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Did you know the 東洋民俗博物館?

2014.05.30 | 授業info | by Staff

You know the 東洋民俗博物館?

Did you know the 東洋民俗博物館_1

東洋民俗博物館は、1928年(昭和3年)から奈良市あやめ池にある、れっきとした博物館です。

Did you know the 東洋民俗博物館_2

You know 九十九黄人(つくもおうじん)?

この仙人のような方が、九十九黄人さん。
東洋民俗博物館の初代館長をなさっていた方です。

Did you know the 東洋民俗博物館_3

「世界超偉人伝説」「探偵ナイトスクープ」等のテレビ番組にも出演されたことがあるので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

九十九黄人(本名:九十九豊勝)は、1894年(明治27年)の生まれ。
庶民の生活を理解する民俗学、とりわけ性の研究と蒐集に興味を持ち、各地の道祖神など性に由来する信仰に関心を持ちました。

また、おもしろいと思ったものは何でも収集し、博物館にはさまざまなものが展示されています。

Did you know the 東洋民俗博物館_4

名前の「黄人」は、
黄色い人 → イエローマン → エロ―マン!

エロ―マン!
エローマン!
エローマン!
(サ〇ンの曲 イエ〇ーマン 〜星の王子様〜みたいですが)

自らエローマンをもじった黄人と称し、昭和の初期から民俗学(性)について研究されてきた方が・・・
おもしろくない訳がないッ!

Did you know the 東洋民俗博物館_5

黄人さんは、こう仰られてたそうです。
「民俗学者の柳田國男は官の学者だったせいか、性に関するものがなく、その意味では自由奔放に生きた民の南方熊楠に魅力を感じた」
自らの研究する「性」という特異なジャンルの研究を突き進んだ黄人さんの、生き様を表したようなお話ですね。

時は過ぎ、性の解放も進み、性に関する研究も開放的になりました。
黄人さんは、生まれてくるのが50年早かったと言われています。

・・・
他にもエピソードは満載!
もっと沢山紹介したいのですが、詳しいお話は授業でのお楽しみ♪に取っておきます。

Did you know the 東洋民俗博物館_6

残念ながら、九十九黄人さんは1998年(平成10年)に103歳でお亡くなりになられており、お会いすることはできません。
(ご存命のうちにお会いしたかった・・・)

しかし、黄人さんは博物館に集めたものを残してくださった!
私たちはこれを見ることができるッ!

Did you know the 東洋民俗博物館_7

しかも、今回の授業では、その御子息、四男であられる、一般財団法人東洋民俗博物館 理事長 九十九弓彦(つくもゆみひこ)さんにお話していただけるんです!

Did you know the 東洋民俗博物館_8

さらに!
今回は博物館所蔵の貴重な昭和初期のフィルム(DVD版)も見ることができるチャンス!!
(普段は見ることができなーーい!)

ん?
と思ったあなた。

んん?
と思ったあなた。

うふ~ん
と思ったあなた!

さぁ、ここから授業に申し込むのです!
   ↓   ↓   ↓
ヘンテコでユカイ、それこそ民俗学!
~それいけ、東洋民俗博物館!!~

http://nhmu.jp/class/18437  
こんな機会なかなかないですよ!
 
あのお方も、こう申しております。
「チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ」
~Ch〇r Aznable~ 

(ask)

人と同じものを食べる豚?! ~その2~

2014.05.29 | 授業info | by Staff

お待たせしました!
ひとまちブログ「人と同じものを食べる豚?!」の続編!!
6月28日(土)の授業「奈良ブランド、郷ポークの挑戦 ~若き3代目が挑む、畜産とは?~」の先生・村田商店の、潜入レポート(!?)です。

豚舎の周りには、ワンちゃんたちがたくさん。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_1

この養豚場にある餌の食料を狙って、イノシシをはじめ、いろいろな動物が山からやって来るそうで、そんな動物たちをこの犬の集団で追い込んで、山に返すのだとか・・・。

そして・・・この後、ある恐怖がわが身に降りかかるなど思ってもみませんでした。

私が養豚場の事務所に近づいて行くと、7~8匹の犬の集団に取り囲まれて、かなりご機嫌が悪そうなご様子。
睨まれ、吠えられ、いつ飛びつかれるやら・・・。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_9

こんな、昔のアニメとかでしか見たことのないシチュエーションが現実になるとはっ!!!
「自分は餌狙ってませんよ~、取材ですよ~!!」(-_-;)
(もうあかん、終わった・・)

覚悟を決めたその時!
・・・
今回の先生である村田さんが登場!!
村田さん「大丈夫ですよー!この子ら咬んだりしないから。」
私「そうですか・・・(村田さんが救世主に見えました^^;)」

ガハハ~ッ!よく見るとこの犬くんたちィ、なかなかカワイイじゃぁないかァッ(・・・)

