奈良ひとまち大学

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にぎにぎしてきました

2018.06.23 | 授業 | by Staff

6月23日、授業「伝統工芸『奈良墨』を学ぶ、触れる ~にぎにぎしてオリジナルを作ろう~」にスタッフとして参加しました。
お手伝いの声が掛かった際、内容までは詳しく把握せず「その日大丈夫です~」でOKしたのですが、よくよく確認すると、にぎり墨の体験。

今回の教室となった「錦光園」とは別の墨屋さんなのですが、実は秋に小学生たちとにぎり墨体験の予定があり、まさか年に2回もにぎり墨に関わることになろうとは・・・。
なかなかない経験をすることになり、不思議なものだなと思うとともに、少し笑ってしまいました。

にぎにぎしてきました_2

さて当日、いざ教室へ向かおうとすると、外は結構な雨!
午前中の授業はなんとかお天気が持ったような感じだったのに・・・。
向かう道中は、雨男雨女は誰だという会話が繰り広げられていました。
雨のためか、早めに到着される学生さんの姿もあり。
足元の悪いなかお越しくださったみなさん、本当にありがとうございます。

にぎにぎしてきました_1

墨というと書道の道具ですが、今回参加されたほとんどの方が、「学生の頃以来していない」と、書道からは遠ざかっているご様子。
ですが、墨に興味があって申込みをしたと言うだけあって、合間合間に質問が飛び交い、熱心にメモを取られる方も多く、にぎり墨体験に入る頃には時間が足りなくなるほどでした。
かくいう私も、高校以来使っていない墨のお話、興味津々で聞き入ってしまいました。

にぎにぎしてきました_7

学生のみなさんが帰られたあと、スタッフもにぎり墨体験をさせていただきました。
温かく柔らかい生墨の感触、なんだかおもしろくて、すごく楽しかったです!
でも丸い玉にする作業は、なぜかだんだん平べったくなり・・・
先生からは「今日一番出来が(悪い)」という一言が飛び出るくらいの仕上がり・・・
うーん、思わぬところで不器用さを自覚することになった!?
先生の職人技で綺麗な丸い玉→棒状になり、手の上にのせてもらって

にぎにぎしてきました_4

ギュッとして
にぎにぎしてきました_5

完成!!
にぎにぎしてきました_6

世界で1つしかない自分の手の形の墨と思うと、特別大事にしたくなりますね~。
桐箱に入れ、乾燥完了は3ヶ月後。
どんな風に変わっていくのかを見たい気持ちもありますが、箱を開けちゃうとひび割れるそうなので、じっとがまんして待ちたいと思います。
ちなみにこのにぎり墨、もったいなくて使えないので、飾って墨の香りを楽しむという使い方をするという方がほとんどだそうです。
にぎり墨体験は1人からでもできるとのことなので、ぜひ一度いかがでしょうか。

学校では今は墨汁を使っていて、墨を磨らないというお話がありましたが、伝統のものが受け継がれ、次世代へ伝わっていくためには、職人さんがいるというだけでなく、我々一般の人たちが買う・使うということも大事なことだなと思いました。

にぎにぎしてきました_3

そして授業の中で長野先生はこんなことも仰いました。
「墨屋さんだから、字がうまい、綺麗と思われるけど、そんなことはないです。」
長らくやっていない書道。
綺麗に書けなくても、久しぶりにやってみようかなという気持ちが沸いてきました。

(2SIM)

「素」と「味」

2018.06.22 | 授業info | by Staff

2017年12月、奈良きたまちにできた菓子店「Somi sweets & coffee」。
シンプルで少しレトロな佇まいが素敵でしょ。

「素」と「味」_1

店内はこんな感じ。

「素」と「味」_2

よーく見たら、お菓子のタグにこんな文字が。

「素」と「味」_3

「Vegan」は卵や乳製品などの動物性食材を使わないもの。
「Glutenfree」は小麦などのグルテンが含まれる食材を使わないもの。
お菓子作りにはある意味欠かさない食材を使っていないんですよね。

店主は、7月22日(日)の授業「こだわり素材のスイーツをどうぞ ~奈良のちいさな菓子店~」の先生、小國真以さん。
やわらかな雰囲気をまとった、笑顔が素敵な方です。

「素」と「味」_4

お店のSomiは「素味」から。
素材の「素」、素朴の「素」、身体をつくる素の「素」・・・。
さまざまな「素」が織りなす「味」は、噛めば噛むほど豊かで滋味深い。

京都のカフェでバリスタ兼パティシエとして、充実した日々を送っていた小國さん。
「ジャパンバリスタチャンピオンシップ2015」でセミファイナリストに進むほどの凄腕!
授業では、そんな小國さんがなぜ独立して奈良でお店を開業することになったのか、などなどを伺います。
お話だけじゃなくて、もちろん実食ありです。
当日はラムレーズンサンドとアイスコーヒーをご用意いたします。

