奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

「きたまちといろ」に出店します!

2021.11.17 | 広報課 | by Staff

奈良は今、秋真っ盛りです。
奈良市内の各所で、さまざまなイベントが開催されています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため延期となっていたイベントも、続々と開催されています。

11月22日(月)~28日(日)の「きたまちといろ」も、今夏に予定していたイベントです。
時期の変更を余儀なくされましたが、開催されることになって良かった良かった。。。

きたまちといろの期間中は、奈良きたまち一帯でさまざまなイベントが目白押し。
「といろ」は「十色」そして、「と、色」。
きたまちを彩る色=color=個性をイメージして作られたロゴ、とってもかわいいです。

「きたまちといろ」に出店します!

奈良ひとまち大学は、「といろ市」に1日だけ出店します!!
日時は11月24日(水)10:00~17:00、場所は「奈良公園バスターミナル」の2階です。「きたまちといろ」に出店します!

といろ市は物販やワークショップが中心なのですが、私たちは展示での出店となります。
チラシと一緒にちょっとしたものをお渡しできるよう準備中なので、お楽しみに♪
奈良ひとまち大学で授業をしていただいた先生方も多数出店するので、ぜひ足を運んでくださいね。

「きたまちといろ」に出店します!

きたまちといろの個人的なおすすめは、「きたまち宵あかり」です。
11月21日の授業「シェアスペースでできること ~奈良きたまち『まほろし』の可能性~」の先生・たかはしみちよさん考案のランタンが、奈良公園バスターミナル屋上にて灯ります。

「きたまちといろ」に出店します!

※ひとまちブログ「きたまちだからできた場所」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://nhmu.jp/blog/info/16111

奈良ひとまち大学が出店する11月24日(水)はきたまち宵あかりがある日なので、ぜひ、そちらも併せてお楽しみくださいね。
みなさんのお越しをお待ちしています。

(なさ)

映えまくる秋の奈良

2021.11.14 | 授業 | by Staff

今日の授業「Nara観光コンシェルジュの奈良案内 ~とっておき『映え』スポット、教えます~」では、Nara観光コンシェルジュの松原純さんに、奈良の映えスポットを案内していただきます。
出発場所は、奈良の待ち合わせ場所の「テッパン」である「行基さんの噴水前」。
「じゃあ行基前で集合な!」は、奈良民の合言葉でございます。

映えまくる秋の奈良

そんな場所で受付の準備をします。
先生の松原さんが到着されました。
あら、軽装ですね・・・。
秋が深まり冷えを感じるなかでの外歩きだと覚悟していたため、奈良ひとまち大学と書かれた緑色のパーカーをしっかり着込んでいた私ともう1人のスタッフは、思わず顔を見合わせたのでした。

映えまくる秋の奈良

この日はきれいに晴れたので、歩いていると暑くなってきました。
さすがコンシェルジュ・・・。

さて、みなさんが揃ったので出発です。
授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「奈良のまちの歴史と紅葉散策」
http://nhmu.jp/report/36879
「Nara観光コンシェルジュの奈良案内に参加しました」
http://nhmu.jp/report/36919

行基さんの噴水前から、ひがしむき商店街に入り、興福寺へ向かう坂道を登ります。
五重塔が見える辺りで、青空講義スタート。

映えまくる秋の奈良

奈良を中心とした日本史の振り返り。
今日のために特製資料を用意いただきました。
「奈良ってほんっっとに、すごいところなんですよ!」との松原さんの熱弁に、道行く人も「なになに?」と、思わず引き込まれそうになっていました。

