奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?

2016.10.22 | 授業info | by Staff

近鉄奈良駅から北東へ徒歩約15分。
東向北商店街や奈良女子大学を通り過ぎ、細い路地を数回曲がると・・・

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_1

2016年11月27日(日)の授業「心豊かな時間と空間について ~古民家で本とカレーのおもてなし~」の教室、「本とカレーのお店 ミジンコブンコ」があります。

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_2

はじめは「ミジンコブンコ」という名前にびっくり。
「ブンコって入ってるから、きっと本が並んでるんやろうけど、ミジンコって・・・水槽かなんかあるの?ってか、ミジンコって肉眼で見えんの??」
なんてことを妄想しつつ、扉を開けると・・・
(注:結論。ミジンコはいなかった。)

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_3

木のぬくもりを感じる温かさがありつつ、モダンな形式美を感じるところもある、ステキな空間が。
そんでもって、期待を裏切らない本・本・本の数々。

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_4

本とカレーのお店 ミジンコブンコ店主の人見修司さん登場。
もちろん、今回の授業の先生です。

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_5

今日の目的はカレーを食すること。
お茶したことは何度かあるんだけど、人見さんオリジナルのカレーはまだ食べたことがない。
それって、授業担当としてダメじゃん!
カレーの魅力、体感せなあかんやん!!ってなわけでして。
チキンカリィ、キーマカリィ、気まぐれカリィの3種のなかから、辛さ控えめのキーマカリィのセットを選びました。

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_6

右側の緑色は、ライタ(インドのヨーグルト)と野菜を和えたもの。
左上側の深緑は、大根菜の蒸し物。
上の赤色は、豆とトマトのスープ(ラッサム)。
左側の黄色は、カボチャとココナッツとスパイスの煮込み。
そして手前側一帯が、キーマカリィ。

はじめは辛さを強く感じていたのが、おかずと一緒にいただくことで、だんだん味に深みが出てきて、辛さよりも旨味がしっかり感じられるように。
でも食べ終わった後は、全体じっとりと汗をかいていて、スパイスの威力を感じさせられました。
新陳代謝がよくなるだろうな~。

「ミジンコブンコ」ってどんなとこ?_8

この日に来店されていたお客様は、おひとりさま(男性)、友達同士、カップルなど、さまざま。
タブレット片手にほっと一息だったり、おしゃべりに花を咲かせたり、カレーを味わいつつ言葉少なく余韻を楽しんでおられたりと、各々がゆったりとした時間を過ごしているのが感じられました。

授業では、人見さんに、心穏やかに「自分の時間」を過ごすことができるこの空間のことをお話していただきます。
当日はみんなでお鍋を囲んで、人見さん特製のカレー&チャイをいただきます。
本好きなあなたも、カレーに目がないあなたも、大歓迎です!!

申込はこちら→ http://nhmu.jp/class/26726

(なさ)

奈良には365の季節がある その2

2016.10.09 | 打合せ | by Staff

夏の暑い頃、10月30日(日)の授業「『カメラマン』という生き方について ~世界を駆け抜けた男が撮る、奈良~」の先生、フリーランスカメラマンの保山さんと打合せをしたとき、奈良への思い、撮影時のエピソードなどのお話を聞くことができました。
聞けば聞くほど、保山さんって何処にそんなエネルギーがあるのだろう、「生きる」という力強さをビシビシと感じました。
今回のブログでは、いくつかその時のお話を・・・。

奈良には365の季節がある その2_4

前回のブログもご覧ください♪
「奈良には365の季節がある その1」
https://nhmu.jp/blog/info/10954

【奈良への思い】
「都会では、1日1日違う季節を感じることはできないけど、奈良はそれを意識することができる土地なんだ。
そんな土地は、日本にも世界にもそうない。
世界の数々の絶景を観てきたけど、奈良が1番なんだ。」
と、奈良への愛を語ってくださいました。
また同時に、
「そんな素晴らしい奈良に、若い世代をはじめ多くの人に気がついて感じてもらいたい。」
そして、
「映像を観て、故郷・奈良を再確認する、奈良の持っている潜在的な力を考え直すきっかけになってもらえれば。」
と。

