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まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編

2014.07.30 | 授業info | by Staff

先日、8月24日(日)の授業「わたしの仕事は、ぬいぐるみ。 ~自分で切り拓く、仕事と人生~」の全貌を明らかにすべく、先生・野原レンゲさんのお仕事に同行させてもらいました~。
密着取材?の様子と当日の授業で行うワークショップについて、紹介します☆彡

*「野原さんってどんな人?」「『まほろばパンダ』ってどんなん??」って方は、前回のブログ「まほろばパンダの舞台裏に潜入 ~前編~」をぜひご覧ください。

じゃ~ん。野原レンゲさんのまほろばパンダの写真です♪
まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_1

奈良公園近くの浮見堂が見えるポイントで、実際に撮影された作品。
決して合成ではありませぬ!!

普段、どんな風にぬいぐるみ撮影をしてはるのか、知りたいと思いませんか??
みなさん、きっと興味津々なはず☆
というわけで・・・、今回の密着取材に至るのです。
まずはまずは、野原さんが撮影しているところをパシャ。
※ここから全て、撮影by“なさ”でございます。

まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_2

オホン。
ただ闇雲に撮っておられるわけではありません。
シチュエーションを想定し、決めた構図に従って、ロケーションやアングルを変えつつ・・・なんですよ。
そうそう、「まほろばパンダ」の物語を紡ぐのに現世のものが写り込むと世界観が壊れてしまうので、その辺りも要注意。
例えば、池に浮かぶペットボトルや鉄の柵、遠目に見える現代的な建物などもNGなんですよ。

まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_3

ここで秘密兵器!?投入。
「この背景で撮影したいけど、いい地点がないっ」ってときに大活躍なアイテム、名付けて「どこでも芝生~」。
この芝生はお茶葉で作成されたそうです。
とっても自然ですよね。
まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_10

ここからは2体登場、撮影もヒートアップしますよ。
「池のほとりの赤い蓮を効かせたい」
「雲の切れ間狙って(太陽の)光待ちで」
など、状況に応じてレンズも変えるし(通常4つは持ち歩いているとのことっ)、レフ板的なものも使うって、ほんと本格的な撮影現場です。
すごいっ。

野原さんのお仕事を激写してたら、なんだか私も撮ってみたいかも・・・なんて思っていたところで、「撮ってみますか~」との嬉しいお言葉。
「えっ、いいんですか!?」と、最初は遠慮がちにパシャっ。
と言いつつも、「あっ、空の青さが際立った。これが光待ち効果か~」なんてことがわかった途端、本分を忘れ、夢中になって撮りまくっておりました。
ちなみに、私が撮ったのはこちら。

まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_6

普段、写真を撮るといえば、記録用。
腕に覚えなしなので、「数打ちゃ当たる」でとにかくいっぱい撮るというのが信条の私。
「ぬいぐるみってかわいいし、しかも動かへんから、被写体として理想的かも」なんて、気がつくと写真を撮ることが楽しくなっていました。

撮った写真を見ていただき、「いい写真」と「残念な写真」を選んでもらいました。

まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_9 まほろばパンダの舞台裏に潜入 後編_10

どっちがどっちか、一目瞭然!?ですよね。
しかしながらこの「いい写真」と「残念な写真」、構図の取り方によって魅力倍増または半減しちゃったりするんですよ。
今回の授業のワークショップでは、写真の構図をアナログで学びます。
いくつかの例に基づいて、被写体の魅力を活かすトリミングとは何ぞやを体感した上で、最後に「まほろばパンダ」の世界観を各自で構成し、オリジナルコラージュカードを制作します。
野原さんが生みだす世界観に興味がある人も、写真を撮ることが好きな人も、きっとおもしろいと感じてもらえる、楽しい時間が過ごせること間違いなしです。

ぜひぜひお申込みくださいね。
http://nhmu.jp/class/18927

(なさ)

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編

2014.07.29 | 授業info | by Staff

台風一過の青空の下、とある場所にて。
ちょうどいい具合に花開いたところをパシャ。

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_1

って、のんきに花撮ってる場合じゃないっす。
この日は、8月24日(日)の授業「私の仕事は、ぬいぐるみ。 ~自分で切り拓く、仕事と人生~」の先生、野原レンゲさんのお仕事に密着?!なのです。

と、その前に。
野原レンゲさんってどんな人??

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_2

野原さんのホームページ↓の「ABOUT ME」をのぞいてみると・・・
http://nohararenge.wix.com/panda

「仏像をテーマにオリジナルのぬいぐるみを作成。ストーリーを考えながら、奈良の各地を巡り、ぬいぐるみの撮影をして作品を完成。ポストカードなどにして販売している。」って。

噂のポストカードがこれ。(私物です。)
まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_3

実は、今回の授業の教室「絵本とコーヒーのパビリオン」でこのポストカードを初めて見て、「なんてカワイイの」と一目惚れ☆彡
パンダなのに鹿、パンダだけど仏像な、キュート&クールな世界観にヤラレテしまいました。
しかもぬいぐるみは全てお手製、そんでもって現地(もちろん奈良ですよ♪)で撮って作品にしてるなんて!なんか凄いぞっ!!
どんなことしてはるのか、ひとまち大学でお話してほしい!!!
ということで、今回の授業へとつながるのです。

