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ひとまち大学のスタッフが、授業準備の奮闘っぷりや奈良のアレコレをお届けします。
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  • 奈良の魅力について語るひととき

    今回、「奈良ひとまち大学」に初めてスタッフとして参加させていただきました。

    今日の授業は「そのままで映画的なまち、奈良~新進映画監督が見る風景と人~」、場所は「古書喫茶ちちろ」さん。

    奈良の魅力について語るひととき_1

    玄関を入って、とても懐かしい感覚と匂いに、一度に気持ちが和みました。
    さらにご主人の うだしげきさんが、人懐っこい笑顔で迎えてくださいました。

    奈良の魅力について語るひととき_2今回、先生を務めてくださったのが、奈良県出身の映画監督 戸田彬弘さん。
    なんといってもイケメン監督ですので、私の頭の上はハートマークが飛んでおりました。
    「役得だなぁ~」(*^.^*)

    20人の学生のみなさんは一人も欠席されることなく、書架に囲まれこたつを連ねた教室は満杯でしたが、その分お隣同士の距離が近く、授業開始までの時間は和気あいあい、さらにみなさんの体温で暖かくなっておりました。

    担当スタッフが授業を進めていくと、途中、コーヒーのミル音が声を消してしまい、中断。これもご愛嬌ですね。

    奈良の魅力について語るひととき_3

    コーヒーの香りが漂うなか、みなさんの自己紹介、戸田さんの映画についての話。
    そして、「どうしてこの授業に参加したの?」という戸田さんからの質問に、こたつ単位でグループ討議し、また戸田さんからはその思いを受けてお話くださり、みなさん真剣な表情でお話に聞き入っておられました。
    戸田さんが、奈良の魅力について、今の若者に感じることや伝えたいこと、映画を撮り続ける難しさ、表現することの大切さを熱く語られ、またみなさんが感じていることを共有する時間となりました。

    奈良の魅力について語るひととき_4

    学生のみなさんは奈良出身の方・県外出身の方など様々ですが、共通して言えることは、みなさん奈良が大好きで、いいところも悪いところも、「こんな風になればいいのに」とか「変わってほしくない」とか、それぞれ奈良に対して大切な思いをもっていらっしゃるということです。
    これについては、奈良出身の私もえらく感動いたしました。

    授業終了後も話は尽きない感じで、メールアドレスの交換をされている人がいたり、以前からお知り合いのようなお話し振りをされている方に声をかけたら、「小学校の同級生なんです。初めは分からなかったんだけど、小学校以来で再会しました」と二人楽しそうに出ていかれました。こんなこともあるのね。

    今回、このような懐かしさを感じる場所で奈良を・人を見つめなおす、良い機会だったと思います。
    みなさんとこのような時間を共有する機会をいただけて、私自身も感謝です。

    (さとちん)

    「ヒトはシカの天敵、それとも親友!?」の授業を終えて

    「奈良の鹿」は、1957年9月18日に「天然記念物」として「地域を定めず指定」されたもので、概ね奈良公園一円の鹿のことです。文化財保護法により、故意に殺傷すれば5年以下の懲役・30万円以下の罰金が科せられます。
    街なかで「天然記念物」が闊歩しているというのは、なかなか爽快ですね。

    現在の鹿の数は1,096頭。
    雄197頭・雌713頭・子鹿186頭(2010年7月15日・16日の頭数調査)で、圧倒的に雌が多いようです。

    鹿の死亡要因は、「疾病→交通事故→その他」の順で、鹿の交通事故は、秋から冬に掛けての発情期、雄鹿から逃れた雌鹿が道路に飛び出し車に轢かれることが最も多く、次に、雌鹿の後で飛び出した子鹿が轢かれる場合が多いようです。その他では、消化できないビニールなどを食べて死亡する鹿もいます。
    この事実を見ると、人間は十分に鹿の天敵だと思えます。

    「ヒトはシカの天敵、それとも親友!?」の授業を終えて_1

    「鹿と人間の共生」を考えると、「鹿の角切り」がやはり必要かと思います。
    鹿の角切りは、寛文12年に奈良奉行所となった溝口信勝によって始められています。
    奈良が都市として発展し、鹿に突かれて傷を受ける町人が多くなることで、鹿の角切りが主張されます。
    興福寺は当初、鹿を捉え角が落ちるまで囲うことを主張し実践したところ、囲われた鹿の死傷事故が多く、やむを得ず「角切り」に同意しています。
    現在、鹿の角切りは鹿苑での年中行事として行われ、奈良の鹿愛護会の収入源の一つとなっています。
    奈良の鹿愛護会 職員の職務内容を伺うと、なかなか大変なもので、傷ついた鹿の保護・死亡した鹿の処分など、重労働です。かなり根性を入れないと、好きだけでできる仕事ではありません。