奈良には365の季節がある その2_3

【撮影時のエピソード】
桜の季節が終わる頃、最後のひとひらが散る瞬間のために1日費やした。
また、カエルの乗った蓮の花が蓮の葉の上を水の流れでくるくると回るシーンを撮影するために5時間費やしたこともある・・・。
心にずっと残るものを作りたいと、真摯に自然と向き合っているからこそ撮ることのできる映像なのですね。

奈良には365の季節がある その2_1

【映像への思い・・・】
「このカットがなければ全てが『無』なんだ」と、映像を撮るのに何時間も待つ姿勢。
そして、
「自分が30数年培った技術は、真似はできても積み上げてきたものは抜かせない。」
という言葉。
揺るぎない自信を垣間見ることができました。
また、自分の感性を育むこと、オンリーワンの感性を磨くことの大切さを話されていました。

他にも紹介したいお話があるのですが、授業でのお楽しみに♪

奈良には365の季節がある その2_2

最後に。
2016年の夏、テレビ「ちちんぷいぷい」で保山さんの映像が紹介されました。
その時に、
「手術後、何のために生きているのか、生きている実感がなかった。
仕事じゃなくて、自分の撮りたいものを撮ろうと始めたのが、故郷・奈良の風景を撮ること。
撮影をしているうちに、神さま・仏さまから導かれて、僕に役割を与えられていると考えるようになった。
30数年培ってきた技術を使って、こういうことをしなければ・・・」
と話されていた言葉が印象的でした。

前回のブログでも書きましたが、今も保山さんはガンと闘いながら、自分の故郷、愛する奈良の映像を撮り、編集をして、YouTubeに日々アップされています。
この機会に、保山耕一さんの美しすぎる奈良の映像に触れてみてください。
きっと、奈良をもっと好きになる。

YouTube「奈良 時の雫」↓

ぜひ、授業にお申込ください!
お申込みはこちらから↓
http://nhmu.jp/class/26496

(かっぱ)

禁断の扉再び ~夢の車庫への道が開く~

2016.10.07 | 授業info | by Staff

2014年5月。
我々は禁断の扉を開けることに成功した。
その扉の名は「西大寺検車区」。

禁断の扉再び_1

奈良に住んでいる人にとって欠かせない生活の足である近鉄電車。
その電車の車両基地が、近鉄大和西大寺駅の横にあるんです。
その車両基地は、外から見ることはできても、保安上の理由により絶対に中に入れないんです。
そんな魅惑の場所が、西大寺検車区なんです。

禁断の扉再び_2

2014年5月の授業「いざ潜入、西大寺検車区! ~非公開の車庫内部を見学!~」では、その車両基地にお伺いして、実際にそこで行われている業務のお話を聞いたり、車両基地内を歩いて広さを確認したり、洗車の見学をさせていただきました。
文字どおり夢の授業でございました。。。。

禁断の扉再び_3

授業の様子は、↓をご覧ください★
「ひとまちレポート」
「西大寺検車区へGo!」
http://nhmu.jp/report/18578
「ひとまちブログ」
「西大寺検車区、50年の歩みに迫る」
https://nhmu.jp/blog/class/6399

今まで約230の授業を行ってきたなかで、このたび奈良ひとまち大学の開校6周年を記念し、人気の授業の復刻版を行う復刻祭のひとつとして、その夢の授業が再びッ!!
西大寺検車区さんには、「そのようなことでしたら」と快くお受けいただき、10月23日(日)の授業「いざ潜入、西大寺検車区! その2 ~憧れの聖域、車庫内部を見学~」が実現しましたッ!!!

2度あることは3度無いッ!!!
もうこんな機会は2度と無いッ!!!
絶対に見逃すことはできないッ!!!

禁断の扉再び_4

さぁまずは申込いただかないとお話になりません。
前回は申込倍率が高かったため涙した方も、このチャンスをお見逃しなく!

お申し込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/26492

禁断の扉再び_5

あのお方もこう申しております。

「さあ いまのうちによくみておくといいわ
じきに肉眼ではみえなくなるから・・・」
~銀河鉄道9○9 メ○テル~ 

(ask)