奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

すべては奈良公園の鹿たちのために

2021.07.13 | 授業info | by Staff

どうも、“よっしー”です!
みなさんは、7月下旬にあるイベントをご存じですか?
オリンピック?
いえいえ違います!
私たちが住む奈良で行われるイベントです!!
答えは・・・6月に生まれた奈良公園の子鹿の「公園デビュー」です!

6月は鹿の出産シーズンとなっていて、この時期、人と鹿とのトラブルを防ぐため、妊娠しているお母さん鹿を「鹿苑」に保護しているそうです。

すべては奈良公園の鹿たちのために

生まれた子鹿は、生後2~3週間は草むら付近で隠れて過ごす習性があるため、子鹿は鹿苑内のサイコロのようなブロックのなかで休むんだそうです。
子鹿たちが鹿苑を卒業して、広い奈良公園を走り回る姿を見るのが楽しみですね。

すべては奈良公園の鹿たちのために

そんな子鹿たちも気をつけなければならないのが、人間が落としていったゴミ。
大人の鹿でも食べてしまうのに、子鹿なら美味しそうな匂いのする飴などのビニールの包みなんかは、真っ先に食べてしまいそうですよね。
当然ですが、ビニールは消化できないので、お腹の中に溜まってしまいます。

子鹿たちはもちろん、奈良公園の鹿が安心して暮らせるようにと活動している方たちがいます。
それが7月31日(土)の授業「奈良公園ゴミゼロプロジェクトって? ~全国で話題のチャリティー活動~」で先生を務めてくださいます、「奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会」のみなさんです!

すべては奈良公園の鹿たちのために

ほぼ毎月、「奈良公園ゴミゼロウォーク」と題した清掃活動を行ったり、顔ハメパネルなどを作製したりして、奈良公園のゴミゼロをめざした啓発活動をしています。
顔ハメパネルは子鹿公開などのイベント等にも設置しているそうで、多くの方が写真を撮っているそうです。
ちなみに、この顔ハメパネルの絵を描いたのは、過去に奈良ひとまち大学で授業をしてくださった紙芝居作家の中谷有香さんなんです!
もしかしたら、授業でお会いできるかもしれませんよ!

すべては奈良公園の鹿たちのために

授業では、実行委員会の結成から現在までの話や、実行委員会が最終的にめざすものは何かといった話をお聞きします。
奈良公園にポイ捨てされるゴミをなくすにはどうしたらよいか、一緒に考えませんか。
みなさまのお申込、お待ちしております!

(よっしー)

おとなの部活

2021.07.07 | 授業info | by Staff

梅雨本番といった天気が続いている今日この頃。
ツバメが低空飛行でサッと横切るのを見かけます。
天気のことわざで「ツバメが低く飛ぶと雨」とあるのも納得です。

さて、7月25日(日)の授業「平城宮跡で眠る6万羽のツバメのこと ~ツバメのねぐら入りを見に行こう~」のブログ、第2弾です。
今回の授業の先生である、「奈良ツバメねぐら研究部」の活動について紹介します。
ブログ第1弾「平城宮跡の夏の風物詩って?」もご覧くださいね♪
https://nhmu.jp/blog/info/15801

野鳥の観察会などで顔を合わせる機会がたびたびあり、意気投合して一緒にツバメのねぐら入りの観察をするようになった奈良ツバメねぐら研究部のみなさん。
授業の打合せも兼ね、5月下旬の活動日にお邪魔しました。
こちらは全部員の集合写真。

おとなの部活

いつもこんな感じで観察なさっているそう。

おとなの部活

みなさん、とっても気さくで、観察中もいろんなことを教えてくれます。
「あれは、オオヨシキリ。『ギョギョシ、ギョギョシ』って鳴いてるでしょ。」

おとなの部活

「あっ、カッコウの鳴き声が聞こえる!!高原みたいな涼しいところにいる鳥だから珍しいんだよ」などなど。
ツバメはもちろんのこと、野鳥や自然を愛する人たちが集って、楽しみながら活動している様子。
まさしく、おとなの部活です。
ツバメのねぐら入りまでご一緒しました。
その日のねぐら入りは約50羽。
例年の同じ時期と比べるとかなり少なかったみたいですが、私にとっては初体験。
ツバメが上空をすばやく旋回し、いつしかねぐら入りする様子を見ることができて、ちょっと興奮しました。
カメラに収めようと頑張りましたが、目で追うのに精いっぱいでした。

おとなの部活

6月上旬、個人的に再チャレンジじゃ!と独りで平城宮跡へ。
すると、なんと部活中のみなさんに遭遇し、またまたご一緒しました。
今回、カメラを手に頑張った結果がこれ。
よーく見たら写ってるのがわかるかな・・・といったレベル。
しかも、ツバメだけでなく、コウモリも写ってるかも。とはいえ、私の頭上や真横から風を切って飛ぶツバメの姿に、テンションが上がりました。

