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楽しい夏休みがもっと楽しくなる!8月授業でぜひ田原へ!

2017.07.25 | 授業info | by Staff

透き通る青空、目に眩しい緑色・・・!
これは奈良市東部地区の「田原地区」の写真です。
今回のブログ担当、わたくし“せとやん”が撮った数ある田原地区の写真でも、特に気に入っている1枚なんです。

楽しい夏休みがもっと楽しくなる_1

今回はこの田原地区で8月19日(土)に行う授業「やま里がまるごと博物館! ~田原地区の魅力、お届けします~」について紹介します!

さて、今回の授業のタイトルにもある田原地区、どのあたりにあるかみなさんはご存じでしょうか?

楽しい夏休みがもっと楽しくなる_2

奈良市東部の入り口、ちょうど高円山や春日山を越えたあたりです。
標高は約400m~500m。
ちなみに奈良公園あたりが標高200mです。
気温も奈良市街地より3℃くらいは低いんですよ。
特産品は大和茶とお米。
きっと、市内や県内の直売所で手に取ったことがある方もいるはずです。
奈良ひとまち大学も、田原地区で何度か授業をしたことがありますよ!

さて、今回の授業「やま里がまるごと博物館! ~田原地区の魅力、お届けします~」は、「田原やま里博物館」の館長さんたちが先生となって、田原の魅力を余すところなくご紹介してくださいます!
授業の詳しい情報はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/28480

田原やま里博物館は、この看板が目印です!

楽しい夏休みがもっと楽しくなる_3

あ、そもそも田原やま里博物館って・・・?
田原やま里博物館は、今までの博物館のイメージにとらわれず、地域まるごとを博物館に見立て、2006年3月に開館した新感覚の博物館。

楽しい夏休みがもっと楽しくなる_6

地域の人たちがボランティア館長となって仕事場や家屋を公開し、地域の伝統の職人芸や地場産業の技術、地域が持つ特色や文化・魅力などを知ってもらうことを目的としています。
現在、田原やま里博物館は17の工房やお店などで構成されています。

楽しい夏休みがもっと楽しくなる_7

下のリンクからマップをご覧いただくことができます。
http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1151285908424/files/tawara2017.pdf

市街地に住む方々、また奈良市外の方にもファンが多い田原地区。
田原やま里博物館では各博物館でさまざまな体験ができるほか、館長さんとのやりとりや館長さんのおもしろいお話も重要なポイントなんです!

「田原に来てや~」
楽しい夏休みがもっと楽しくなる_4

「田原って、聞いたことある!」
「いつも通り過ぎるだけなんだよね・・・」
「せっかくの夏休みだし、なにか面白いことないかなあ」
と考えている、そこのあなた!
ぜひ今回の授業に参加して、夏の田原を満喫してみませんか??
ブルーベリー摘みや蚊帳体験もできちゃいます。
ときめきワードですね、ブルーベリー摘み・・・。

楽しい夏休みがもっと楽しくなる_5

この機会にぜひお申込ください!お待ちしております!
お申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/28480

(せとやん)

夏空や 心に染み入る 坐禅かな

2017.07.23 | 授業 | by Staff

今日は、奈良に数少ない禅寺での授業「地元で愛される禅寺のおはなし ~三松寺の住職トーク&坐禅体験!~」でした。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_1

三松寺の境内に入ると、まず漆喰塗りの門に仏像が鎮座されていました。
その下をくぐり抜け、中庭に出ると百日紅(さるすべり)の花が咲き、その下に蝉の抜け殻を発見!
夏の到来を感じました。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_2

本堂は唐破風の屋根の立派な建物です。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_3

その右に座禅道場、左に事務所がありました。
本堂の左脇から渡り廊下に上がると、よく手入れされた庭が見渡せます。

授業前に本堂の縁側で、今回の授業の先生、三松寺住職の皆川大眞さんと細かな確認をしました。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_4

これらの準備が整いますと、1人・・また1人と、学生さんが訪れてきました。
授業を前に本堂の仏様にご挨拶する方もいて、とても感心させられました。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_5

授業が始まりました。
授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください。
「スマホを手放して、何も考えない40分の座禅体験」
http://nhmu.jp/report/29087

まずスタッフからの授業の説明、そして先生の紹介、みんなで合掌。
先生曰く、「挨拶」という言葉も仏教用語なのだそうです。
知らなかった~(^^;。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_6

