奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

昭和のかおり

2017.01.08 | 授業info | by Staff

最近のならまちは毎日凄い人です。
特に土日はあらゆる場所に人、ひと、ヒト!
そんな大注目のならまちの東の方に、2016年10月1日、「奈良ゲストハウス 神奈寐(かむなび)」がオープンしました!
ん?ならまちの東の方って、どのあたり???
この「福智院」があるところです。

昭和のかおり_1

聖武天皇の御世に、僧・玄昉が建立した清水寺の遺鉢を受けた寺として受け継がれてきたお寺が福智院です。

昭和のかおり_2

1月22日(日)の授業「旅行者×地元住民の憩いスポット ~奈良の新感覚ゲストハウス~」の教室・奈良ゲストハウス神奈寐は、この有名な福智院の目と鼻の先にあります!!
隣の隣の隣ぐらい?
ほら!あった!あった!

昭和のかおり_3

町屋が並ぶ住宅街の中に「旅籠」の暖簾が目を引きます。
この建物も元々は奈良の古い町屋。
それをリノベーションして昭和の香り漂うゲストハウスに変身させました。
授業では、どこをどんな風にリノベーションしたのか、まさに「劇的ビフォー○フター」な様子を写真ご覧いただく予定です。
ゲストハウス内の見学ツアーも行うので、泊まらずして各部屋を覗けるチャンス!!(^^)/

昭和のかおり_5

さて、奈良には数多くのゲストハウスがありますが、この奈良ゲストハウス 神奈寐は、他のゲストハウスとはちょっと違うんです!
何が違うって!?
それはね・・・地域住民との繋がりをとても大切にしていること。
なんでも、、町屋をリノベーションするために工事をしている最中、ご近所にお住いのご婦人がお友達数人を連れて「何ができるの?建物内を見せてほしい!」と突然やってきて、急遽「内覧会」になったとか。
「住民の方々からすれば、長年住んでいる場所に知らないものができて知らない連中がウロウロしてたら不安で仕方ないでしょ。それなら、『怪しいモノではないですよ。地域の方と仲良くなりたいんですよ』という態度を示してあげないと。」
と話すのは、奈良ゲストハウス 神奈寐の番頭、松本雄大さん。
今回の授業の先生です。

昭和のかおり_7

ゲストハウスに入ってまず目に入るのは、カフェスペース。
宿泊者だけに限らず、地域住民の方々の井戸端会議の場として利用してもらいたいという思いもあります。
授業も、ここで行いますよ。

昭和のかおり_4

他の部屋も紹介したいのですが、それは授業に参加してのお楽しみ☆
実際にご自身の目で見ていただきたい!
もしかすると、「うわぁ~懐かしい!実家を思い出す!昔のおばあちゃん家みたい~!」と思い出がフラッシュバックしてくるかもしれませんよ。
私“くすきち”が、まさにそうでした。
ガラス戸や襖、ドアノブなど、ひとつひとつが懐かしくてほっこりした気持ちになります。
あなただけの懐かしいポイントを探してみてはいかがでしょう?
一緒に昭和の雰囲気に癒されましょう。
ぜひ、授業にお申込みください。
コーヒーと、元パティシエという異例の経歴を持つ松本先生手作りのお菓子を用意してお待ちしています。

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/27104

昭和のかおり_6

(くすきち)

ココロの持ち方

2016.12.25 | 授業 | by Staff

2016年12月25日クリスマス。
授業「若手僧侶のスーパー・ポジティブ!仏教 ~喜光寺副住職のカジュアルトーク~」のお手伝いに行ってきました。
今回は、奈良ひとまち大学のスタッフ以外にもサポーターさんがお手伝いに来てくれました。
準備の合間に何処から来たのか尋ねたところ、なんと東京からとのこと。
奈良ひとまち大学も開校してはや6年・・・。
全国区になってきたんですねぇ。
もしかしたら来年あたり、外国人の方がサポーターで来るかもしれません。

ココロの持ち方_3

そんなことを考えていると授業が始まりました。
これまでにお坊さんのお話を聞く機会が何回かありましたが、今までの方とは少し違ったお話の仕方でした。
写真で見るとホワイトボードに難しい字を書いておられますが、実際は若者っぽい語り口調で、時事ネタを絡めつつの仏教についてのお話。
なかなか新鮮でした。

ココロの持ち方_1

授業のお話はレポーターの朱野さんにお任せするとして、先生のスーパーポジティブは生まれつきではないようです。
思春期にアトピー性皮膚炎がひどかったそうで、そのアトピーに苦しんだ体験からポジティブな思考を持つようになったそうです。
僕自身もアトピーなんですが、そんな僕でも聞いていてなかなか重い話でした。

そんな重度のアトピーだった先生が今では・・・。
見てください、この美肌!
若さだけでは説明がつかないくらいツヤツヤしてます!

ココロの持ち方_2

ここまで極端な例は稀だったとしても、人間、気の持ちようで如何ようにでもなるんだなぁと、前向きな気持ちになれた授業でした。

朱野さんの「ひとまちレポート」はコチラ↓
「ステキにスーパーポジティブ!!」
http://nhmu.jp/report/27537
みなさん、ぜひご覧くださいね!!

(よっしー)

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!