「素」と「味」_5

教室は、「母と子の貸切ひろば トラパレ」。
近鉄奈良駅から徒歩約7分、高天交差点からやすらぎの道をずっと北に進んだところ、佐保橋を渡ってすぐの角にあります。
Somi sweets & coffeeからも歩いて5分ですぞ。

「素」と「味」_6

いい感じの古民家の和室が、今回の授業の教室。
「母と子の」と名付けられたとおり、ちょっとしたおもちゃスペースがあったり、授乳スペースがあったりと、お子さん連れでもゆったりできます。

「素」と「味」_7

先日、教室の下見も兼ねて、小國さんとトラパレに伺いました。
オーナーさんを交えて、授業の流れをお話していたところ、
「Somiさんのお菓子、興味津々なお母さん、周りにけっこういるんですよね。子連れで参加とかできたらいいのにな・・・。」とのお話が。
小國さんも「いいですね~。私は大歓迎ですよ♪」と言ってくださったので、思い切って書きます。
今回の授業、子ども連れOKにしますっ!!
特に子育て中の親御さんにとっては、食について関心が高いと思うんですよね。
だからこそ、小國さんのお菓子のこと、作り手の思いなんかを知ってもらえるいい機会にしてほしいです。
ただ、託児で預かるわけではないので、一緒に座ってとか、おもちゃスペースで遊んで・・・みたいな感じになります。
ということで、当日は賑やかになるかも知れません。
お子さんがいる人もそうでない人も、にっこり笑って過ごせるような授業になればと思っています。

授業のお申し込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/30342

「素」と「味」_8

(なさ)

泊まれる喫茶室

2018.06.06 | 授業info | by Staff

近鉄奈良駅から、東向商店街・餅飯殿商店街・下御門商店街を抜けて、さらに南へ進み、坂を下りきったところにある「古白」。

泊まれる喫茶室_1

2018年6月24日(日)の授業「仏像講座のあるお宿 ~宿泊と喫茶で奈良の魅力を伝える~」は、ここ古白の喫茶室で行います。

泊まれる喫茶室_2

「えっ?古白って何のお店?」と思ったあなた。
こちらは旅宿なのです。
2015年、「ゲストハウス琥珀」としてオープンしたこのお宿、2018年4月のリニューアルに伴い、名前も改め、「古白」となりました。
漢字の表記は異なりますが、読み方は同じ「こはく」です。
なぜに古白なのか・・・?と思ったあなた、こちらをご覧ください。
古白ホームページ「古白について」
http://nara-kohaku.com/古白について

1300年前から今へと続くさまざまな「白」の描写が無駄のない文体で記されているだけでなく、その情景が目に浮かび、匂いまで想像してしまうような情緒もある。
これって歴史の重みを理解できないと書けない文章ではないかと思うのです。

この文章を綴ったのは、この宿の店主、そして今回の授業の先生、境祐希さん。
境さんがもうすぐ30歳ってことに(まだ20代なの!?)、ほんとびっくりです。

泊まれる喫茶室_3

境さんは進学を機に奈良へ。
歴史や文化の色濃く残る奈良で学び、さまざまな体験を経て、宿を営むようになりました。
今春のリニューアルを機に喫茶室を併設し、宿泊客以外の方にも立ち寄ってもらえる空間ができました。
注文ごとに目の前で豆から挽き、丁寧に淹れられたコーヒーをいただきながら、至福のひとときを味わうことができます。
境さんを交えて、宿泊客と地元の方が奈良の魅力の話に花を咲かせることもあるんじゃないかな、っと思ったりします。

「奈良の魅力といえば、古いもの・素晴らしいものが残っているところに目が行きがちだが、文化やそれらを守り伝えた人々の営みが現在にも連綿と受け継がれていて、その文脈が町のあちらこちらに残っているのが素晴らしい」と語る境さん。
授業では、境さんのこれまでの歩みや古白での活動、めざすものについて、お話していただきます。
途中、喫茶室から飛び出して、ならまちを少し散策します。
いにしえのかけらみたいなものを体感できるかもしれませんよ。
当日はアイスコーヒー(もちろん、豆から挽いてます!芳醇な香りが魅力)と手作りのパンナコッタをご用意していますので、こちらもお楽しみに♪

泊まれる喫茶室_4

わたくし“なさ”が個人的に思うこと。
境さんと同世代の方にぜひ参加していただきたい!!
店内のいろんなところにちょっとした遊びごころを感じるのも素敵だし、なんといっても若き店主の語る奈良の魅力は「目からウロコ」かもしれませんよ。
歴史や文化は決してカジュアルなものではないけれど、難しいものでもないはずで、何気ないところに潜むその名残を身近に感じる機会になればと思います。

お申込み、お待ちしています。
授業の申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/30256

(なさ)