おとなの部活

夕方から夜になるまでの間、平城宮跡でツバメたちを待ちながら過ごす時間は、さまざまな鳥や虫の鳴き声が聞こえ、慌ただしい日常を忘れさせてくれるひとときでした。
こんな街中近くに豊かな自然があり、動植物が共生できる場所があることを改めて体感する機会になりました。
そして、こちらは昨年夏から新たに取り組んでいる活動です。
家や職場などの近所で平城宮跡に向かうツバメを観察してもらって移動のルートを探ろうと、ツバメの情報を広く呼びかけることにしたそう。

おとなの部活

きっかけは、コロナ禍により、大人数での観察会が軒並み中止になったことだそうです。
この活動は、NPO法人バードリサーチ調査研究支援プロジェクトの2020年度支援先調査・研究プランに選定されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
「世界遺産平城宮跡で寝るツバメはどこから集まって来るのか ~6万羽のねぐら入りのルートを探る~」
https://www.bird-research.jp/1_event/aid/plan/BR-aid2020002.pdf

授業は、前半は平城宮いざない館で「座学」、後半は現地に移動して「ねぐら入りの観察」の2部構成です。
授業自体は19時で終了しますが、ねぐら入りはまだまだ続くとのこと。
お時間がある方は、先生と引き続き観察していただくことが可能です。
この授業は、ツバメのねぐら入りを通して奈良の知られざる自然に触れ、奈良の新たな魅力を体感できる絶好の機会です。
特に奈良好きのみなさんに、平城宮跡の夏の夕暮れを、ぜひ肌で味わってほしいです。
お申込み、お待ちしています。

お申込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/36023

追伸:
ツバメのねぐら入りですが、少しずつ数が増えてきたそうです。
授業当日、たくさんのツバメたちが遊びに来てくれますように。

(なさ)

ラムネ×チョコ=choco-ne(ショコネ)

2021.07.06 | 授業info | by Staff

8月1日(日)の授業「奈良らしさを詰め込んだ新感覚菓子 ~『choco-ne』が生まれたその理由~」のご案内です!

choco-neは、ラムネ菓子をチョコレートで包み込んだ新感覚ラムネスイーツ。
口に放り込むと、ゆっくりとチョコが溶けてラムネと出会います。
チョコレートは奈良県産の果物やお茶などをフレーバーにしているから、1粒で3つの味を楽しむことができる美味しいお菓子です。

ラムネ×チョコ=choco-ne

このお菓子を考案し、製造・販売しているのは、株式会社ケーツーコミュニケーションの栢森勇佑(かやもりゆうすけ)さん。
栢森さんは、大学院卒業まで奈良市で過ごし、就職で東京そして九州へ。
九州赴任時に転機が訪れたそうです。
南九州で地方創生の仕事に携わり、地域をどう盛り上げていくのかを考えるなかで、「地元で新しい価値を生み出したい」との熱い思いが生まれ、奈良に帰って来たのでした。

ラムネ×チョコ=choco-ne

奈良で起業の準備を進める過程で自分には何ができるのだろうと考え、「物を売るのが好き」「自分で創るのが好き」「両親の夢はお菓子を作って売ること」・・・それらを掛け合わせて、お菓子作りを始めることに。
「お菓子はどんな方にも幸せを届けることができる」という思いからスタートしたそうです。

この先の話は、授業でたっぷり話していただきます。
もちろん、あすかルビーや大和茶、ゆずなど、奈良の美味しいものを香りもそのままに閉じ込めたchoco-neのヒミツも・・・。

ラムネ×チョコ=choco-ne

栢森さんのこだわりはパッケージにも表れています!
奈良公園の鹿、興福寺の五重塔、月ヶ瀬の梅、大和郡山の金魚など、奈良らしいデザインが採用されていて、かわいいんです!!
引き出し型になっていて食べた後は小物入れとしても使えるので、いつでも奈良を感じることができます。
公民館の職員が「このパッケージかわいすぎ!買いたくなってしまう!!ずるいわぁ」と言うくらい、かわいい。
何回も言います、「かわいいんです!!!」。

ラムネ×チョコ=choco-ne

ということで、“かっぱ”の職場でも職員に人気のchoco-ne。
*ちょこっとしたお土産にいいんだよね。
*季節の味もあって楽しい。
*ビジュアルがかわいい。
*いろいろな味を楽しむことができる。私は全部食べたことあるよ。
*デザインもかわいいし、いろいろ選べるから楽しい。
など、職員の心をわしづかみ!

美味しくてかわいいお菓子を作った栢森さんのストーリー。
奈良の「ええもん」をいっぱい閉じ込めた新しい奈良のお菓子に、これからも大注目です。
みなさん、ぜひお申し込みくださいね!
お待ちしています。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36036

(かっぱ)