2016.12.24 | 授業 | by Staff

12月24日(土)のクリスマスイヴは、授業「イベントを企画する、ということ ~『表現』することの愉しさ~」!(*^^*)
先生は、虹作家(こうさくか)の たかはしみちよさん。
教室となった「日+月+星(さん むーん すたー)」は、イベント時のみオープンする秘密な感じの場所・・・どんなところなんだろう??と、ドキドキしながら会場入りしました。
教室に入ってみたら、太陽の光とサンキャッチャーの作る優しい虹、たかはしさんのご主人、椅子の張替え職人であるフクトクさんの作られたかわいい椅子に囲まれ、温かく優しい雰囲気です。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_1

設営をちゃちゃっと済ませ、教室全体をスタッフで拝見。
室内に小さならせん階段があり、「これは何ぞや!?」と上を見上げると、ロフトのような感じになっていました。
ふむふむ・・・
これは、後で授業風景を撮るときにも使えるぞ( ̄▽ ̄)
小さな子どもが秘密基地を見つけた時のように、きゃっきゃっと騒いでいると、「私がイベントをした時も、お子さんや大人の方も喜んで楽しそうに登られますよ」と、たかはしさん。
これはついついワクワクしてしまいますよ!!

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_3

あ!楽しんでいる間に、そろそろみなさんがこちらへ向かって来られる時間です。
私は参加者のみなさんを教室へご案内するために、みなさんが通って来られるであろう場所へ。
周辺がガス工事をしていたので少し目立ちにくかったのですが、お互いに「ひとまち大学ですか・・・?」と合言葉のように声をかけあいました。
ご案内をしても、中には曲がる道を通り過ぎてしまう方も。
秘密の場所への道のりは分かりにくい!なんてことはよくありますよね。
授業の開始時刻になる頃にはみなさん無事に間に合って、「揃われました」の電話が。
私も最後の方に追いつくためにダッシュ!

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_2

開始時刻になり、温かい雰囲気でほっこりしながら無事に授業開始!
最初は、どんなタイムスケジュールで進むかの説明。
サンキャッチャーを作って、自己紹介をして、たかはしみちよさんのお話、の順です。
この日のお天気は晴れ。
サンキャッチャーを作って虹を作るには持って来いの日です。
参加者は、女性10人。
たかはしさんも「こんなクリスマスイブに美女10人に参加していただいてありがとうございます」とおっしゃっていました。

授業の様子は、「ひとまちレポート」も併せてご覧ください♪
「虹作家に魅せられて」
http://nhmu.jp/report/27647

まずサンキャッチャー作り。
参加者のみなさんは、作ったことある人3人、初めてで楽しみにしている人7人で、キラキラした目で作り始めます。
みなさんなかなかの手際でサクサクっと作り進めています。
黙々と作業して・・・「ガチで集中!」という感じで作っておられましたよ。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_4

完成した人から順にサンキャッチャーで光をキャッチし、虹を作っていきます。
・・・と、思ったら、太陽が陰ってしまい、なかなか光をキャッチできず・・・。
そんな時!こんなアイテムが(>艸<)
スタッフ発案!液晶プロジェクターの光を活用♪

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_5

時々たかはしさんに助言を求める人もいて、予定の時間内でほぼほぼみなさん完成しました(^^♪

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_6

さ、みなさんの作品も完成したところで、自己紹介の時間です。
フクトクさんに準備していただいた、おのまとぺさんのオリジナルちんすこうとかりんとう、月ヶ瀬健康茶園のほうじ茶をいただきながらの自己紹介。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_12

大阪府からの参加が多く、京都府、天理市・・・市外からの参加がほとんど。
かわいい作品ができて嬉しそうな様子で、「普段使わないピンクを入れて作りました」「自分が綺麗だと思う色を取り入れました」などと、作ったサンキャッチャーのこともお話ししてくださいました。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_11

みなさん、「ものづくりが好き」ということが共通点でした(^^)/
たかはしさんに聞きたいお話は、「どのようにイベントを企画するのかという話を聞きたい」「イベントを企画するとはどういうことなのか聞きたい」「自分自身もイベントをしてみたいので今後の参考にしたい」という声が上がりました。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_7

さあ!たかはしさんのお話はどんな内容なのか!?
少し休憩を挟んで、これまでの人生を振り返った衝撃的!?な話から始まり、関西での生活に慣れていくまで。
イベントの参加者側にいたのがものづくりに興味を持ち始め、ものづくりを通して徐々に企画側になっていったお話。
病気をしたことが転機になり、ものづくりに興味を持ち始めた話。
企画側になるきっかけが、農園の横の倉庫でのイベントだった・・・とか、フクトクさんが脱サラして椅子職人になった!話とか・・・。
なかなか話は尽きません。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_10

小さな転機が大きな転機を呼び、小さなつながり(波)だと思っていたことが大きなつながり(波)になり、ものごとを作り上げていったのだろうなと思えるお話でした。
そんなこんながあるからこそ、つながりをもったイベントが企画できて、表現活動にもつながっているのだと思います。

サンキャッチャーで夢をキャッチしよう!_9

参加されたみなさんも、自分のやりたいことに向き合って人生を楽しんでいったら、何かが変わるかも!?夢を追いかけていったら、キャッチできるかも!?と思えるひとときだったのではないでしょうか。
予定の時刻をちょい過ぎて終了。
とてもあったかいひとときでした。

(kaz)