奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

Did you know the お札博士?

2014.06.08 | 授業info | by Staff

You know お札博士?

You know Dr Frederick Starr(フレデリック スタール)?

1930年(昭和5年)5月6日の新聞記事
スタール博士と若き日の九十九黄人さん(若い!!)。

Did you know the お札博士?_1

東洋民俗博物館を語る上で外せないお方が、黄人さんの他にもう一人居るのです。
それが、この黄人さんの隣にいる和服姿の御方!
アメリカの人類学者のフレデリック・スタール博士。
1904年(明治37年)に初めて来日し、以来、亡くなるまでに15回も日本に訪れました。

スタール博士は日本文化研究のために来日していたのですが、
和服姿で各地の神社を訪れ、お札を蒐集するところから、
「お札博士」と呼ばれていたそうです。

九十九黄人さんはスタール博士に直接手紙を書き、助手兼通訳となりました。
以後、博士とともに日本各地を回り、民俗資料の収集を手伝ううちに
宿命である民俗学に目覚められたそうです。

Did you know the お札博士?_2

・・・ということは、お札博士は黄人さんの師匠とも呼べるべき人物なのでは!?
東洋民俗博物館の始祖ともいうべき存在ッ!!

Did you know the お札博士?_3

残念ながら、スタール博士も1933年(昭和8年)に74歳でお亡くなりになられております。
(ご存命のうちにお会いしたかった・・・)
(つか、私はもちろんこの当時生まれておりません・・・)

しかし、黄人さんは博物館に博士の銅像を立ててくださった!
私たちは博士の姿を見ることができるッ!

さらに!先のブログ「Did you know the 東洋民俗博物館?」にてご紹介した、博物館所蔵の貴重な昭和初期のフィルム(DVD版)の中に、博士の姿を見ることができるチャンス!!
(普段は見ることが絶対にできなーーい!!)

Did you know the お札博士?_4
 
迷っている暇などありません!
さぁ、ここから授業に申し込むのです!
   ↓   ↓   ↓
「ヘンテコでユカイ、それこそ民俗学!
~それいけ、東洋民俗博物館!!~」
http://nhmu.jp/class/18437
Did you know the お札博士?_5

ブログにて展示品の一部を紹介しましたが、
ホントにいろんなオモシロイものがあるね!!
館内は、ホントにオモシロイっすよ!!!!!
こんな機会なかなかありません!

あのお方も、こう申しております。
「一生迷ってろ!そして失い続けるんだ・・・。貴重な機会(チャンス)をっ!」
~〇根川幸雄~

(ask)

人と同じものを食べる豚?! ~その3~

2014.06.07 | 授業info | by Staff

どうも~~ッ!
今回も6月28日(土)の授業「奈良ブランド、郷ポークの挑戦 ~若き3代目が挑む、畜産とは?~」についてのブログです。
このブログ、なぜか大作になってしまいました。

人と同じものを食べる豚?!
人と同じものを食べる豚?! ~その2~
に続く、第3弾!!
いよいよ、郷ポークを実際に食べに行きたいと思います。

まず!
今回の教室となる「八寶」をご紹介しますね。
最寄駅「近鉄奈良駅」から徒歩1分。
行基さんの噴水の前から東向商店街に入って・・・

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_1

はい到着!

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_2

近っ!(雨に濡れずに行けるんですね。)

さて、今回の授業のテーマ「郷ポーク」を使った料理「奈良郷ポークの自家製炙りロース丼」を提供している「八寶」。
授業で学生のみなさんに試食していただくのが、この料理です。

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_3

では、この「奈良郷ポークの自家製炙りロース丼」のお味は・・・CMの後で!!

なぁーんて(笑)
テレビだったら、こんな感じで引っ張るんでしょうね^^;

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_7

さっそく、食べてみました。
あの豚ちゃんがこんな姿に。。。なんて考えてはいけません。

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_5

“もじゅ”は、意外に何も思いませんでしたッ!(=_=)

モグモグ・・・

「う~ん。。柔らかくて、あま~いお肉!」
「タレは、ちょい少なめなんですね!」

すみません、グルメレポートなんて生まれて初めて書くんでわからないけど・・・「おいしい~」はNGなんですよね。

お肉は、柔らかくて、スッと噛み切れて、しつこ過ぎない脂の甘みと炙った豚肉の香ばしさが・・・

そして、タレがご飯にサッとかかってるだけなんですが、ジューシーなお肉の存在感が半端ないので、タレがなくてもご飯と全然いけちゃうって感じですっ!!
・・・
まぁ、ともかく超うまいんですっ(・・・言っちゃった。。)。

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_4

オホンッ(汗)。
ともあれ、多少なりは伝わりましたでしょうか?

