奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

想像以上でした

2021.07.25 | 授業 | by Staff

今回スタッフとして参加した授業は、「平城宮跡で眠る6万羽のツバメのこと ~ツバメのねぐら入りを見に行こう~」です。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「意外と知らないツバメの暮らし」
http://nhmu.jp/report/36211

結果から言うと、私はこの授業が終わった後に泣いてしまいました。

たくさんのツバメがねぐらに帰ってくる瞬間を見れた感動、夕日の美しさなどいろいろな要因はありましたが、やはりツバメのいい写真が撮れなかったことが大きいでしょう。

想像以上でした

「他のことはどうでもいいからツバメをしっかり撮りなさい」と言われていたので、どのように撮影すればよいかイメージトレーニングを重ねに重ねて準備万端で当日を迎えたのですが、実際のツバメは私の想像をはるかに超えたスピードと動きだったのです。

イメージトレーニングではツバメの表情までも鮮明に写すことにたびたび成功していました。
こんなに簡単に撮ってしまってもいいのだろうか?と、よく思ったものです。

しかし、本番ではツバメの表情どころか姿すら捉えることができませんでした。

想像以上でした

教室(平城宮跡)の隅っこで「あーでもない、こーでもない」とファインダーを覗き、ひたすらシャッターを切っていたのですが、あっという間に真っ暗になってしまい授業も終了してしまいました。

想像以上でした

学生のみなさんは、先生ご持参のスコープですごく鮮明に見ることができたみたいですね。
あとから画像を見せてもらいましたが、葦で休んでいるツバメが大きく明るくハッキリ見ることができました。
素晴らしい!

想像以上でした

この授業では今まで知らなかったツバメの生態を知ることができたので、夕方にツバメが飛んでいるのを見るたびに「君はどこに帰るんだい?あっちに向かって飛んでいるからあそこに行くんだね!」と思わずつぶやいてしまいます。
ツバメがとても身近な存在に感じられるようになりました。
先生ありがとうございました!

(じーあん)

自分たちの暮らしに合う住まいを

2021.07.21 | 授業info | by Staff

自分が毎日生活する家。
そこが快適で、楽しくて、希望にあふれている場所だといいな。
誰もがそんな風に考えて、家を建てたり選んだりするでしょう。
自分たちの暮らしに合う住まいを究極に考えて創られた集合住宅が、奈良市朱雀にあります。
「つなねコーポラティブ住宅」です。
コーポラティブ住宅って、あまりなじみがないかもしれませんが、家を建てる仲間が集まって、業者ではなく自分たちで住空間を設計して創る住まいのことだそうです。

自分たちの暮らしに合う住まいを

つなねコーポラティブ住宅のある朱雀地区は、平城ニュータウンのなかにあります。
「コーポラティブ住宅創りません?」
「つなね」の構想は、そんな立ち話から始まったそうです。
ある団地の同じ棟にお住まいの2つの家族が新しい住まいを探していたところから、物語は始まります。
8月28日(土)の授業「みんなでつくる、コーポラティブ住宅 ~奈良のあたらしい『家』のかたち~」では、この「つなね物語」にみなさんをご招待します。

自分たちの暮らしに合う住まいを

イチ(ゼロ?)から家を創るって本当に大変だろうなと思います。
でも、そのお話をされている時のつなねの住人のみなさんは、とても楽しそうでした。
「どこに家を建てようか」から始まって、「どんな外観にしようか」など、ありとあらゆることを話し合ったそうです。
考えたのは建物だけではありません。
理想の暮らし方について、とことん話し合った末にできたのが「つなね」だそうです。
中庭には住民自ら木を植え、植物の種を蒔いたそうです。
20年前のことも、それから今までに起きた様々なトピックスについても、ついこの間のようにイキイキと話してくださいました。
つなねのモットーは「ついて離れる」だそう。
「つかず」ではなく「ついて」にどのような思いが込められているのでしょうか?

自分たちの暮らしに合う住まいを

今回の授業の先生は、つなねの住人である3人の方です。
コーポラティブ住宅の創り方、その後の暮らしや住人同士の交流について、お話を伺います。
そして、20年暮らしてきて見てこられた街の移り変わりについてもお話しいただきます。

これから家を建てようか探そうかという方や、まちづくりに興味のある方の参考になればいいな~。
そんな思いでこの授業を開催します。
住宅の名前の「つなね」ってどういう意味か、気になりませんか?
答えはぜひ授業で・・・。
みなさん、ぜひお申込ください。

申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/36136

(たかねぇ)

こんなにあったかい工務店が奈良にある!

2021.07.18 | 授業info | by Staff

8月29日(日)の授業「奈良の『古き良き』を引き継ぐ ~リフォームに思いをこめて~」のご案内です。

私が今回の授業の先生である松谷亮平さんと初めてお会いしたのは、2年前のことです。
勤務する公民館でDIY講座を企画したとき、講師をお願いしたことがきっかけでした。
もともと他の公民館で親子対象のDIY講座をされていたことを知り、声をかけさせていただいたのです。

こんなにあったかい工務店が奈良にある

第一印象から、すごく話がしやすく、聞いてもらいやすく、講座の打合せはそこそこに、松谷さんのお仕事の話や住んでおられる地域での活動の話など、調子に乗って長時間お話しさせていただきました。(^-^;
私自身、建築関係のお仕事について話を聞く機会はなかったし、自分が日頃関わることがない世界のお話って、特に興味が沸くものじゃないでしょうか?

こんなにあったかい工務店が奈良にある

そして、このとき特に印象に残ったこんなお話がきっかけで、奈良ひとまち大学の先生をお願いすることになりました。
それは、「地域がもっと元気になるにはどうしたらいいのか」ということを考えておられること。
今、高齢化や担い手不足などで、自治会などの地域組織がどんどん衰退していく傾向にあるけど、本当にそれでいいのかということを真剣に考えておられました。

「若い人に地域活動に参加してもらうためには、どんな組織づくりをしたらいいのか」
「Zoom会議をもっと取り入れていけばいいんじゃないか」
自分がこの地で一生過ごしていくのに、地域が寂れていくのはすごく悲しい。
自分の子どもたちにもこの地域を残していきたい。
どこの地域も多かれ少なかれ高齢化・空き家問題はある。
こんな仕事をしているんだし、何か役に立つことができるんじゃないか。
指をくわえているだけでは何も変わらない。
そんな思いから、松谷さんは、ご自身の仕事を活かして地域の公民館や事務所の一室でDIY講座をしたり、地域の役を引き受けたりなど、実際に行動に移しているそうです。

こんなにあったかい工務店が奈良にある

話をしていくうちに、この思いは松谷さんの仕事への思いから派生していることなんだと感じました。
また、率直に、「こんな人が考えてくれる家や店舗っていいなぁ」と思いました。
仕事へのこだわりやリフォームに対する思いについては、授業をする前にあんまり書き過ぎるとよくないので、授業でしっかり聞いていただきたいと思います。(^-^;
きっと、私が感じた仕事から派生していった地域への思いがお分かりいただけるかと思います。

こんなにあったかい工務店が奈良にある

授業は建築事務所で行いますが、作業場の見学もさせていただきます。
「こんなにあったかい工務店が奈良にある!」「こんな人が奈良にいる!」というのを体感しに来てください!
お申込み、お待ちしています!!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36138

(おーちゃん)