その後、みなさんは別室で道着に着替え、本堂にて寺の縁起(歴史)を教えていただきました。
三松寺は奈良時代の延暦4年(785年)に開かれたそうです。
桓武天皇の皇后の藤原乙牟漏(おとむろ)が万民富楽を念じた勅願寺として建立された当初は、現在の奈良市富雄地域の三松町にあったそうです。
寛永16年(1639年)に大和郡山藩の城代家老・松下将監の菩提供養のため、現在の七条町に曹洞宗の寺院として再建されたとのこと。
時折、笑いを誘うようなエピソードも交えながら語ってくださいました。
このように由緒ある寺での座禅体験、楽しみですね。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_7

いよいよ座禅についての授業です。
座禅の手の組み方から、心得まで教えていただきました。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_8

合掌と礼をして道場に入り、それぞれ座布団に着座しました。
まずは、身体を揺らしたり、捻じったりしてリラックス♪
それから先生の指導を受けながら姿勢を正して心を整えます。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_9

太鼓と叩き板の合図で瞑想に入っていきます。
叩き板の中心が深く抉(えぐ)れているのを見て、道場の長い歴史を感じました。

夏空や 心に染み入る 坐禅かな_10

先生は、座禅する学生のみなさんたちに、力強くも優しい声で説法をされていました。
「自分の思い込みという主観を捨て去り、自然に戻す」
「周りの音は聞こえるに任せる」
「自分の生命の働きに感謝し、そこから周りに感謝する」
「周りの人の幸せを祈ると、お顔も穏やかになるものです」
など、みなさんの心に語り掛けていきます。
調身・調息・調心の禅の3つの基本を、わかりやすく話してくださいました。

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座禅を終えるとまた本堂に戻り、みんなで「釈尊のことば」を音読しました。

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授業を終えたみなさんのお顔は、とても穏やかでスッキリした様子でした。

(やまたろ)

リバイバル授業とは何ぞや?!

2017.07.22 | 授業 | by Staff

こんにちは!スタッフの“ask”です。
先日、ひとまちブログ「ビール!ビール!ビール!いいですねぇ~!」に「普段は授業のメイン担当者をするので、授業の報告ブログを書くのは久々!」なんて書いたら、次の授業のブログも書くこととなりました。

今回、私が担当したのは、授業「餃子専門店、その新たなる展望 ~こだわり餃子の素材も教えます~」。
授業の様子は、モリニシさんの「ひとまちレポート」をご覧ください。
「餃子の皮ってこんなに奥が深かったのか?!」
http://nhmu.jp/report/28623

リバイバル授業とは何ぞや_1

この授業は、リバイバル授業として行いました。
「リバイバル」という言葉の意味を調べると、「行き返り、復活、再生」とあります。
まぁこの場合は「復活」という意味でしょうか。
奈良ひとまち大学では、今までに約270本の授業をしてきました。
そのなかから、「再度して欲しいとリクエストが多い!」または「スタッフがもう一度したい!」という場合に、リバイバル授業を計画します。

リバイバルを行うにあたり思うことは、「やはり前回よりはパワーアップした授業をしたい!」ということ。
前回の授業の時、アンケートに書かれた学生の声とか、もっとこうしたいなぁ~と思ったこととかを基に、先生と打合せする際に新たなものを組み込んでいきます。

リバイバル授業とは何ぞや_2

先生にしていただくお話の中身はもちろん、試食の量、メニューetc.これも学生のみなさんの満足度をアップさせるため!学生のみなさんに喜んでもらうため!!
今回の授業では、前回のビジネスモデルのお話に続いて、自家製餃子の材料、特に小麦粉について、前回よりもディープに語っていただきました。

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ちなみに、前回のレポート&ブログはこちら↓
「奈良に美味いものあり!こだわり餃子!餃子のざ」
http://nhmu.jp/report/24121
「初★ひとまち大学」
https://nhmu.jp/blog/class/9429

小麦粉にこだわるということは、皮にこだわるということ。
自家製の皮は様々な要因で微妙に変わってきます。

リバイバル授業とは何ぞや_4

これを均一化してお客さまに出すのがお店の本懐なのですが、今回はあえてその違いを味わっていただくのが趣旨。
そのため、試食の量も2倍にしました!
米粉の餃子あり、古代種小麦の餃子あり、厚さの違う餃子あり!
前回にはないバリエーションで攻めましたよ!
そして、今回も参加していただいた学生のみなさんに満足とお答えいただきました(ホッとしました)。

リバイバル授業とは何ぞや_5

新しい授業・リバイバル授業、どちらも学生のみなさんの満足のため心をこめて企画しております。
そんな授業をまた受けに来てください!
あ。もう一度して欲しい授業がある場合はアンケートに必ず書いてね!

(ask)