興福寺の南大門跡へ移動。
五重塔は来春から120年ぶりの大規模工事に入るため、見逃すとあと10年間は姿が拝めなくなります。
3月頃に桜とともに撮れるかどうか・・・!
学生のみなさんは熱心にカメラやスマホを向けていました。
三条通を渡り、どこかの門を我が家のように開けて入っていく松原さん。
「え、どこ行くんですか?」と追っていくと、「こちらも興福寺なんです!」とのこと。
どういうこと??
こちらは、菩提院。
興福寺の子院にあたります。
銀杏の黄色が美しい!
木の下にお地蔵様が並んでいて、とっても絵になる~~!!
ここで、御堂と銀杏の木を例に、映える撮り方ポイントを解説いただきました。
重要なのは、光と見方。

映えまくる秋の奈良

見せたいものに対して光がどこから当たっているか、下から見るなど普通に見ないところを撮ることなどがポイントだそうです。
Twitter担当のスタッフは、その教えを聞いて早速実践。
「あれ、どこ行った?」と思ったら、離れたところからめちゃくちゃかがんで連写していました。
負けちゃおれんと私もデジカメでいろいろ撮りましたが・・・映える写真になっているでしょうか?

その後、菊水楼の前へ。
こちらでも解説。
楠木正成と関係があるなんて知らなかった~。

映えまくる秋の奈良

さらにまっすぐ進んで、春日大社の一の鳥居を抜け、どんどん進ま・・・ず!
「右手をご覧ください!この切り株!」
景色に溶け込んでいて分からなかったのですが、説明してもらって気づきました。

映えまくる秋の奈良

ご神木の松の切り株とのことです。
見逃しがちなスポットのようで、学生のみなさんからも「何回も通っているのに気づかなかった!」との声がちらほら。

他にも・・・
おんまつりで神に舞を奉納する「芝居」の語源が感じられる場所
奈良国立博物館の建物から分かる歴史
東大寺南大門の天井の高さと仁王像の横にいる日本最古の狛犬
東大寺七重塔跡近くの桜スポット
吉城川沿いの紅葉ポイント
鹿を撮るならこの季節がベスト
・・・などなど、1つに対して1つの講座ができるくらいの濃い内容を、ギュッと凝縮して案内いただきました。
「本当はいくらでもお話ししたいですけど、そうなると1ヶ所で2時間以上は要るので・・・」だそうです。

映えまくる秋の奈良

さすがコンシェルジュ!
奈良のことを語り出すと、話題の豊富さが底無しです。

そして最終目的地である吉城園に到着。
園内は、前日に少し雨が降って湿気を含んだ苔と、落葉した紅葉が一面に広がっていて大変美しいです!

映えまくる秋の奈良

松原さん曰く、「奈良のいいところは、伝統と自然が絡んでいるところ」。
美しい自然と歴史を感じる建造物が一緒に撮れるスポットがたくさんあるのは、奈良ならでは。
観光コンシェルジュの親しみやすく分かりやすいお話で、秋の奈良を満喫することができました。

(もりぞー)

きたまちだからできた場所

2021.11.06 | 授業info | by Staff

まほろし1丁目。

きたまちだからできた場所

これは11月21日(日)の授業「シェアスペースでできること ~奈良きたまち『まほろし』の可能性~」の教室、「まほろし」のロゴです。
「まほろし1丁目」って書いてあるでしょ。

もともと「まほろし(まほろ市)」という場所は、架空の都市の名前としてさまざまな小説に登場しているらしく、そこにもかかっているそうです。

「どこでもない だれのものでもない 何にでもなれる そんな場所」というコンセプトのもとで始まった、まほろし。
企画部メンバーが普段それぞれの場所でやっていることだけにとどまらず、やってみたいと思うことを自分の好きなペースでやれる場所として、昨年初夏に誕生しました。

まほろしについては、先日UPした「ひとまちブログ」も併せてご覧くださいね。
「まほろし企画部メンバー紹介」
https://nhmu.jp/blog/info/16088