野原さんは、編集者や商品企画会社での実績を糧に、単身上海へ移住し、現地で雑貨ブランドを起業した経歴の持ち主です。
仕事も軌道に乗り充実した日々でしたが、両親の介護のため、2013年春に故郷奈良へ戻られ、現在の活動へ至ります。
今年に入り、朝日新聞の奈良版やNHK大阪放送局でも紹介された、今注目の人なんですよ。

初めての打合せの際、「私は今、成功しているわけではないのに、ひとまち大学で授業しても大丈夫でしょうか?」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
上海で苦労を重ねたのちの成功体験がある野原さんならではの言葉だな・・・と思いました。

しっかりとしたビジョンを持ちつつも、ただやみくもに夢を追うだけでなく、現実も見据えながら、やりたいことを着実に形にしておられる野原さん。
「いつか絵本を作りたい」という夢の第一歩として、タブレット&スマートフォン専用日刊ニュース媒体である「毎日スポニチTAP-i」にて、6月25日号より毎週水曜日、全5回で「まほろばパンダ」のプロット写真が連載されています。
「毎日スポニチTAP-i」はコチラ↓
http://www.mainichi.co.jp/tap-i/

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_4

あ~、野原さんの紹介をしていたら、長くなっちゃった。
密着取材の様子は後編へ。
カメラを使わずして写真の構図を学ぶ、授業で行うワークショップの全貌も明らかに!!
乞うご期待☆彡

まほろばパンダの舞台裏に潜入 前編_5
撮影:なさ

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18927

(なさ)

ぜっけ~かなぁ!!

2014.07.18 | 授業info | by Staff

8月22日(金)の授業「なんと、素敵な、レトロ建築」のご案内です。

いやぁ~。
いやぁ~。
ほんとにスゲ~よ、南都銀行本店!!

7月某日、私“もじゅ”は、授業を先取りしようと南都銀行本店に潜入取材に行ってきました。
このブログでは、ぜひ当日の授業を楽しみにしていただきたいので、授業内容のさわり部分をちょっぴりご紹介します。
って、冒頭でも思わず感嘆の言葉が漏れちゃいましたが・・・。

ぜっけ~かなぁ!!_1

今回は、みなさんご存知、近鉄奈良駅から東向商店街を三条通の方に歩いていくと見える、あの神殿のようなレトロな建物。
授業では、お寺や神社、町屋などが数多くある奈良の街に溶け込む、南都銀行本店の建物の謎に迫っていきます!!

先生となっていただくのは、奈良の良さを日々発信し続けている、奈良愛にあふれるこの方、「NPO法人奈良まほろばソムリエの会」の専務理事でもあり、南都銀行公務・地域活力創造部シニアスタッフの鉄田憲男さんです。

ぜっけ~かなぁ!!_2

お察しのとおり、銀行というのは非常にセキュリティが厳重なトコロ・・・。
やはり、セキュリティ上、営業時間外に中に入るのは難しいそうです。
そこで今回の授業日は、通常の土・日ではなく8月22日(金)となっています。
授業では、普段お客さんとしては絶対に入れない建物の内部に特別に案内していただけることになりました。

ぜっけ~かなぁ!!_3

南都銀行には、現在、三条通側にある旧館と、その北側にある新館とがあります。
旧館は、国の重要文化財として登録されている、あの神殿のようなイオニア式の装飾が施された建物です。
特徴的な門構えや羊の装飾のある柱、ガス灯のオブジェなど、ユニークな年代ものの外観です。

ぜっけ~かなぁ!!_4

新館はだいたい1965(昭和40)年ごろに完成し、現在の東向商店街沿いのATMが並んでいる場所になります。

さて、中に入ります。
窓口業務をされているこちらのスペースが、旧館です。

ぜっけ~かなぁ!!_5

実はこのカウンターや行員さんのデスクの上の方に、このスペースを上から一望できる通路があります。
授業では、こちらも特別に案内していただけるとのこと。
上からの眺めは・・・、当日のお楽しみです。

さて、まだまだ紹介したいところはたくさんあるのですが、スッ飛ばして~。。。
なんといっても今回の一番の目玉は、南都銀行屋上からの奈良の眺望です!!
ほぼ360度奈良のまちを見渡せます。

ぜっけ~かなぁ!!_7

こちらは、若草山をバックに、国宝の興福寺五重塔・三重塔・東金堂、重要文化財の南円堂を一度に見ることができます。
梅雨空で、天気はう~んって感じですが、こうして見るとやっぱり奈良って美しいですね・・・。

ぜっけ~かなぁ!!_6

当日は、このブログでご案内した外観の他、屋上の見学も含めて、普段は入れない建物内部を見学します。
その後、後半は、この建物とともに奈良の歴史を刻んできた南都銀行の歩みを通して、100年前の奈良に想いをめぐらしていただけるようなお話を、鉄田さんにお伺いする予定です。

ぜっけ~かなぁ!!_8

1926(大正15)年から残る、奈良にある数少ない近代建築への理解を深める今回の授業。
ぜひ参加して、いつものあの場所にある、あのユニークな建物の正体を探っちゃいましょう!
それでは、たくさんのお申込、お待ちしています☆

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18920

(もじゅ)