奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

商店街の未来はみんなのアイデアで!

2014.04.30 | 授業info | by Staff

5月25日(日)の授業「あそぶ、たのしむ、商店街!! 」は下御門商店街が舞台。
下御門商店街ってどこにあるか、ご存知ですか?
近鉄奈良駅からならまちに向かって、東向商店街→もちいどのセンター街を通り抜けた先、少し登り坂のある約100m程が「下御門商店街」なのです。
決して、「もちいどのセンター街の続き」じゃないんですよ。

商店街の未来はみんなのアイデアで!_1

“かっぱ”的には、下御門商店街のウリはなんといっても「サ・カ・ミ・チ(坂道)」。
坂道がある商店街の特徴を活かし、1998年から月に1度、商店街の人たちが朝から道路清掃を欠かさずにやっています。
そう、坂道だから上から水を流していくととても効率がいいし、みんなで清掃することで一体感も。

商店街の未来はみんなのアイデアで!_4

そして、2012年から始まったイベント。
アーケードの端から端まで、みんなで全長約80m竹の台を組んだんです。
そこに何が流れたと思いますか?「そうめん」なんです!(そうきたか!)
坂道+そうめん=流しそうめん(そうきたか!!)
2回目の昨年は、なんと約2,000人もの方が参加され、商店街が笑顔で覆い尽くされたとか!
商店街の立地と奈良名産のそうめんが出会うと、素敵なイベントになるんですね。

商店街の未来はみんなのアイデアで!_3

このような素敵なイベントのアイデアを出されたのが、この授業の先生である下御門商店街協同組合代表理事の臼井基雄さん。
“かっぱ”も打合せで何回もお話をさせていただいているのですが、毎回、「なんて柔軟な方なんだろう」と思います。
「若い人の話を聞きたい」「あんなことしてみたい」「こんなことが商店街でできないか」と、常に思いを口に出し、エネルギッシュに動いている人なんです。

授業では・・・
第1部
臼井さんと、クリエイティブ・イントロデューサー山本あつしさんによるトーク。
下御門商店街の歴史や、流しそうめんのイベントのことなど、この商店街が持っている「ひと・もの・こと」というたくさんの宝物に触れていきます。
当日の聞き手である山本さんと話をしていたのですが、臼井さんと話をしていると、「話の続きが聞きたくなる」「次の話が気になる」「気がつくと惹きこまれちゃっていますね」と・・・。

商店街の未来はみんなのアイデアで!_2

第2部
トークの後は、「2020年の下御門商店街を考えよう ~商店街を楽しく魅せるアイデア~」を、ワールドカフェ形式で参加者同士で話していきます。
毎日行きたくなるような商店街、自分がお店を出すんだったらこんな商店街・・・など、みんなで商店街についての夢を話しませんか。
最後は、「2020年の下御門商店街はこんなんだったらいいな」と、みんなで共有します。

商店街の未来はみんなのアイデアで!_5

一緒に商店街について夢を語りたい方、将来自分でお店を開きたいな・・・なんて思っている方にもおすすめの授業ですよ。

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18147

また下御門商店街では、今年の夏に開催する3回目の「流しそうめん」をサポートしていただく仲間を募集。
詳しくは、授業のなかでご案内します♪
“かっぱ”的には、「坂道の流しそうめん」が奈良の新しい夏の風物詩にならないかな・・・と思っています。

※撮影:山本あつし

*5月13日追記*
2014年5月2日(金)の産経新聞朝刊(奈良版)に、下御門商店街の取り組みが掲載されました。
詳しくはこちら
後継者問題に立ち向かう 下御門商店街、PR誌で魅力発信 奈良

(かっぱ)

ヤトガ・アーティスト古都に現る

2014.04.25 | 授業info | by Staff

奈良ひとまち大学で、日本人唯一のヤトガ(モンゴル箏)奏者の授業「モンゴル、その音楽と文化と。 ~ヤトガが奏でる草原の音色~」を開催することが決まりました。
でも、「ヤトガ」って耳慣れない言葉ですよね。

「ヤトガ」をウィキってみると、「モンゴルの伝統的なツィター属の撥弦楽器である。おもにモンゴル国および内モンゴル自治区で演奏される」とあります。
・・・う~ん。
これだけではイメージがわきにくい(=_=)
“もじゅ”の拙い解説より、百聞は一見にしかず!!
今回の授業で先生となっていただく奈良市出身の中西史子さんが、同じくモンゴルの楽器「馬頭琴」と合奏している映像をご覧ください☆
https://www.youtube.com/watch?v=Cu3N5JE1c2Q