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_2

ハイ(キッパリ)
なんて冗談はさておき。

待ちに待った豚舎の見学です。
ブタを大きさによって区分けしている部屋が沢山あります。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_3

最初の豚舎には、比較的小さい子ブタがたくさんいました。
写真ではわかりにくいですが、だいたい生後3~4か月で体長1メートルぐらいでしょうか?
意外に大きい。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_4

人の成長と比較したら大きすぎます。
たけど、やはりまだまだ子どものあどけなさも感じとれます。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_5

しかし、そのかわいい子ブタも、餌の時間になると表情が一変します。
飼育員の方が、前回のブログで紹介した餌をブタの部屋に入れると、すごい形相で餌に群がっていきます。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_6

下の写真は、食べているブタの上に後方からジャンプして乗っかっているブタです。
食欲半端ね~~(笑)。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_7

次は、出荷前の6~7か月のブタの豚舎です。
写真が少し暗いですが、餌を食べたり寝たり、先ほどの小さい子ブタよりも落ち着いてどっしりです。

人と同じものを食べる豚?! ~その2~_8

ブタはとても知能が高く、人に懐くそうです。
美味しいブタを作るには、ブタにストレスを感じさせず、栄養のある美味しい食事と、飼育員の手作業での心配りが大切。
これまでの飼育の経験から、それを実践されているとのことです。
そんな愛情たっぷりに育てられたブタは、いったいどんな味なのでしょうか・・・。

スイマセン。またまたブログが長くなってしまいました。
ブログの続きは、次回に持ち越しです。
次は、ついに豚丼(ロース豚重)のグルメレポートです!!

お申込みはコチラ↓
http://nhmu.jp/class/18342

(もじゅ)

人と同じものを食べる豚?!

2014.05.17 | 授業info | by Staff

6月28日(土)の授業「奈良ブランド、郷ポークの挑戦 ~若き3代目が挑む、畜産とは?~」のご紹介です。
今回は、奈良市東鳴川町の養豚場で生産されている豚肉「郷ポーク」をテーマにした授業です。
奈良県産の豚肉と言えば、「ヤマトポーク」が有名ですね。

「ヤマトポーク」は無知キャラの“もじゅ”でも聞いたことがあります。
最近は、「大和肉鶏」や「大和牛」など、奈良県内にある畜産業のブランド化やPRが相次いでいます。

そんななか、今回の授業は、「人が食べるもの」を餌とする豚「郷ポーク」について取り上げていきます。
う~ん・・・粉状にした穀物とかを食べるイメージがありますが・・・「『人が食べるもの』を餌とする」ってどういうこと?

まぁそのまんまなんでしょうけど・・・。
インターネットの記事によれば、売れ残った野菜や食べ残しを集めて餌にするのだとか?
そんなん食べて大丈夫?お腹壊したりしないんかなぁ!?とか、いらん心配をしてしまいますが・・・。

考えているより見に行く方が早いかっ!てことで、豚舎見学に行ってきました。

人と同じものを食べる豚?!_1

「郷ポーク」を生産されている村田商店の養豚場は、奈良県庁のあたりから車で15分ほどの京都府との県境の山間に位置し、自然豊かな環境のなかで生後3~7ヵ月の子豚を飼育されておられます。

さっそく、かわいい子ブタたちに会いに豚舎へGO・・・!
と、動物園に行く感覚で、ついつい当初の目的を忘れるところでした。
「郷ポーク」の謎に迫らなければ・・・。

まず、訪れてびっくりしたのが大量の食べ物の山。
レタス・かぼちゃ・人参・サツマイモ・チンゲン菜・うどん・らーめん・・・数え切れない種類の食べ物が、建物内にびっしり積まれていました。

人と同じものを食べる豚?!_2

「売れ残りや食べ残し」と聞いた印象ではもっと時間が経ったものってイメージでしたが、ほぼ人間が食べる状態と変わらないですね。

人と同じものを食べる豚?!_3

このような野菜や穀類を、豚が食べやすいように小さくしたり、食感や食べやすさを考えて、餌として与えているとのこと。

人と同じものを食べる豚?!_4

これらの豚が食べる餌は1日60品目はあるとのことで、人以上に健康的な食事をしているということがわかりました。
餌やりだけでなく、餌の仕分けやブレンドなども、あえて手作業でやっているとのこと。
健康でおいしい豚に育て上げるためには、餌や品種も重要だけど、飼育員の方の真心が大切ということでしょうか?

人と同じものを食べる豚?!_5

そしてやはり、リサイクル型の畜産方法が画期的。
本来は廃棄される残り物を無駄にせず、逆に栄養価の高い食材を餌として活かすことで、高い品質の豚肉を生産されるスタイルに感心です。

ブログが長くなりそうなので、今回はこれぐらいにしておきますね☆
続きは、ついに豚舎の内部へ突入!
&授業で試食していただく豚丼のグルメレポートなどをお届けしたいと思います。
次回のブログもお楽しみに!!

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(もじゅ)