お味の方は、ぜひ当日ご自身でお確かめください!!
もちろん、授業に参加できない方でもランチメニューで出ていますので、お店に行けば食べることがで来ますよ!

以上、“もじゅ”のグルメレポでした。

授業の案内に戻りますね。
今回の授業、いつもなら定員15~30人のところ、今回はなんと50人!!!
いつもよりダーン!と枠を広げてお待ちしています。

人と同じものを食べる豚?! ~その3~_6

授業の内容をちょこっと。
生産者である村田商店3代目の村田晶香さんから、奈良ブランド郷ポークを商標登録された実績や、“人が食べるもの”を餌として育てているユニークな飼育方法、また、より良いものを追及していく生産者としてのこだわりについてお話を伺います。
また、「プロの生産者から見るおいしいお肉とは?」
「奈良の畜産業ってぶっちゃけどうなってんの?」
「奈良ブランド郷ポークのこれからの目標は?」など、素朴な疑問をぶつけながら、おいしく楽しく奈良の豚肉を語る2時間半!!
今回の授業に参加すれば、「あなたもわたしも奈良の畜産の最先端」!
お申込お待ちしていま~す!!

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18342

(もじゅ)

Did you know the 東洋民俗博物館?

2014.05.30 | 授業info | by Staff

You know the 東洋民俗博物館?

Did you know the 東洋民俗博物館_1

東洋民俗博物館は、1928年(昭和3年)から奈良市あやめ池にある、れっきとした博物館です。

Did you know the 東洋民俗博物館_2

You know 九十九黄人(つくもおうじん)?

この仙人のような方が、九十九黄人さん。
東洋民俗博物館の初代館長をなさっていた方です。

Did you know the 東洋民俗博物館_3

「世界超偉人伝説」「探偵ナイトスクープ」等のテレビ番組にも出演されたことがあるので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

九十九黄人(本名:九十九豊勝)は、1894年(明治27年)の生まれ。
庶民の生活を理解する民俗学、とりわけ性の研究と蒐集に興味を持ち、各地の道祖神など性に由来する信仰に関心を持ちました。

また、おもしろいと思ったものは何でも収集し、博物館にはさまざまなものが展示されています。

Did you know the 東洋民俗博物館_4

名前の「黄人」は、
黄色い人 → イエローマン → エロ―マン!

エロ―マン!
エローマン!
エローマン!
(サ〇ンの曲 イエ〇ーマン 〜星の王子様〜みたいですが)

自らエローマンをもじった黄人と称し、昭和の初期から民俗学(性)について研究されてきた方が・・・
おもしろくない訳がないッ!

Did you know the 東洋民俗博物館_5

黄人さんは、こう仰られてたそうです。
「民俗学者の柳田國男は官の学者だったせいか、性に関するものがなく、その意味では自由奔放に生きた民の南方熊楠に魅力を感じた」
自らの研究する「性」という特異なジャンルの研究を突き進んだ黄人さんの、生き様を表したようなお話ですね。

時は過ぎ、性の解放も進み、性に関する研究も開放的になりました。
黄人さんは、生まれてくるのが50年早かったと言われています。

・・・
他にもエピソードは満載!
もっと沢山紹介したいのですが、詳しいお話は授業でのお楽しみ♪に取っておきます。

Did you know the 東洋民俗博物館_6

残念ながら、九十九黄人さんは1998年(平成10年)に103歳でお亡くなりになられており、お会いすることはできません。
(ご存命のうちにお会いしたかった・・・)

しかし、黄人さんは博物館に集めたものを残してくださった!
私たちはこれを見ることができるッ!

Did you know the 東洋民俗博物館_7

しかも、今回の授業では、その御子息、四男であられる、一般財団法人東洋民俗博物館 理事長 九十九弓彦(つくもゆみひこ)さんにお話していただけるんです!

Did you know the 東洋民俗博物館_8

さらに!
今回は博物館所蔵の貴重な昭和初期のフィルム(DVD版)も見ることができるチャンス!!
(普段は見ることができなーーい!)

ん?
と思ったあなた。

んん?
と思ったあなた。

うふ~ん
と思ったあなた!

さぁ、ここから授業に申し込むのです!
   ↓   ↓   ↓
ヘンテコでユカイ、それこそ民俗学!
~それいけ、東洋民俗博物館!!~

http://nhmu.jp/class/18437  
こんな機会なかなかないですよ!
 
あのお方も、こう申しております。
「チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ」
~Ch〇r Aznable~ 

(ask)