    奈良人にとって「普通」に感じている奈良公園ですが、実は「鹿・芝・糞虫・人」の共生空間です。
    鹿が日本芝などの植物を食べることで景観が保持され、鹿の糞がルリセンチコガネなどの糞虫により分解され日本芝の養分となるという生態系が、奈良公園では成立しています。
    こうした奈良公園に観光客が来て、世界でも珍しい野生動物と人間との交流が生まれています。
    鹿たちは、「鹿せんべい」をおやつとして観光客から貰い、観光客は鹿との素敵な付き合いを楽しんでいます。
    この関係性は、今後も守り続けたい奈良の宝ですね。
    キーストーンは言わずもがな「鹿」です。従って、鹿を守り続ける奈良の鹿愛護会の役割は非常に重要なものがあると、今回の授業を通じて強くそう思いました。

    「ヒトはシカの天敵、それとも親友!?」の授業を終えて_2

    (浪鹿)

    デジタル紙芝居で奈良を紹介!

    今日の授業は、「最先端のデジタル技術で奈良が変身! ~写真を映像にするDST 入門~」。
    DST(デジタル・ストーリー・テリング)については、打合せブログ「DSTとは何ぞや!? 」に詳しく書いていますが、
    私のざっくりとした理解は「自作デジタル紙芝居」です。間違ってはいない・・・はず!

    教室は高の原の近く、ならやま大通り沿いにある奈良大学。
    いつも通りに“のぼり”や案内掲示を準備するのですが、
    今日はありがたいことに奈良大学の学生さんが準備を手伝ってくださって、とってもスムーズに準備できました。

    デジタル紙芝居で奈良を紹介!_1

    受付が済んで、いよいよ授業開始。
    まずはスタッフからのご挨拶のあと、松川先生からの自己紹介と、補助を担当していただく奈良大学の学生のみなさんの紹介、DSTについての説明がありました。

    デジタル紙芝居で奈良を紹介!_2

    その後、ひとまち大学の学生の自己紹介。
    みなさんのお話を聴くと、撮りためた写真の活用方法のひとつとしてDSTに興味をもち、参加されたみたいです。

    自己紹介の後、まずは奈良大学の学生さんが作られたDST作品を鑑賞しました。
    イメージを掴んだところで、自分の作品のストーリーを形作るナレーションの原稿作りをしました。
    自分の思いを言葉と映像で表すために、みなさんそれぞれに頭を悩ませていました。
    その後、各自で持ってきた写真の取り込みを行い、本格的な作業に入ります。

    取り込んだ写真のうち、使いたい写真を編集ソフトの時間軸上に順番に配置。その後写真の繋ぎ部分の視覚効果を指定して、映像を作ります。
    奈良大学の学生のみなさんが、技術的な要望にも対応方法を個別に指導してくださり、だんだんと形ができあがっていきます。

    デジタル紙芝居で奈良を紹介!_3

    集中していると時間もすぐに経ってしまい、午前中はあっという間に過ぎていきました。
    お昼休みをはさんで、いよいよナレーションの録音です。
    みなさん1人ずつ、別々の部屋に分かれて録音。
    ヘッドフォンをし、何度もとり直しながら、真剣に録音されていました。

    デジタル紙芝居で奈良を紹介!_4

    最後に映像と録音したナレーションを合わせて完成です。

    できあがった作品を、順番に鑑賞しました。みなさん力作ぞろいで、感動しました!
    何より、朝の10時から夕方までの長丁場にもかかわらず、みなさん本当に楽しんで作っておられたのが伝わり、スタッフとしても良かったと思える授業でした。

    (うに)

    HatakeWorksさんが、授業で制作した作品と授業のことををブログで紹介してくださっています!ぜひご覧ください。
    http://hatakeworks.blogspot.jp/2011/01/blog-post_25.html
    http://hatakeworks.blogspot.jp/2011/01/blog-post_27.html