奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

秋は魔法使い♪

2013.10.30 | 授業info | by Staff

今年も秋が深まってきましたね。
紅葉前線も南下し始めました。
秋はまるで「魔法使い」のように、山々の木々や高原をダイナミックな色に染めていきます。
私は、銀杏の黄色も好きですが、やっぱり燃えるような赤が好きですね。
黄色から赤へのグラデーションも素敵です。
秋は、木々の様々な色に魅せられる癒しの季節です(*^_^*)
奈良公園の紅葉の見頃は、11月中旬から下旬でしょうか。

さてさて、11月24日(日)の授業のひとつ「庭師、という仕事のおはなし ~庭づくりの醍醐味と厳しさ~」は、そんな紅葉が気になる「名勝 依水園」で行います。

秋は魔法使い♪_1

先生にお迎えするのは、2002年から依水園のお庭の管理を担当されている、庭職人の牧岡一生さん。
牧岡さんは、国内はもちろん、海外でも作庭の仕事で活躍されているんです。
授業では、依水園のお庭の隅々まで知り尽くしている牧岡さんに、庭師の仕事の奥深さをお聞きし、お庭の鑑賞の仕方も学びます。
当日は、依水園のお庭を一緒にめぐり、見どころポイントなんかもお聞しますよ。

ところで、みなさんは依水園がどちらにあるかご存知ですか?

場所は、奈良らしい風情を残す奈良市の水門町に位置します。
近鉄奈良駅から緩やかな上り勾配の登大路を進むと、左手に奈良県庁があり、その先の「県庁東」交差点を左折します。

秋は魔法使い♪_2

次に、最初の交差点「登大路町」で右に折れて、風情ある路地を進めば・・・

秋は魔法使い♪_3

突き当たりが「依水園」です。

秋は魔法使い♪_4

近鉄奈良駅から、ゆっくり歩いても15分ほどで到着できますよ。

お庭は、東大寺南大門や若草山・春日山などを借景とした景色が素敵です♪
この借景が、いにしえの時代から変わらぬ風景かと思うと・・・悠久の時を感じてしまいます。
光る苔、小川のせせらぎや木立を吹き抜ける風、ゆったりと時間が流れています。

秋は魔法使い♪_5

そんな和みの庭を生み出す庭師の、丁寧な仕事と心根に近づきたいですね。
それでは、11月!
依水園に素晴らしい色の魔法がかかりますように!!

お申込お待ちしています。

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/15903

(蕗)

寺ガール・寺ボーイになろう

2013.10.29 | 授業info | by Staff

質問です。
Q.昔のお坊さんで知っている方を何人か思い浮かべてみてください。

何人ものお坊さんのお名前が浮かんできましたよね。
きっと、そのなかに鑑真さんのお名前が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。

鑑真さんと言えば!
今から1250年以上前、幾多の困難を乗り越えて唐から日本に渡り、お亡くなりになるまでのわずか10年という短い時間のなかで、仏の教え、薬品・食料品(一説には砂糖や味噌、そして素麺の由来となる索餅)、経典など、当時の日本にはなかった貴重なものを
日本に伝えてくれたのでした。

わずか10年。たった10年なんです。
その10年の生き方で、1250年の時を超えて、今も多くの方に「鑑真さん」と呼ばれ慕われている・・・。
それって、めちゃくちゃすごいことですよね!

それに、もし鑑真さんが日本に来日していなければ、夏の風物詩「流し素麺」の元となる素麺が伝わらなかったかもしれないのです(食い気に走った!)。

寺ガール・寺ボーイになろう_3

そんな鑑真さんがお亡くなりになって、今年でちょうど1250年。
11月24日(日)の授業「鑑真和上が伝えたコト、モノ ~唐招提寺で学ぶお寺の愉しみ~」では、その大事な年に、ここ唐招提寺で、執事の石田太一さんより「鑑真さんの伝えたコト・モノ」について学びます。

寺ガール・寺ボーイになろう_1

鑑真さんのお話を伺った後は、石田執事に境内を案内していただきながら、僧侶ならではのお寺の楽しみ方についても学びます。
ゆっくり境内を歩いて自分だけの場所を見つけたり、ご朱印をもらったり、仏さまに手を合わせたり・・・など、仏教の世界観に浸りながら、寺ガール・寺ボーイになりませんか?

寺ガール・寺ボーイになろう_2

みなさん、ぜひお申込みください★

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/15906

*唐招提寺プチ情報*
鑑真さんが持って来た味噌と同じ製法で作られた味噌「招提味噌」は、唐招提寺の売店で買うことができます。
お土産におひとついかがですか?

(かっぱ)

ただもんじゃないぞ!『naranara』

2013.10.07 | 授業info | by Staff

バイリンガルフリーペーパー『naranara』をご存知ですか?

ただもんじゃないぞ!『naranara』_1

『naranara』は、海外からの旅行者に「奈良ならでは」の感動と魅力を紹介する、奈良の観光情報誌です。
なので、海外からの旅行者が手にするもんだと思っていたら・・・違うんです!
日本語でも訳してあります。
(英語が苦手な自分でも読めますし、英語だとこんな表現になるのかと、乏しい英語力が少しアップしている気分。)

ただもんじゃないぞ!『naranara』_2

『naranara』をめくると、奈良を代表するものも紹介されていますが、それ以上に、その地域に密着した人やモノ・コトが紹介されていて、これまでの情報誌とは一線を画したものになっています。
というのも、『naranara』は、奈良の方々と一緒につくる「顔が見える情報誌」であることを大切にしているので、お店の紹介も、その地域に住む人が登場して自分たちの言葉で紹介しているんです。

10月27日(日)の授業「奈良ならでは、を世界へ届けよう ~街の魅力をバイリンガルで発信~」では、その『naranara』の編集長を先生に迎えて、奈良を発信していく、奈良を伝えていくことの素晴らしさや、取材を通じて出会った人たちなどについてお話を伺います。

ただもんじゃないぞ!『naranara』_3

また授業では、参加されたみなさんとワークショップ「神社・仏閣以外で、こんな奈良を紹介したい」を行います。
自分が紹介したい、人におすすめしたい奈良市内の画像を用意し、どうして紹介したいのか、何がおすすめなのかを語ります。
※自分が紹介したい奈良の画像を事前にメールで送っていただき、当日、それをスクリーンに映していきます。

どんな奈良が紹介されるのか、今から楽しみです。
みなさん、ぜひお申込みください♪

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/15627

(かっぱ)