では失礼して・・・。
ガラガラと音が響く引き戸を開けると・・・ん?霧?いやいや香りからして明らかに違う!
あっ蚊取線香ですね。
陶器で作られたあの懐かしいブタさんの入れ物がお出迎えです。
学生のみなさんが来られる頃には玄関の霧も晴れ、目に飛び込むブタさんを懐かしんでもらえるでしょう。

帰って来たい場所_1

さて、授業の前にちょっとand smiles hostelを拝見。
まずは2階から。
「普段は2階、お貸ししてないんです」と言う美紀先生の声を背中に、「2階が私を呼んでいますので!」と心で呟きながら駆け上がる。

帰って来たい場所_3

やっぱり来て良かった。
畳敷きに磨りガラスの古い窓、そして古いタイプの鍵。
この鍵がいい!(私は鍵が大好きです。)

帰って来たい場所_2

こんな鍵を回したことありますか?
金属がキーコキーコと軋む音にガラスが呼応するように揺れて、カタカタと鳴るんです!
先生、どうしてこの「時忘れの部屋」(筆者命名)をお貸ししていないのですか!!

帰って来たい場所_4

そして1階へ。
1階には、控えめな小物たちが随所に。
美紀先生の一押しはキッチンスペース。
先生曰く「朝日がさし込む朝がいい感じ」なのだそうです。
日常のありのままが詰まったキッチンスペースと格子窓からの朝の光。
目を閉じて想像。
う~ん、小さな幸せがキラキラしている・・・。

帰って来たい場所_7

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「女性専用のお宿『and smiles hostel』が人気の理由
http://nhmu.jp/report/28855

授業が終わってから気づいたこと。
ここは美紀先生の気持ちが映しだされた場所なんだ。
「心を研ぎ澄まして日常を見つめると、小さなことに幸せを感じることができる。」
なるほど。
帰り道、「いってらっしゃい!」と見送ってくださった美紀先生の言葉に、「また帰って来たいと思える場所がひとつできたな」と思った私でした。

帰って来たい場所_6

(お菓子な世界)

「おじぞうぼうや」が迎えてくれる福智院

2017.08.25 | 授業info | by Staff

9月30日(土)の授業「若き僧侶が発信する寺の魅力 ~地蔵信仰の聖地、福智院を知る~」のご案内です。
福智院は、奈良公園の南側、とても素敵なお地蔵さまとかわいいおじぞうぼうやが迎えてくれる、小さなお寺です。

「おじぞうぼうや」が迎えてくれる福智院_1

どんなに素敵なお地蔵さまかと言うと、本堂いっぱいにでっかい地蔵菩薩坐像がご本尊さまです。
んっ?本堂いっぱいにでっかい地蔵菩薩坐像~?
そう、その大きさは、像高2.73m、台座からの高さは6.76mと、見上げるほどの大きさなのです。
本堂がこじんまりとしている分、その大きさに圧倒されてしまいます。
切れ長の凛とした表情でありながら、少し前のめりになっているお姿は、今すぐ立ち上がって助けに行くぜ!という動きさえも感じることができそうです。
そのためか、地蔵菩薩さまの前に座ると、心が楽になるような、安心する気持ちになります。

それだけではないんです。
この地蔵菩薩さまは、光背を持つ珍しいお姿なんです。
現存の姿では福智院だけだそうですよ。
光背の大きさは約5m、そこに小さな仏さまがびっしりと並んでいるんです。
数えてみると560体、そこに少し大きなお地蔵さまが6体。
ご本尊の地蔵菩薩像を合わせると567体。
この数字どこかで聞いたような・・・。
そう、お釈迦さまが入滅後、56億7千万年後に下生するという弥勒菩薩の信仰に一致する数になるのです。
そこまで考えられた光背なんですね。
作られた当時の人たちの仏さまへの気持ちを知ることができるのではないでしょうか。

福智院の魅力は、お地蔵さまの大きさ&珍しい光背だけじゃないんです。
もうひとつ、「おじぞうぼうや」なんです。

「おじぞうぼうや」が迎えてくれる福智院_2

先生である僧侶・阪井慈眼さんは、ご夫妻で「おじぞうぼうや」というとてもかわいいキャラクターを作り、毎月決まった日にしか手に入らない限定のご朱印として頒布しています。
おじぞうぼうやは、福智院のTシャツや便箋、お茶などにも登場していますよ。
また、境内の草木で染めた布でかわいいオリジナル御朱印帳なども作られていて、その一つひとつが心を和ませてくれるんです。
色々な形で参拝者と仏さまとの距離を縮めてくださっているのですね。

「おじぞうぼうや」が迎えてくれる福智院_3

授業では、今年30歳を迎えた阪井さんから、福智院のことや奈良への思い、「おじぞうぼうや」誕生の話などを伺います。
では、授業でお会いしましょう!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/28581

*阪井さんご夫妻はブログ「南都 福智院からの情報発信!」を日々更新中。
 ぜひ、ご覧ください。
 https://ameblo.jp/nanto-fukuchiin/

(かっぱ)