きたまちだからできた場所

奈良きたまちに縁があり、今までも自分が好きなことをやってきた4人。
みんなで企画し、相談しながら、状況に合わせて柔軟に進めているそう。
当初の予定では、「まほろし1丁目」という架空の町があって・・・とイメージを膨らませていたそうですが、コロナ禍により活動が制限され、思い描いていたような流れにはならなかったそうです。
予想外なことの連続だけど、すき間があれば空間ができる。
想定していたこととは違う新たな機能を持った形で運営しているとのことです。

先日、遊山ゲストハウスで行われた「まほろしの諸国妄想屋台」。
インスタグラムでひっそりと告知しただけなので、人が集まるかどうかもわからない状態だったそうですが、私が到着した頃には既に楽し気な雰囲気で思い思いに過ごす人たちが多数。
アジアン・マーブル特製のアジアなフードは、ほぼ完売状態でした。

きたまちだからできた場所

ミジンコブンコ閉店後に駆けつけた人見さんが早速、調理を開始したり・・・

きたまちだからできた場所

たかはしさんセレクトのシティーポップが流れたり・・・

きたまちだからできた場所

さや子さんがドリンクを作り、佐藤さんがお給仕をしたり・・・

きたまちだからできた場所

と、ゆったりとした秋の夕暮れを演出しつつ、共に楽しんでおられるように感じました。

きたまちだからできた場所

まほろし企画部のイベント力は、シェアスペースでも発揮されています。
もともとは一軒家をレンタルルームとして活用してもらう、いわゆる貸館中心に行う想定をされていたそうですが、場所を借りるだけでなく、まほろしメンバーと一緒にイベントをしたいといった要望が思いのほか多かったそうです。
今は、企画部メンバーが多少なりとも関わることで集客ができ、その結果、臨時的な収入が生まれるという形になりつつあるそう。

例えば、飲食業をやってみたいと思っても、いきなり店舗を借りて喫茶店をするのはハードルが高いけど、まほろしなら小規模でお店体験が可能だし、自分たちだけで切り盛りするのがキビシイなら、企画部がコーディネーターとして入って一緒にやることもできるそう。
また、イベントには何かやりたいけどどうしたらいいかわからない人がふらっと来て、企画部メンバーと話すなかで何かしらのヒントを得たり、アイデアを温めたりすることもあるそうですよ。

きたまちだからできた場所

授業で行う「架空店長ワークショップ」では、「まほろしで何かやるなら、どんなことができるかな?」を考えてみたいと思っています。
せっかくなので、屋号も考えます。
それをみんなで発表して、ワイワイお話しできたらと考えています。
あなたのアイデアに企画部メンバーが助言してくれるかも。
あくまでも架空なので、気軽に楽しんでもらえたらと思います。

あと、お土産は企画部メンバーの得意分野が詰まった内容になりそうです。
美味しくてスパイシーな感じになる予定ですので、楽しみにしていてください。

奈良きたまちは、観光する場というだけでなく暮らしの場でもあって、きたまちが好きな常連さんが足しげく通う場かもしれません。
そんなきたまちに誕生したまほろしは、知名度ではまだまだかもしれませんが、ここでのイベントを気に入って常にチェックしてくれている人、この場所が好きだと言ってくれる人が、ちょっとずつ増えている実感があるそうです。
きたまちののんびりした時間が好きな人ならきっと居心地がよい場所=まほろしのことを、ぜひみなさんに知ってもらいたいです。
たくさんの方のお申込み、お待ちしています。

お申込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/36521

おまけ

8月末に開催される予定だった「きたまちといろ」が延期となり、11月22日(月)~28日(日)に開催されることになりました。
県庁バスターミナル屋上を彩る「きたまち宵あかり」のランタンも、ここでたくさん誕生したんですよ。

きたまちだからできた場所

私もランタンボランティアとして1個作りました。
こんな形でイベントに関わらせてもらえると、「会期中に絶対に行かねば!!」と思ってしまうのは私だけではないはず。

きたまちだからできた場所

期間中、「まほろし」でも複数イベントがあるみたいなので、チェックしてみてくださいね。

(なさ)