ヤトガ・アーティスト古都に現る_1

映像にもあった馬頭琴は、モンゴルの楽器としてよく知られていますね。
馬頭琴教室は全国にあり、馬頭琴の日本人の奏者は数百人いらっしゃるそうです。
一方、ヤトガの日本人奏者は、中西さんタダおひとりというから驚きです。
動画の映像もとても素晴らしいのですが、先日、中西さんのご実家近くにある奈良市立西部公民館での演奏を、生で聴かせてもらいました。

ヤトガ・アーティスト古都に現る_2

やっぱり、デジ音源ではなくライブで聴く演奏は全く違いますねー(=_=)。
本当に温もりのある雄大な大陸の音楽が、ズシりと胸にしみわたってきました。
また、中西さんは伝統的なヤトガの演奏を大切にしながらも、ご自身でアレンジされた日本の曲なども演奏され、常に新しい方法で活動の幅を広げています。
そんな、アーティストとしての一面も見せていただきました。

将来、女〇十二楽坊や吉●兄弟などの、伝統の楽器を用いた現代アーティストのように大活躍する日が来ることを期待してしまいます。

ヤトガ・アーティスト古都に現る_3

今回の授業では、奈良時代に大陸からシルクロードを通じてこの奈良に伝わった“Koto”の文化について、中西さんの視点を通じて学びを深めていきます。
もちろん、アーティストとしての中西さんのソロ演奏も、たっぷりお聴かせいただきます☆
他にも、モンゴルという国の文化や、ヤトガとの出会い、若くして世界へ飛び出られた魅力的な体験談などをお話いただく予定です。

今回の授業は「箏で古都を学ぶ!!」これで決まりぃ<`~´>
なぁ~んて(笑)。
お申込お待ちしていますね。

(もじゅ)

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)

2014.04.05 | 授業info | by Staff

今回は、2014年4月26日(土) 13:30~15:30に開催する「秋篠の美しい陶磁器の世界 ~豊かな自然の中の窯を訪ねて~」にて訪れる、秋篠町についてご紹介。

ここ秋篠町は、平城宮跡の北西、近鉄大和西大寺駅北側に広がる地域にあります。
「秋篠」という地名を聞くと、皇室の「秋篠宮」の名を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
その宮号の由来ともなっている、歴史・由緒ある土地なのです。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_1

近鉄大和西大寺駅から僅かしか離れていないのに、秋篠の地は自然が豊かで、今もなおその静かな雰囲気を保ったまま存在しています。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_2

秋篠窯も、秋篠の春・夏・秋・冬の大自然に育まれてきました。

今回は、その秋篠の地でも特に有名な秋篠寺についてご紹介いたします。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_3

秋篠寺は、その名の通り秋篠町にあるお寺でございます。
お寺の歴史や細かいことは、みなさんお手数ですが、
検索エンジン等で調べてみてください。

秋篠寺は、授業を行う秋篠町公民館と秋篠窯のちょうど間にあり、
授業に参加される方は、秋篠寺を外から見ることができます。

このお寺で有名なのは、国宝である本堂や、重要文化財である神秘的な仏像の数々。
特に伎芸天の像は有名。
古来より多くの人を魅了してきました。

しかし、秋篠寺の魅力は本堂・仏像だけではありません!
お寺の東門と本堂・南門を結ぶ参道や庭の雰囲気が、実はイイのです!

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_4

綺麗にお掃除された参道の横には、苔が綺麗に生えた見事な庭が。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_5

たくさんの人が行き交う大和西大寺から、ほんの僅かな距離しか離れてないのに、こんな空間が存在するなんて。。。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_6

仕事の喧騒を忘れ、この空間に浸る私。。。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_7

なんとも言えぬ心穏やかな雰囲気にさせてくれます。

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_8

授業の移動中にちらっとお寺を見ることができますが、
本当に「あ!」っという間です。

授業は終了時刻が15:30となっているので、
授業終了後はぜひとも秋篠寺へ訪れてみては如何?

秋篠文化ロマン紀行in奈良(秋篠の細道)_9

参道や庭を見る(通る)のは無料ですが、本堂・仏像をご覧いただくには拝観料が必要となります。

春、うららかな気候、土曜日の午後。
秋篠窯と併せて秋篠寺。
秋篠を目いっぱい感じてみませんか?

授業の申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/17771

(ask)